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中国・内モンゴル自治区の中部のシリンゴル地域で撮影された移動する馬の群れの動画。モンゴル族の牧畜民が馬を飼育している地域で、数頭の馬に乗っている人が他の馬を制御している場面と思われる。密集した集団で駆け回る多数の馬の様子が壮観。 via @PDChina
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フランス南西部のテュック・ドドゥベール洞窟には、氷河時代末期の14,000年前頃に古代人が制作した芸術作品が残されている。特に粘土で作った二体のヨーロッパ・バイソンの像は保存状態も良く見事。古代人が洞窟に残した芸術としては壁画が有名だが、優れた三次元の像も制作していたことに驚かされる。 twitter.com/Jamie_Woodward…
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メノウは火成岩や堆積岩の中にできた空洞に、石英が層状に沈殿して生じた鉱物の変種。美しいものを含む様々な模様を呈するが、その様子は、石を割ってみた後に初めてわかることが多い。約2年前に発見され、マスコットの顔のようだと話題になったものの例。 via @newscientist
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モロッコの遊牧民が使っているピラミッドのような形のユニークなテントを紹介した記事。 bit.ly/2WpQKZ7 シートはラクダやヤギの毛が素材。毛の加工を含む生活の様子を紹介した写真も掲載。この形のテントを含む世界の遊牧民の多様なテントを紹介した日本語記事 bit.ly/3c23z2l
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ロシアのエニセイ川の岸で昨年春に撮影された、河原に氷が押し上がってくる場面の動画。結氷していた川の氷の一部が融けた際に強い風が吹くと、川に浮かぶ氷の板が移動し、このような現象が生じることがある。アイス・ツナミと呼ぶ人もいるとのこと。 via @InterestingSci1 pic.twitter.com/oolzqvBmYn
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ハワイのキラウエア火山はしばしば溶岩を噴出。とくに1983年以降は噴出が継続的に発生。様々な場所で流出している溶岩の様子をまとめた動画。冒頭では海食崖から落ちる溶岩と、逆方向に上昇する水蒸気の組み合わせがみられる。1:04からの虹との組み合わせも印象的。 via @ABC
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イルカのロボットを紹介した動画。動きや形状がかなりリアルで、簡単にはロボットと気づかないレベル。操作はリモコンで行う。製作した米国の企業は、各地の水族館で行われているイルカショーを、生きたイルカを使わずに行うことを目標にしているとのこと。 via @AJEnglish
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南極で最近撮影された月食の幻想的なタイムラプス動画。最初は霞んだ大きな満月が見えるが、赤い小さな点に変わり、月明かりが減ったために多数の星が見えるようになる。続いてオーロラが生じ、その後に満月が再び現れる。豪州の若手天文学者の @aman_chokshi 氏が提供。
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NASAが最近公開したブラックホールが発する波動を音に変換した動画。宇宙空間の多くは真空に近いため音が伝わらないが、ガスが含まれる銀河団では音が伝わる。実際の波動は波長が非常に長く、人には聞こえない低音のため、この動画では音程を上げている。 via @NASAExoplanets
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1961年にルイ・アームストロングがエジプトのスフィンクスの前でトランペットを吹いている写真。座って微笑みつつ聴いている女性は彼の妻のルシールで、実に良い風景。白黒写真をカラー化したもので、この種のカラー化が普及しつつあった2015年に話題となった写真集 bit.ly/2zjQSSb に収録。
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大理石を削った彫刻だが、顔にベールがかかっているように見える18~19世紀の二つの傑作。イタリアのジュゼッペ・サンマルティーノが制作したキリスト像 bit.ly/3hMNt2E 同国のジョバンニ・ストラッツァが制作したマリア像 bit.ly/3fy5YoE 撮影者は David Sivyer 氏と Shhewitt 氏。
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米国ワシントンDCの地下鉄の乗車カードに最近搭載された、AR(拡張現実)で拡大表示できる路線図を紹介した動画。ARに対応したスマホやスマートグラスで見ることができる。紙の路線図を取り出したりする従来のやり方に比べると、かなり便利と思われる。 via @scale_banana
