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毒親育ちだというと、「甘えている」「親のせいにしている」と非難されることがある。
だが、そうではない。
実際には、子どもらしく甘えられるはずの幼少期に甘えられなかった。そもそも人のせいにしていたら、大人になってこんなに苦しまない。
甘えてはいけないという発想こそ、過去の呪縛なから。
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アダルトチルドレンという言葉は、親を責めたり、過去の子育てを批判するものではない。誰かのせいにしたり、犯人探しをするのが目的ではない。
これまで「自分のせいだ」「自分を変えなきゃ」と自分を責めて追い込んできたあなたが、『実は自分のせいではなかった』ことを知り、前に進むためのもの。
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「人のせいにしているだけかも」と苦しくなる人は、むしろ一人で責任を背負いすぎている人。
「努力が足りない」と自分を責めてしまう人は、既に頑張っている人。出来た部分を認めてみる。
「甘えているのかも」と悩む人は、むしろ逆。甘えていたら、そんなこと思わない。実は、もっと頼っていい。
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「自分勝手」「冷たい」「冷めてる」「暗い」と誤解され、苦しむ人がいる。
皆のように楽しめなかったり、皆ほど同情できなかったりした時に、「自分は社会不適合者なのでは」「欠陥人間なのでは」と自分自身を責めてしまうこともある。
自分の感情をひた隠しにすることで生き延びてきたACに多い傾向
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親を助けたい、親に笑ってほしい、そう思って頑張ってきた子どもほど、『親の表情や様子』をよく観察するようになる。何十年も一緒にいれば、自然と察するスキルが磨かれる。
大人になると、その対象が他人にも広がる。
生まれながらに察する力が高い人もいれば、成長過程で高くなることもある。
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話を聞いてもらえない、決断を否定される、何でも勝手に決められるような環境で育つと、自分の決断や想いに自信が持てなくなる。
虐待・暴言など明らかに酷いことがなく、普通の生活をさせてもらっている場合は、生きづらさの原因が過去にあってもなかなか気付けない。
親に罪悪感を抱くこともある。
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「境界性パーソナリティー障害かもしれない」「性格を変えなければ」、と思い悩む人が増えている。
だが性格のせいで「そうなる」のではなく、ふとしたことがきっかけで「そういう状態」になっている。別人のように感情や行動がブレるのは、決して本人の生まれ持った性格のせいではない。
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実は、「苦手なイベント」がある人は多い。
母の日、父の日、誕生日、クリスマスなど「特定の月」になると体調を崩しやすい。何年も前の記憶が蘇って不安定になったり、体調が悪くなる人もいる。
特に酷い出来事がなくても「異常に気を遣った」という場合も同じ。警戒心から心身のバランスを崩す。
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・そもそも自分の本音が分からない
・言いたいことがまとめられずフリーズ
・相手にどう思われるか分からず黙ってしまう
・自分の気持ちに自信がない
・本音を言うと傷つくと思っている
「本音が言えない」にも色々ある。
性格のせいではなく、過去が無意識に影響を及ぼしているケースは案外多い。
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「辛い」「もうダメ」と落ち込んでいても、心から笑える時があれば大丈夫。
逆に「まだ頑張れる」「まだいける」「まだ大丈夫」と思っていても、心から笑えなくなっていたら気を付けて。あなたの心が「もう限界」とSOS出してるからサインだから。
愛想笑いしなきいけないような相手とは距離をおく。
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自分の本心ではなく、「これを言ってほしいだろうなぁ」「こうしてほしいんだろうなぁ」ということを言ったり、したりして後悔することがある。
その場では「それがいい」と思って行動するのだが、あとになって後悔が出やすい。
子どもの頃に「親にしていた」ように、反射的にそうしてしまう。
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何もしたくないと思ったり、誰にも会いたくないと思ったり、全部どうでもよくなったり、何もかも捨ててしまいたくなることがある。
過去に抑え込んだものが多い毒親育ちの人ほど、この状態から抜け出すのが難しい。
自分を責めるのではなく、「それほど大変な環境で頑張ってきたんだ」と思っていい。
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親の過干渉によって、生きづらさを抱える人が増えている。
子どもは「自分のせい」と思いがちだが、実はそうではない。
多くの場合は夫婦関係がうまくいっていない。父親が母親への関心を失っている。だから母親はその孤独感を埋めるために、優しい子どもに干渉しすぎてしまう。失うのが怖い。
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アダルトチルドレンは、100の好きよりも1の嫌いが心に残りやすい。
親に愛されていなかったのでは、自分には価値がないのでは、必要とされていないのでは、ありのままの自分は受け入れてもらえないのでは…こういった心の不安が関係している。
だから自分らしくあるより、誰にも嫌われない方を選ぶ。
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親切でいようと思えるのは、素晴らしいこと。
だがあなたを蔑ろにしたり、馬鹿にしたり、尊重してくれない人まで親切にできなくていい。
そうしないと、あなたの周りに「あなたを大切にしてくれない人」が増えてしまうから。
親切が伝わらない相手には、意地悪を仕返ししないだけで十分。それでいい。
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人間関係の基礎は、親子関係にある。
社会全体から見れば、「家族」は小さな集合に過ぎない。
だが子どもにとって、家族は世界そのもの。そこで生きていくために、その家庭に順応しようと必死になる。
「未だに親のことを言っているなんて…」と思う必要はない。それほど影響を与えることなのだから。
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相手が何を考えているのか、なんとなく分かる人がいる。
子どもの頃から大人の顔色を気にしていたなど、後天的に察する力が身につくことが多い。
でも、分かるからこそ大変だし苦しい。
失敗せず相手を傷つけないようにベストを探すから疲れてしまう。
疲れやすいのは、誰よりも考えているからこそ。
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「ノー」を言えず悩む人は多い。
だがアダルトチルドレンの場合は「断れない」というより、「断ってはいけない」「断らない方が良い」と察してしまう。
幼少期の大人との関係から、頼まれたことを断ると『良くないことが起こる』と知っているから。
引き受けるストレスより、断る恐怖が勝ってしまう。
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調子が良く、何かあっても前向きに考えられる時がある。
その一方、気分が最悪で何もかも駄目に思える時がある。
こういった気分の起伏そのもの(ムード・スウィング)は誰にでもあることなのだが、短期間で気分が変化する人の場合は「どれが本当の自分か分からない」と悩み苦しんでしまう。
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完璧な親はいないし、100%正しい子育てはないし、意図せず子どもを傷つけてしまうこともある。
それにもかかわらずACは、不自然なほど「良い親だった」と思い込もうとする。親を悪く思うことに罪悪感が出ることもある。
それこそが、気を遣わなければ生きてこられなかった」という心の傷でもある。