「自己肯定感を高めるために」系のアドバイス、確かに概念として自分を尊重することは大切だけど、根底にあるmental illness(鬱や不安症)やneurodivergence(ADHDやASD)の存在を無視して「自分磨き」や「丁寧な生活」っていうのマジで早急にやめないとまた資本主義に吸い取られて終わりそう...
現在の日本のメインストリーム音楽において、計り知れないほど大きな影響を与え、現在でもリードする影響力を持っているアーティストだからこそ「音楽を作っていくしかない」という言葉の軽薄さに衝撃を受ける。こうやって変化を起こすための行動力と気力を奪っていくことこそが現在の政治の目的。
あの某ほぼ日の人の「責めるな、自分のことをしろ」発言と紙一重です。川谷さんにできることも、他のアーティストにできることもリスナーにできることも、まだまだたくさんあります。社会の一員として、そして広い意味でこの世界で生きる人として、今やらなくてはいけないことは山ほどあります。
エンタメが死んでいかないようにするためにはまずは政治を変えて、エンタメを大切にするように圧をかけ続けることです。ミクロな視点ではもちろん曲を作る/作らないの二択を示されたら当然作ることは抵抗の一種ですが、コロナを抑えなかった政治、そしてそれを変えられなかった市民に責任の所在がある
サカナクションの山口さんも「残念ですが前を向いて進むしかない」と言っていて、言いたいことはとても分かるが、「〜しかない」構文に危険を感じる。 実際、コメント欄でも「ファンにできることはCDを買いまくることしかない」「曲を聴きまくることしかない」と書いている人も多い。他にもあるから!
アーティストがノンポリ主義なのは百歩譲って仕方がないとして、せめてそのファンやリスナーの英気を奪うようなことは避けて欲しいという一心...変化を起こし、大切なものを守ることを音楽から求めるのであれば、政治や社会において関心を持つように促すことが必要なのではないだろうか。
原発事故の時の「上を向くしかない」の時も思ったけど、そうやって人間の悲しみや悼みの感情をポジティブに上書きしていくtoxic positivityはコロナの時にもメンタルヘルスの観点から重要な問題になった。オリンピックが強行されること、フェスが潰されることの原因を究明せずに進んでも改善しない。
「自己肯定感を上げるために」のアドバイスがルッキズムやセクシズムにがんじがらめになっていて、それを私的な空間にまで持ち込むという方向性になってどうするんだという気持ち
「他人が見ていなくても身だしなみを綺麗にすることは自己肯定感を保つために必要」という言説は有害なルッキズム価値観の反映でしかない。全員にとって究極の自己肯定感はそういうしがらみから解放されて「自分が良ければOK」の状態で自尊心を保てるという環境ではじめて生まれる。
「この盲ろう者であるパラリンピック選手は、東京に着いたら一人で街を歩くようにと言われた。結果、彼女はチームUSAを辞めた。」 遺伝子疾患のある彼女はパーソナルケアアシスタント(PCA)が必要。しかし東京オリンピックではPCAも同行禁止と言われ、出場を断念。 washingtonpost.com/sports/olympic…
このカナダの記事まじやばいな 「東京オリンピックに到着すると、常識はどこにも見当たらない。 IOCはアスリートを心配しているふり。アスリートはセキュリティを心配しているふり。警備側は "東京2020大会の風評被害 "を心配しているふり。こうしてグルグルとめぐる」 theglobeandmail.com/sports/article…
何度でも言うけど、オリンピックの開会式っていうのは「その国を代表する文化のショーケース」。 今まで国内で奉ってた文化人たちが世界から見たらいかに倫理的におかしいか、ホモソーシャルで内輪ノリか、排他的で均一的で表層的かが見えてくる。
医療従事者に感謝を表明するために、誰も頼んでもいない謎の飛行機は飛ばすのに、医療従事者が声をあげてやめてくれと切願してもオリンピックは止めない
オリンピックを開催できるために検査を減らし、感染対策を蔑ろにし、飲食店やライブハウスのせいにし、学校や文化施設などが閉鎖され、病院は満杯になり、医療従事者は疲労困憊し、貧困層やその他社会的弱者は追い込まれて衰退や自死し、オリンピック関係者が感染し、アスリートも熱中症に。
このことを知った上で、「オリンピックはやるべきじゃなかった」という意見に対して「始まっちゃったし、素直に応援したいのに」という趣旨の言葉をぶつけるのは、究極の自己中心的な暴力でしかない。
オリンピック廃止派にそう言うならまだしも、前代未聞の感染爆発と病院の逼迫を見た上で「今やるべきことはオリンピックじゃない」って言ってる人に対して「私は楽しい気持ちでいたいのに、あなたのせいでつまらなくなった」って言ってるの、「私は他人の命なんてどうでもいいです」と同義じゃん。
「(防げたはずの感染症によって)本来は一人でも死んではいけない」という至極当たり前の事実を、「人はいずれ死ぬのに」とか「ずっと我慢しろというのか」とか、的外れすぎる。 「死者少ないから平気」という意見は、「他人が死んだってどうでもいい」という意見であることを認めなければならない。
テイラーの「The Man」のMVでほぼ同じことが予言されてて草(男性はしょっちゅう暴力的かつ感情的になってもOKなのにセリーナが毎回批判されることの皮肉)
今回の試合では突然ラケットを観客席に投げ込むし、大坂なおみやセリーナに対して「態度が悪い」とか言うなら彼にも同じこと言え、もしくは黙ってろっていう話。 twitter.com/ashish__tv/sta…
大坂なおみさんやセリーナが怒ったりモノに当たったりすると、人格の根本から否定したり「品格がない」とかすぐ言うくせに、ジョコビッチみたいな人がしょっちゅう同じこと(またはもっと過激なこと)をしても「追い詰められてかわいそう」「罰が重すぎる」とか言ってるの、どうか違和感に気づいてくれ
Netflixの新作「ケイト」、日本を舞台にして主人公の白人が日本人の「悪党」を殺しまくる映画。トレイラーの段階で日本では割と好意的に受け取られているけど、アジア系アメリカ人には大不評。 「アジア人は白人にフェチ的に消費されるためだけに存在しているわけではない」 twitter.com/poc_culture/st…
「コロナパンデミック中、より多くの女性や少女が殺された。ほとんどが男性によって。 カナダにおけるフェミサイドの発生率は、この1年半の間に上昇していると2つの報告書が発表。」 vice.com/en/article/v7e…
「行動しよう。パンデミック中にもできる、女性への暴力をなくすための10個の行動」 1被害者の声を聞き、信じる 2次世代を教育し、学ぶ 3政府に対応を求める 4同意について理解する 6対話する 7レイプカルチャーに反対する 8女性団体に出資 9互いの責任を問う 10データを知る unwomen.org/en/news/storie…
多くの人たちが平等であるために必要なのは、「真ん中にいる」ことじゃないと思うけどな...