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日雇い労働者の街•山谷で、ワクチン接種券がない人向けの相談会を取材しました。気になったのは「打てないのは、こんな生き方してきた俺のせい」という声。以前からずっと、社会から取り残されてきた人たちがいることを突きつけられます。
tokyo-np.co.jp/article/109663
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二段ベットの相部屋で、残る現金も数えるほど。路上に戻っては勧誘されて施設に入るの繰り返し。こんなことでどうして自立なんてできるだろう、って思います。こうした人に何人も会っていると、制度に欠陥があると感じざるをえない。
男性は「個室で普通に暮らせれば違っていた」と吐き捨てました。
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取材でショックだったのは、80代女性が当選した公営住宅の入居辞退を申し出たことでした。(区の対応はグッジョブでしたが。)高齢化で働けなくなり、家賃が払えなくなることを心配したのだそうです。人に迷惑をかけてはいけない、そんな思いが制度から人を遠ざけてしまっている問題も深刻です。
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取材しました。「不幸な女の子が幸せなお嬢さまになる空想をして気を紛らわせていた」と話す71歳女性。コロナ後は家から出られず、経済的にも困窮し、辛い気持ちが膨らんでいました。減額された生活保護費も気になりますし、居場所支援も求められていると感じます。#新宿共助 tokyo-np.co.jp/article/99215
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「同室者にコロナ感染者が出たのもあって、施設を出ました」。今日話した男性は、千葉県の無料低額宿泊所を出て、歩いて新宿にきたそう。4人部屋で風呂や食堂、トイレも共同だったといいます。やっとつながった福祉から逃げなければならないのが現状では、誰も救われないのではないでしょうか。
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取材しました。
保護申請を受けさせないのが水際作戦ですが、
小林さんは貸し付けない、缶詰しか与えないなども「結果的に水際。本人はあきらめてしまう」と話します。問題は根深いです。
困窮者の生活保護申請と貸し付け、福祉事務所が「追い返し」コロナ禍で申請増 tokyo-np.co.jp/article/35744
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住まいがない人へのワクチン接種会で話した野宿男性を見かけて話しかけた。接種後は副反応がひどく公園で寝ていたら人から「家で寝なさい」「ばかなのか」と注意されたそう。「2回目は怖くて打てなかった」というのも、そんな体験をしたらそう思うと思う。安心して打つには、課題がたくさんあるなぁ😰
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取材しました。
ほかにも数人が徘徊していて、他の参加者が用意した軽食や支援先のメモを渡しました。一見だけでは困窮しているかわからず、見落としもあったと思います。
<新型コロナ>厳寒の中、未明の路上に210人…野宿に慣れない姿も 緊急事態宣言下の新宿駅周辺ルポ tokyo-np.co.jp/article/79996
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相談内容が、「死にたい」から「死のうとしたけど死ねなかった」に変わってると、支援団体の人からいわれて、本当そうだよ、どうなってるんだこの社会はって、やりきれない気持ちが膨らむ。今日の #新宿ごはんプラス は前週から一気に増えて50人増の350人ほど。底が抜けてる。
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特例貸付の自己破産や返済困難が全国で5000人、返済困難な額は20億円とのこと。返済に困る人はこれから増えると考えられます。困ってる人に貸すばっかりじゃなく、持続的で根本的な貧困対策を早く考えるべき。tokyo-np.co.jp/article/174876
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渋谷区で亡くなった野宿女性を追悼する集まりに行ってきました。
誰かの死を見過ごして生きてきたことにもっと敏感でなければならないし、もうだれも死なせてはならないと思う。
スピーチしていた方の言葉から引用。
「もうだれも欠けてはならない」
#暴力と排除に抗しともに生き延びよう
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取材しました。
高齢な生活保護世帯向けの中野区事業で、大半の業務が外部委託されていました。CWは1人330世帯を担当し、家庭訪問はほとんどできていませんでした。業務の多さや職員不足が背景にありますが、公務員削減が本当に必要かを考える機会にもすべきだと思います。tokyo-np.co.jp/article/127320
