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高度約10500mを飛行しているボーイング747が作る飛行機雲を、さらに高い場所を飛ぶ飛行機から撮影した動画。4つのエンジンが発する排気ガスに含まれる水分が、低温により凍結して雲を形成。凍結までの短かい時間を反映し、雲と機体が少しだけ離れている。 via @ilove_aviation
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インドの食に関する二つの興味深い地図。左はベジタリアンの比率、右は主食としての麦と米の比率の分布。北西側では麦+野菜、南東側では米+魚・肉が明瞭。気候や地形と対応した農業と漁業の特徴や、宗教・文化の影響などが理由と思われる。インドが一言では語れない複雑な国であることを示す例。 twitter.com/Raykris1/statu…
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ギリシャの首都アテネを含む地域で多量の降雪があった。同市の象徴であるアクロポリス遺跡の様子を含むドローンの映像。同国では標高の高い地域や北部では、冬に雪が降るのが普通だが、南部に位置し標高も低いアテネでの大雪は、かなり珍しいとのこと。 via @SkyNews
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「海は芸術」と題された魅惑的な動画。海面付近や海中から波を撮影しているオーストラリアの Ryan Pernofski 氏が、さまざまな機会に撮った映像を2分19秒にまとめたもの。太陽が低い位置にある朝や夕方に撮影し、色付いた水や空をとらえている場面が多い。 via @RyanPernofski
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世界の海底にある光ケーブルのネットワークの概要を示した興味深いアニメーション。 submarinecablemap.com のデータを米国の @tylermorganwall 氏が可視化。海底ケーブルは衛星通信とともにインターネットや国際電話通信の基幹で、1840年代の実験線の敷設から発展してきた。
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明治時代の浮世絵師である小林清親が1880年頃に制作した「御茶ノ水のホタル」と題された版画の画像。 bit.ly/3LnLLj3 神田川がホタルの名所だった時代の状況を伝える作品。御茶ノ水の神田川は17世紀に人工開削された谷を流れているが、19世紀には側壁が密な植生に覆われていたこともわかる。
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超高層での放電で生じる赤い光(レッドスプライト)を撮影している米国オクラホマ州の Paul Smith 氏の写真を紹介した記事。 bit.ly/300m9Ez 雷雨の上方で生じやすいといった点を考慮し、北米各地を移動して撮影。より多数の作品を閲覧できる彼のフェイスブック bit.ly/32UUgQd
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英国ペナイン山脈南部のピーク・ディストリクト国立公園で、寓話のようなブロッケン現象の写真が最近撮影された。紹介記事 bit.ly/2OZmpxU 撮影者は地元の Lee Howdle 氏で、ハイキングの途中に雲に投影された自分の影と虹のような光の輪を発見。記事では写真の風景を「空中の天使」と形容。
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米国ミシガン州の芸術家の David Zinn 氏は、路上にチョークで描いた愛らしく機知に富むイラストで知られている。下の彼のツイートの例では、敷石と雑草を活用してウサギのバレリーナを描いている。人気が高い彼のインスタグラム instagram.com/davidzinn/ では、千五百点以上の作品を閲覧できる。 twitter.com/davidzinn_art/…
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西ガーツ山脈はインド・デカン高原の西縁に沿う長さ約1600kmの山地で、アラビア海に向かって急傾斜で下る斜面と、モンスーンの多雨を反映した緑の植生が特色。その急斜面の脇で雨の日に撮影された動画。崖からの落水が下からの風で吹き上がる様子が圧巻。 via @TheWesternGhat
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グーグル社が1980年代中期以降の世界各地の変化を示す動画を複数の衛星画像から作成し、多数を無償で公開。 bit.ly/3gfKJtI 提供者として Google Earth Timelapse を明記することにより商用を含めて自由に利用可能。下は大阪の例。海岸の埋め立て地の拡大などを鳥瞰によりわかりやすく表示。
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夕刻に撮影されたアルパカの群れの幻想的な動画。場所はニュージーランド南島のクライストチャーチの南東にあるバンクス半島で、観光客がアルパカと触れあうことができる農場。背後の入り江を含む地形は、盾状火山が長期間侵食を受けて形成されたもの。 via @JustTraveI
