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過去の嫌な記憶が忘れられないことがある。
小学生の頃、都道府県名のテスト前には繰り返し覚えたはず。それと同じで、記憶も繰り返し思い出すうち濃くなっていく。
だから、未だに悩んでいる…と自責しなくて大丈夫。
何度も思い出すほど傷つき、今も納得できないほど辛かったということなのだから。
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・なんで早く言わなかったの
・言ってくれれば良かったのに
・自己管理ができていない
限界が来てしんどさを打ち明けた時、このように言われてしまうことがあります。
でも、すぐに言えないあなたが悪かったのではなく「言いたくても言えない環境」だったのかもしれません。
diamond.jp/articles/-/320…
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今のままじゃダメだと思いながら、新しいことに挑戦できないことがある。
失敗が許されなかったり、親が過度に口出しする環境で育つと、成功の喜びより「失敗のリスク」が上回り恐怖から踏み出せない。確実に成功するため考えた結果、何から手を付けていいか分からなくなる。
やる気がないわけではない
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・そもそも自分の本音が分からない
・言いたいことがまとめられずフリーズ
・相手にどう思われるか分からず黙ってしまう
・自分の気持ちに自信がない
・本音を言うと傷つくと思っている
「本音が言えない」にも色々ある。
性格のせいではなく、過去が無意識に影響を及ぼしているケースは案外多い。
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虐待だけが機能不全家族なのではない。
愛のない冷たい家庭、肯定しない家庭、親の期待が大きすぎる家庭、容姿や体を否定する家庭、世間体ばかりで表面だけ良い家庭、秘密や隠し事の多い家庭、親子の立場が逆転している家庭、喧嘩の絶えない家庭など色々ある。
これくらいで…と思う必要は全くない。
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否定されることが多いと、自分の気持ちを聞かれるのが苦手になる。
あなたを知りたくて質問したのだとしても攻撃的に感じる。
「どうしてそう思うの?」という質問が、「そんなこと思うなんておかしい」「普通そう思わない」という否定の言葉に聞こえてしまう。
あなたが捻くれているわけではない。
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アダルトチルドレンは人を警戒し過ぎたり、反対に依存しすぎる傾向がある。
人はいつか離れる、愛はいつか冷めるもの、どうせいつか捨てられるという不安に駆られやすい。他人がこんな自分を受け入れてくれるわけがないと思ってしまう。
親でさえ認めてくれないのに…という心の傷はあまりに深い。
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小さなことも褒める、頑張りを認める、話を最後まで聞く、経験させる、信じる、否定せず聞く、見放さない見捨てない…
どれも、心の自信を育てる為に大切なこと。
でも毒親育ちの場合は、これと真逆のものを受けて育つことがある。
それどころか親に対し、これらを行わなければいけないこともある。
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断わるのが苦手と悩む人は多い。
特に、自分の親が苦手な人ほど根深い。
「断らず我慢する方が断るより安全だ」と思わせる過去が、そうさせている。
断った時、親がひどく怒った、泣かれた、責められた…このような経験が尾を引く。
実は断れないのではなく、「断らない」を選ぶしかないことがある。
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心を回復させるためには、過去の自分を含め「自分を責めない」ことが重要。
だが「自分を責めない」という言葉で、「分かっているのに責めてしまう」とますます自責してしまう場合がある。
この場合は「ずっとそうしてきたから責めて当然!」と、過去を含め今の自分を認めることから始めてみる。
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#毒親育ち の場合は特に「逃げてはいけない」と自分を追い込みすぎる。
本当は、限界に達する前に逃げて良い。
逃げた自分を責めるどころか、逃げなきゃいけなくなる環境でここまで耐えた自分を認めていい。
十分頑張ったのだから。
それに逃げるのではなく、生きるために「新しい選択」をするだけ。
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「親を悪く言うなんて」とあなたを責める人がいる。
その人は、親に与えてもらうはずの『心の土台』を自分で作らなければいけない悲しみや苦労を知らない。
親も苦労したのかもしれないし、かわいそうな人だったのかもしれないが、それは親自身が向き合う問題。
辛かったことは、辛いと思っていい。
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アダルトチルドレンは人を信じられない、人を頼れないと悩む。その原因が自分の性格や努力不足のせいだと思い込み、自分を責めてしまう人はあまりに多い。
でも違う。知らないから『まだ』出来ないだけ。
子どもの頃に人との距離感や人を信じること、人を頼り甘えることを教えられていないのだから。
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#毒親育ち は苦痛への耐性がとてつもなく高い。
それは自分よりも親の価値観・考え・趣味を優先しなければならず、夢もしたいことも諦めてきたから。
だが、それが辛くないわけがない。だから心身反応となって現れる。
辛いと感じないこともあるが、心さえ麻痺させてしまうのが過去の影響の恐ろしさ。
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「そんなに落ち込む?」と周囲が呆れるほど、自分のミスを責めてしまうことがある。
子どもの頃、1回注意されたり怒られたりしたことを繰り返すのは「絶対にやってはいけない事」だった人に多い傾向で、防衛反応の1つ。
同じミスを繰り返すのがダメな事だったから、そんな自分を責めすぎてしまう。
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毒親育ちの場合、無意識に自分を蔑ろにしやすい。
それは「自分を大切に」と学ぶべき時期に、自分より他の家族を大切にすることを学ばされたから。
自分が欲しいものより親が望むものを選び、親が笑顔になることを頑張り、親の心を大切にしてきたから。
自分を蔑ろにするあなたが悪いのではない。
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失敗したら誰でも落ち込むが、アダルトチルドレンは落ち込みすぎてしまう。
「ほらね」「やると思った」など、過去に言われた言葉に苦しめられる。
「どうせ私には無理」という思いを抱えていると、過去の失敗と結びつけて「まただ」と思う。
小さな失敗でも過去と結びつくことで、とことん落ち込む。