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米国テキサス州西部で最近撮影された夕日に照らされた積乱雲の写真。地元の Laura Rowe 氏が iPhone で撮影し、ツイッターに投稿。夕日の当たり方がユニークで、雲の下部は赤く、上部は黄色く、中間は色が淡い。この雲と太陽の間に別の雲があるなどして、日射の色が高さにより異なっていたと思われる。 twitter.com/lauralouu30/st…
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チベット高原の標高5030mに位置し、「天上の聖湖」とも呼ばれるプマユムツォ湖を空撮した動画。青い水の美しさで知られ、映像の冒頭では水面に反射している雲の強い立体感が興味深い。ポツンと一軒家という感じの寺院には、僧侶が一人定住しているとのこと。 via @ChinaDaily
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アイス・ボルケーノ(氷の火山)という一見矛盾して聞こえる現象がある。水が高く吹き出している寒冷な場所で形成される盛り上がった氷を指す。カザフスタンの南東部で最近できた事例の動画。高さは約14mで、水が今も頂部よりも上に吹き出している様子がわかる。 via @TheSun
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大気圏に突入して二つに割れた瞬間の流星をとらえた写真。 bit.ly/32W8oqK ペルセウス座流星群の星の一つで、撮影日は今年の8月16日。場所は米国ワシントン州シアトル市の東方約50kmにあるラトルスネイク湖の岸。撮影者は地元の Vaibhav Ravichandran 氏で、撮れたのは大変な幸運とコメント。
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木星は複雑な模様を持つ雲に覆われている。その中で観察されたイルカのようなパターンを指摘した動画。すぐ近くにある波のように見える雲が、イルカの雰囲気を助長している。NASAの木星探査機のジューノが撮影した映像から、英国の Seán Doran 氏が制作。 via @_TheSeaning
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英国で地理教育を行っている Miss Smith 氏による、土壌と植生が洪水を防ぐことを示した実験。左側は地表に土壌と植生のある環境、右側は石が露出した環境を再現。かなりの単純化だが、身近な素材を使って小学生らに実感を与えるような教育に有効と思う。 via @Jenniferrrls
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昨年の10月9日にギリシャのコリントス運河を通過した船の写真集。 bit.ly/3aRDZN3 1893年に開削された運河は全長6343m、幅24.6mで、大型船の通過は困難。しかしこの日には、長さ195.2m、幅22.52mのMSブレマー号が929人の乗客を乗せて無事に通過し、通った船のサイズの新記録を作った。
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約4億年前以降の大陸の分布変化のアニメーション。左下の数字が年代で、単位の Ma は百万年前。かつては大陸がより連結しており、特に2億年前前後にはパンゲアと呼ばれる超大陸が卓越。その後に大西洋が形成され、さらにインド亜大陸が急速に北上して今に至る。 via @NESTA_US
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NASAのハッブル宇宙望遠鏡は10月下旬に不具合で機能しなくなったが、数日前に完全復旧した。同望遠鏡が撮影し、NASAが公開した優れた画像を61枚集めたページ。 bit.ly/31LJUEb 星雲や銀河の姿を伝える科学的かつ芸術的な画像集。下の4枚の写真はベール、蝶、泡、リングと俗称で呼ばれる星雲。
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夜空でアンドロメダ星雲や天の川が見える様子が、今後どのように変わるかを示した動画。アンドロメダ星雲は、地球を含む銀河系に秒速110kmで接近しており、約38億年後までは、星雲の形を保ったまま徐々に大きく見えるようになる。その後は混沌とした変化を想定。via @physicsJ
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サウジアラビアの国名から火山を連想する人は少ないと思うが、同国西部にはハラット・ハイバールと呼ばれる多数の火山が分布する地域がある。大半が過去1万年以内の形成で、相対的に雨が多い時期に地形が侵食された。多数の谷を持つ火山の例 bit.ly/34s9BX5 衛星画像 go.nasa.gov/2RsWlfz
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国際宇宙ステーションから日没を撮影した動画。宇宙空間で太陽を見ているため、霞の類が少なく、非常に明るく輝いた太陽が地球の背後に沈んでいく。国際宇宙ステーションは約90分で地球の周りを一周しているため、このような景色を一日に約16回見ることができる。 via @NASA