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困窮者支援の食料品が足りていないというニュース。大西理事長は「民間の寄付でどうこうなる人数ではなくなっている」。 これまでなんとか支えてきた共助の大変さを思うと、公助はどこに?と言いたくなってしまう。山下記者と浜崎記者の記事。tokyo-np.co.jp/article/203856
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住まいがない人や生活に困窮している人に差別心や偏見を持つ以前に、彼らががいることが前提となっていない社会だと感じる。コロナ禍が始まってもう2年。改善すべき制度や仕組み、運用はたくさんあると思う。無視していることに無自覚であることに、まずは気づかないと。
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今日の #新宿ごはんプラス は過去最高を更新の勢い。感染が落ち着いても経済的に苦しい人がまだまだたくさんいます。この場所がなければ、食べ物すら手に入らない人がたくさんいます。この深刻さが、どれだけ社会に伝わっているのだろう。
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今日の #新宿ごはんプラス には480人以上の人が来ていました。こういう場には来にくいだろう女性だけでなく、子連れの方もちらほら。こうした場所がすごく必要とされていると同時に、まだまだ先がみえないことにも不安を感じます。
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今日の #新宿ごはんプラス は394人が並び、過去最多を30人ほど更新していました。どこまでもどこまでも続く行列を見ると、この国はどうなっちゃうのだろうと不安がふくらみます。もうすぐ総裁選ですが、この状況を受け止めた上で議論が交わされてほしいと願います。
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「誰とも話せず、部屋で叫んでいる」「自死を考えるようになった」。そんな電話が取材した数人からかかってきます。経済的な貧困も問題だけど、関係性の貧困はさらに深刻です。でもどうすべきか、毎回途方に暮れてます。地域に居場所があればいいのだけど、コロナ禍は特に難しい。ヒントがほしいです。
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取材しました。
池袋駅前でビッグイシューを売っている尾崎辰雄さん。生活に苦しい自分をそのままさらけ出す仕事でもあるといいます。笑われたり、殴られたりもあるけれど、それでも路上に立つ理由は「人とつながりを大切にしたいから」。尾崎さんとの出会いに感謝です😊
tokyo-np.co.jp/article/77178
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住まいがない人のワクチン接種を取材しました。
路上生活中の70代男性は経験から、公的支援を期待できずにいました。誰もが受け取れるはずの支援なのに、いまだに届いていない人がたくさんいます。誰もが無視されることのない社会を築かなければと思います。
tokyo-np.co.jp/article/109194
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たくさんいいねやリツイートをいただけたので、こんなPRも!
この男性が図書館で手に入れた #路上脱出ガイド はこちらからも見られます。スマホが無い人も多いので、本音は全図書館に冊子版を置いて欲しい!図書館の関係者さんにぜひ届きますように!
bigissue.or.jp/action/guide/
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今朝の特報面で、住所がない人には届かない臨時特別給付金が取り上げられていました。2020年の特別定額給付金が印象的だったけど、困っている人にこそ届かない制度設計が続いています。本来はもっと抜本的な困窮者対策が求められるのに、いつまでも変わりません。
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「10万円ももらえなかったから、ワクチンなんて無理でしょ」と70代男性。
住まいがない人もワクチン接種できるよう、国は自治体に通知しています。あきらめなくてはならないことばかりだったかもしれないけど、今回は打てる。命を守れると伝えなければ。
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取材しました。
原爆投下後、野田さんは「水をちょうだい」という声を聞き、「悲惨な」においがしたといいます。識者の岸さんには、国のために役立つかで人を評価する戦争の本質にも言及してもらいました。
今も刻まれる被爆と差別の痛み 長崎被爆者の野田さん:東京新聞 tokyo-np.co.jp/article/50290
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#カタログハウス の食事券の記事をネットに上げてもらいました。年間の支援総額は960万円にもなります。
釜池さんは取材に、「支援の輪がここだけではなく、さまざまな地域で広がって欲しい」と話していて、共助の力強さを感じます。
tokyo-np.co.jp/article/152666