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米国ジョージア州のアトランタ市で数日前に撮影された夕日に照らされた空の動画。気象学者の Stu Ostro 氏が同市の東方で発生した嵐をドローンで撮影した際に、機体を回転させて西方も撮影して得た映像。嵐の近くで生じた複雑な形の雲が芸術的に色づいている。 via @StuOstro
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土星探査機のカッシーニが撮影した土星の3つの衛星が同時に写っている画像。 go.nasa.gov/3GY541A 細い三日月状の衛星は、大きい方から順にタイタン、レア、ミマス。地球の恒久的な衛星は月しかないが、土星には80個以上の衛星がある。このため、月が複数含まれるような夜空も見ることができる。
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米国ルイジアナ州のメキシコ湾岸で現地時間の8月20日に撮影された、6本の水上竜巻が近接して生じている動画。水上竜巻はウォータースパウトとも呼ばれ、亜熱帯の海上などでしばしば観察される現象だが、明瞭なものが6本も集まって見られる例は珍しい。 via @FOX13News
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今月18日に国際宇宙ステーションから撮影されたスカンジナビア半島北部の上空に広がるオーロラの写真。flic.kr/p/2kuCAg1 NASAのジョンソン宇宙センターが提供。左側の陸地はスウェーデン、右側はフィンランドで、間にボスニア湾とバルト海が見えている。陸地の夜景とオーロラの見事なコラボ。
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フランス人宇宙飛行士の Thomas Pesquet 氏が国際宇宙ステーションから撮影したヨーロッパ付近の夜景の映像。登場する場所は北イタリア~スイス~南フランス(2回)、北フランス~英南部、イタリア中~南部、ナイル川下流部、およびズームインしたパリ。 via @Thom_astro
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NASAの火星探査車のパーサヴィアランスが最近撮影した日食の動画。火星には月が二つあるが、その一つのフォボスが太陽と火星の間を通過。金環日食だが地球でみられる日食よりも環が太く、実際の継続時間も40秒強と短い。フォボスの不規則な形状もわかる。 via @NASAPersevere
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カナダ・バンクーバー市のグリーンインフラを意識した設計が行われた地区で雨の日に撮影された動画。道路の車道と歩道もしくは自転車道の間に、雨水を導く空間があり、そこで地下への水の浸透を促している。今後の植生の生育も目指しているように見える。 via @JordanVegBike
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2007年に地球に接近したマックノート彗星を、南米チリにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)の施設から撮影した写真。 bit.ly/3l5Iv0Z 彗星から放出された塵(ダスト)は背後に光る筋を作るが、この例では筋が複数の縞になって扇形に広がった様子が見事。撮影者は ESO の Sebastian Deiries 氏。
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世界の30平方キロごとの人口密度の分布を回転する地球儀で示した動画。暖色ほど高密度で、陸地であっても人がいない砂漠、寒冷地、熱帯雨林などは海と同様に灰色。逆にカリブの島々などは普通の地図よりも連続的。米国の Tyler Morgan-Wall 氏が作成。 via @tylermorganwall
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イラン中部のイスファハンで17世紀に建造されたシャー・モスクは、ペルシャ建築の最高峰の一つ。その入り口の一部を Farzan95 氏が撮影した写真。 bit.ly/3bx5tcs 精細かつ均整が非常にとれていて、CGのようにも見えるが、遠方からの写真で歴史的建築物と確認可能。 bit.ly/2P1rzfs
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トルコ南東部のシリア国境付近にあるマルディン市で、新たに整備されたカーペットを模した通りの写真。 bit.ly/3i4LR19 色が異なる敷石を活用している。カーペットで有名な国のため、同じような通りが他にもあるそうだが、規模はこれが最大とのこと。同市の写真家の Ridvan Acar 氏が撮影。
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1500~1900年にアフリカから送られた黒人奴隷の行き先を示した地図。 bit.ly/2YnYBZL 矢印が太いほど人数が多い。黒人奴隷というと米国のイメージが強いが、人数的には中南米の方がはるかに多い。一方、中南米では人種間の混血が早く進んだなどの理由で、人種差別が相対的に弱い傾向がある。