国際宇宙ステーションから Jeff Williams 飛行士が撮影した夕刻の地球の写真。 flic.kr/p/Hi9AcJ 雲の合間で夕日を受けた海面が光っており、雲の影もできている。一見地味な感じの写真だが、独特の美しさを持つため、NASAのジョンソン宇宙センターが公開した画像の中でも特に人気が高い。
地球上の重力加速度は一般に9.8m/s^2とされているが、場所による差がある。その状況を2002年に打ち上げられたGRACE衛星が観測した結果を示したアニメーション。 bit.ly/3BRK4pU 赤は一般的な値よりも重力加速度が大きく、青は小さい。色と数値との対応を示した画像 bit.ly/3l3FZZ6
動物が防衛などの目的で体の色や形を周囲の物に似せている擬態の写真を13枚集めたページ。 flic.kr/y/cenFGy 1枚目はマレーシアで地元の Wohin Auswandern 氏が撮影したバロン蝶の幼虫の写真で、緑色のマンゴーの葉と見事に同化している。他の事例も興味深く、居場所がすぐにわからないものも。
イタリア・トスカーナ州北部のカッラーラ採石場は、きわめて質の高い大理石を生産している場所。古くから知られており、ミケランジェロのダビデ像やローマのパンテオンといった多数の著名な彫刻や建築物が、ここの石で作られている。採石場の紹介動画 via @BusinessInsider
将来、小惑星が地球に衝突するリスクを考慮し、小惑星に探査機を意図的にぶつけて進行方向を変える実験が約半日後に行われる。NASAが昨年11月に打ち上げた探査機が、地球近傍の小惑星であるディモルフォスに時速約24000kmで衝突。小さな探査機の効果に注目。 via @NASA_LSP
アルバニア南部にある「青い目」と呼ばれる泉の写真二つ。 bit.ly/3bgcP3p bit.ly/32KoXps 水が紺色に見える理由は、水が湧き出す穴が縦に細長いためで、深さは50m以上とされる。地質は石灰岩で、穴はカルスト作用でできたものだが、水の色がここまで紺色になるのは珍しいと思う。
ロシア西部のウラジーミル州にある隕石の落下で形成されたクレーターの空撮写真。 bit.ly/3g8zz9u 円形の凹地の内部は複数の池を含む湿地になっているが、水面の分布がつくるパターンがスマイル・マークと似ており、微笑ましい自然の造形になっている。撮影者は Ted.ns 氏。
夜光虫によって青く光っている海と天の川を含む星空が組み合わさった幻想的な写真の例2枚。米国カリフォルニア州で Jay Huang 氏が撮影 flic.kr/p/2jhmh9r 豪州タスマニア島で Andrew Wallace 氏が撮影 flic.kr/p/XmwLEn いずれも波により大きく乱れている部分の水が青く光っている。
米国モンタナ州のグレーシャー国立公園の湖で撮影された空中に浮かんでいるように見える人の写真2枚。 bit.ly/3eUVQ7i bit.ly/2MzRgiZ 水が澄んでいて水深が浅い場所で、水底にできる影の効果によって生じる錯覚。撮影者は米国の Travis Burke 氏で、左の写真はコンテストにも入選。
#音楽 スコットランドのフィドル奏者のダンカン・チズム氏が、落差46mのプロッダ滝の前で演奏をしている場面の動画。滝の水の音と弦の音色が融合し、独特な魅力を生んでいる。曲は現代版のスコットランド民謡を作曲しているドナ・ヘナシー氏の作品。 via @DuncanWChisholm
「都市の森林」と称された30階建ての建築の設計を紹介した記事。 bit.ly/3hf68Ae オーストラリアのブリスベン市に建てる計画がある382戸の集合住宅で、設計者は同国で活動している日本人建築家の高田浩一氏。約千本の木と数万本の草を含み、法令と技術が許す範囲で最大限の緑化を試みたもの。
フィンランド南東部のユニークな岩の写真。 bit.ly/3q5l8VE 現地ではクマキビと呼ばれ、奇妙な岩を意味する。氷河が遠方から運んだために基盤岩とは地質が異なる「迷子石」であり、突出した石の上に載っている「バランスド・ロック」でもある。撮影者は Kotivalo 氏で、白いイヌがスケール。
