1
「手を洗いますね」。70代男性宅で蛇口をひねったら、何もでなかった。男性は仕事がなくなってからもう一年以上、水道代も電気代も払えずにいた。誰にも相談できないまま、そうやって暮らしていた。どんなに心細かっろうと思う。もうすぐ五輪が始まる都市にも、取り残されたままの人たちが生きている。
2
私も朝刊見て、
この会社で働けてよかったと思いました。 twitter.com/mu0283/status/…
3
「生活保護まで受けて生きていたくない」とコロナで仕事を失い、野宿になった男性に強く言い放たれて、かなり落ち込んだ。でも、そうですか、と放っておくのも違うと思うんです。なんて言葉をかけたらいいんだろう。
4
話していると突然、女性が泣き始めた。「全部自己責任だから」という女性の言葉が、そのまま彼女に突き刺さっているみたいに感じた。
今日は #新宿ごはんプラス に、過去最多の324人が並んだそう。経済的にも精神的にも、もういっぱいいっぱい。
5
都庁下では今日もたくさんの人が行列を作っていた。以前取材した男性が、住まいを確保できそうだと報告してくれて、一緒に涙ぐむ。食や住まいもままならない人が大勢いて、それぞれが気持ちもお金もギリギリの状態でいることが、もっとちゃんと伝わってほしいし、伝えていかなきゃと思う。
6
「パラやってんじゃねぇよ」。視覚障害がある男性が街を歩いていたら、知らない人から突然そう、怒鳴られたそう。開催の有無と男性には何の関係もないのにあまりに理不尽で、聞いたときは愕然とした。みんなの鬱憤が、弱い立場の人に向かってはならない。
7
8
#新宿ごはんプラス の食品配布。今日はコロナ前の4倍近い300人超でした。あまりの多さに唖然としました。ニーズがなくなる兆しは見えません。
毎週、お弁当を配っているのは、民間団体やボランティアです。もう、共助は限界だと思います。
9
取材した女性は、神奈川県内で生活保護を申請。窓口でアパート住まいを求めたのに、その場で車に乗せられて都内の無料低額宿泊所に連れられたそう。知らない地域で職探しも難しく、ショックを受けていました。受け取れる現金も少額で「生理用品も買えない」と。
自立を遠ざけるような対応だと感じます
10
池袋の食品配布を取材しました。
利用者はリーマンショック以来の約400人でした。同じ東京の空の下でも、自助や共助がぎりぎりの中、住まいや食すらもままならず、「東京五輪は遠い世界」と考える人は少なくないです。 tokyo-np.co.jp/article/119239
11
とてもショッキングだ。
「遺体発見時の預金口座の残高は5000円。家賃は母親が死亡する4カ月前から滞納され、電気、ガスに続き、昨年1月末には水道も止められていた。一方で、親子は区の福祉サービスや生活保護を利用していなかった」
tokyo-np.co.jp/article/85014
12
今日話した野宿の男性は80歳。生活保護申請後、説明もなく福祉施設に入れられた。中抜きされて手にできたのは月数千円だったそう。「アパートで暮らせたらね」と話していた。
この手の話は何度も聞いてきたけど、毎回やるせない気持ちになる。このままじゃいけないよ、なのにずっと繰り返し。本当に。
13
やっぱり衝撃だ。
「3日間食べてない」「食事は1日納豆1パックだけ」「炊き出しどこでやってるか教えてください」みたいな声をたくさん聞いてきたし、
支援団体も困窮者が増える中、食品寄贈してくれる先を探すので大変なのに、こんなニュースが流れると、社会の矛盾に押しつぶされそうな気分になる。 twitter.com/mappink/status…
14
「公的支援には頼れない」「全部自分のせいだから」「頼るのは甘えだと思う」という野宿中の若者を取材。というか、説得、説得、説得・・したけどダメだった。この寒空の下、すべての荷物を抱えてネオンが光る街の中へ消えていった。難しい。ほんとに難しい。
15
僅かな所持金で、飲まず食わずが3日間続いた女性を取材しました。不安定収入で、誰にも相談できずに生きる若者たちとも出会い、「困窮する根本理由はコロナじゃない人がほとんど」と指摘します。格差を拡大させてきたこれまでの政策を見直すべきだと私は思います。tokyo-np.co.jp/article/132504
16
中高年単身女性の困窮問題を取材しました。
65歳以上の単身女性の相対的貧困率は半数近くにのぼりますが、対策が遅れています。大矢さんの「女性は子を産むことでしか、その存在が認められないようだ」という指摘は強烈ですが、向き合うべき問題だと思います。 tokyo-np.co.jp/article/169572
17
2か月前に家を失い、暗い顔で涙を流していた女性にある就職説明会で再会しました。
彼女は支援団体につながり、住まいを確保。雰囲気がとても柔らかく、表情も豊かになっていて本当にほっとしました。
今つらくても大丈夫。何とかなる。だからみんなあきらめないで(>_<)
18
現場にいました。
炊き出しに来ている人には、都の休業要請により、居場所を失った人も多いです。事前連絡すらせず、雨の日に突然ダメというやり方も乱暴だと思いました。 twitter.com/npomoyai/statu…
19
生活保護を利用する人からの連絡が最近、増えました。
保護費が少なすぎるうえ、頑張ってもコロナ禍で就労先が見つからずに孤立してしまうー。寂しさをストレートに話す人もいれば、行き詰まってやっと電話してくれる人も。違う支援がもっと必要なのかも。現状の公的支援に限界を感じます。
20
「五輪するなら、10万円をもう一度配ってほしい。せめて5万円、、、」。#新宿ごはんプラス の食品配布で、偶然にも2人の方から言われました。一人は311の被災地出身で、「復興のためにお金を使って欲しい」とも。すぐ目の前に都庁がある分、彼らの声が聞こえているだろうかと尚更もどかしい。
21
私は昨日、新宿へ。
「行くのが恥ずかしいと数週間悩んだけれど、来てみるといろんな人がいた。家賃が払えなくなるのが心配」と30代男性。
いろんな公的支援もあるからもしものときは頼って、と伝えました。
民間団体の食品配布では、相談事業も受け付けてます。
気になる人は一度足を運んでみて。
22
今や働く人の4割が非正規雇用で、彼らの平均年収は175万円です。この状態を放置するばかりか、助長してきたものはなんだったのか。問われるべきだと思います。
(日本経済の現在値:1)置き去り、米と339万円差 424万円、日本の平均賃金 asahi.com/articles/DA3S1…
23
今日の新宿ごはんプラスは雨の中も、過去3番目に多い565人が並んでいました。「よかった」といって食品を受け取った親子や、手渡されて笑みを見せた男性が印象的でした。状況は改善されませんが、この場所がある意味の大きさを感じます。
24
さっき、70代の女性から「今日は雨だけど、都庁前の食品配布はあるのかしら?」と電話があったのでリツイート!
以前会った人は5時間かけて、千葉から徒歩で来ていました。
足元に気をつけて、あったかくしてくださいね。 twitter.com/npomoyai/statu…
25
炊き出し現場などでいろんな人に話しかけていると、「話したところでいいことはない」と断られることが多いです。
それでも、「記事を書くことでかわることがあると信じています」と訴えて、きょう出会った男性は、もう10回以上、生活保護と路上を行き来してきた経験を話してくれました。