内部の空洞に水が入っているメノウの小石を撮影した動画。スマホのライトにより、空洞の中の水と気体がわかりやすくなっている。この種の水の年代は石の形成時に遡るとは限らず、微小な細孔を通じて後から入ることもあるが、ある程度は古い場合が多い。 via @mycrystalearth
2千年前頃に地中海地域で使われていた20面体のサイコロの画像。整形した石にギリシャ文字のアルファベットが彫られている。神託が柱に刻まれた公共の建物で投げ、出た文字に対応する内容を読んだと指摘されている。画像は米国メトロポリタン美術館 metmuseum.org によるパブリックドメイン。
冬季に凍結したロシア・バイカル湖の湖面を撮影した写真集。 flic.kr/s/aHskqJDJzu 昼と夜の温度差による氷の収縮などにより、氷に割れ目が入ったり、一部が立ち上がったりしている。そこに時刻や天候が異なる空の状態が組み合わさった多様な風景が印象的。撮影者は同国の Sergey Pesterev 氏。
昨年9月にインド北部の山地で発生した斜面崩壊を前兆現象から撮影した動画。道路の脇の斜面から砂礫が細い滝のように落ちており、一度弱まったが再び始まり、その後に崩壊が発生。日本でも斜面から継続的に落ちる砂や小石は、崩壊の前兆の一つとされている。 via @ShivAroor
多数の打ち上げ花火が次々と開く様子を、ドローンですぐ近くから撮影した動画。通常とは違う角度から見る花火が圧巻。背後に都市の夜景が見える点も良い。場所は米国フロリダ州南東部のウェスト・パーム・ビーチ市で、2017年の独立記念日に撮影されたもの。via @thenextweb
水に白い花が浮かんでいるように見えるが、実際には孵化しつつあるタコの卵を撮影した動画。卵は全部で10個と思われ、動画の開始時点で四つはすでに孵化した後で、さらに一つが孵化する場面を紹介。小さなタコが卵から出ると、色が急に変わる様子も興味深い。 via @VAAquarium
21世紀には世界の緑地面積が徐々に増えており、特に中国とインドでの植林が貢献。パキスタン政府も2014年から「100億本の木の津波」という植林事業を実施。同事業で植林を行った場所の2019年と2020年の風景を比べた動画。気温の高さもあり短期で見事に緑化。 via @aminattock
アラスカで撮影された上空に広がるオーロラと低空で立ち並ぶ光柱を含む夜景写真。 flic.kr/p/SXm5ke 光柱は寒冷地の大気中にある氷の粒が地表の灯りを反射して生じる縦に長い光。オーロラとの組み合わせは珍しく、この写真では木のシルエットとも組み合わさっている。撮影者は frostnip907 氏。
北米に約2500万年前頃に生息していたビーバーの一種は、らせん状の穴を地中に掘った。その穴が別の固結しやすい土で埋まったために、穴の形の化石として残った事例の写真2つ。19世紀末頃の米国ネブラスカ州での発見 bit.ly/3i1ktGF inazakira 氏撮影の博物館での展示 bit.ly/3GlW3kx
アイスランドの海岸で撮影されたオーロラのタイムラプス動画。海岸線から少し沖側に、海面から突き出た小さな岩がある。それを含む構図が効果的で、岩からオーロラが発生しているような雰囲気になる場面がある。緑の光が海面で反射する様子も印象的。 via @whereisweatherb
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影し、NASAが公開している二つの星雲が斜めに重なり合っているように見える画像。 flic.kr/p/2nibwpy 実際には二つの星雲は非常に離れた場所にあるが、望遠鏡からの視線ではほぼ同じ方向にあるため、このような見かけになる。天文学ではこの現象を「合」(ごう)と呼ぶ。
米国ノースカロライナ州で撮影された、凍結した沼の中で呼吸のために口だけを出しているワニの動画。当地のワニは水温が4℃くらいまでは活動的だが、それより下がると活動が鈍る。しかし水面が凍結しても、冬眠のような状況で静止して生き続けることができる。 via @CBSNews
今年2月に中国吉林省の北西部で撮影された凍結した湖の動画。氷の表層部に多数の白い球形が見られ、気泡と字幕に記されている。湖底から上昇したメタンガスの影響で氷の中に気泡が並ぶことがあるが、通常は円盤状になる。このように多数の球形が並んだ状況は珍しい。 via @NPR