ダニエル・クワンとジョナサン・ワン、『エブエブ』は台湾系の親へのトリビュートであると語る。本当は母親になりたくなかったし、アーティストになる自身の夢を諦めて子供たちのために全てを捧げた母親に向けてクワンは感謝を述べる。 twitter.com/Variety/status…
アジア系移民の親は、ロールモデル的な人材を見つけるとすぐに子供に対して「あんたもああなりなさい」というあるある。ところがダニエル・クワンはスピーチで彼の息子に向けて「これ(アカデミー賞)がスタンダードではない」と明言した。世代間トラウマを打ち破る「優しい」世代が、親になっている。 twitter.com/mallory_yu/sta…
あまり言及されていないけど、『エブエブ』の隠されたポイントは監督、プロデューサー、役者、共にほぼ全員「中国大陸以外のアジア系」であること。マレーシア、台湾、ベトナムなど、「アンダードッグ」たちの声でもある。
作品賞でスピーチをしたプロデューサー、台湾系のジョナサン・ワン。「他の多くの移民のように、父は若くして亡くなってしまった。彼が教えてくれたのは"人間よりも大事な利益などない。他の人間より大事な人間などいない。"」中国語を交えて、移民の父に向けたスピーチ。なんと大切な瞬間。 twitter.com/Variety/status…
95年の歴史の中で、有色人種で主演女優賞はこの二人だけ。 twitter.com/wyntermitchell…
94歳で初めてアカデミー賞に参加したジェームズ・ホン、蝶ネクタイに👀つけててカワ
ジャニーズの件、「セクハラ」じゃなくて、「性暴力」であり「虐待」だからね。未成年に対するグルーミングとレイプであると認めなければならないのに、「社会全体が事実と向き合わず、死後の今もなお崇拝している」とGuardianの記事でも批判されている。
Awichの広告について。個人的には「客体化される女性というジェンダーロールの脱却」の意図を感じ取った。Male gazeのためにobjectifyされることと、自主的に露出度の高い服を着ることは似て見えても全く異なる。そもそも肩と胸を出すことに対して「性的」と批判するのは女性自らの表現を規制する行為
韻の踏み方もテーマの扱い方もすごいよ。「AM(午前中)には黒人の女の子に「綺麗だ」と言えないのに、なぜ暗くて誰も見ていないPM(夕方)には言えるのか。その男の子はDMで“綺麗だと言ってくる」(要約)
で「綺麗でセクシーな私」を彩る道具に使われてしまう。「文学」や「詩」を作家の意図と異なるように切り取り、元のコンテクストを一切知らないままどんどん広まっていく。バズをきっかけにTankを知った人が増えたのはいいことだけど。このような「黒人文化の切り取り」については単行本でも書きました
元々はTank and the BangasのボーカルTankがライブパフォーマンスで披露した「詩」の一部であり、元の詩の全文では「黒人女性を褒めたり愛するのは、(恥だと思われて)誰も見ていないところでしか行われない」という、人種差別の苦しみが込められていた。一部のみを切り取り、全く異なる解釈(続 twitter.com/hellonecole/st…
今TikTokでバズってるこの曲、「その男の子、DMで私のこと“綺麗”って言ってくるの」という部分だけ切り取られて、可愛い自分をショーケースするトレンドBGMとして使われている。この「切り取り」がなぜ問題となっているのか?以下で解説します↓
アジア人とクィアという、実際に存在する人間が映画の中で描写されているだけで「ポリコレ映画」とか言う人、社会に対する解像度が低すぎてもはや感心する
今日公開!!!!!!! クィアなアジア系アメリカ人が監督にインタビューしたんで読んで!!! 「ポリコレ映画(冷笑)」とか言う人は一生損してれば良いと思う👍🏻 brutus.jp/eeaao_daniels/
キー・ホイ・クァン「この瞬間は、私だけのものではない。変化を求めてきた全員のものだ。私が俳優業から離れたのは、チャンスが少なすぎたから。そして今、ジェームズ・ホン、ミシェル・ヨー、ステファニー・シュウ、ホン・チャウ、ハリー・シャム・ジュニアを祝えている」
ジェームズ・ホン、アメリカ生まれの94歳(『エブエブ』祖父役)スピーチが全部最高。 「昔の主演はこうやって目をテープで固定して、アジア人訛りのモノマネで喋って、プロデューサーは“アジア人は上手くないし、興行的に向いていない”と言った。でも、今の僕らを見てくれ!」
TikTokでいま議論が爆発している、このフィルター。昔のフィルターは顔に手をかざしたりするとフィルターだってすぐ認識できたけど、これはそうはいかない。どんどんリアルになっていくフィルターによって、若者たちの自己イメージが歪むきっかけになることが懸念される。
「まず第一に、我々はすべての映画は政治的な映画であると、いつも言っています。たとえそれが現状を支持するものであっても、無自覚であっても、政治的な意図は大いに存在する。そういう意味で私たちの映画は政治的ではある」 brutus.jp/eeaao_daniels/
【朗報】 ついに来週公開の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の監督たち、ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートにインタビューした記事がオンラインでも読めるようになりました!!観る前に読んでくれ!! brutus.jp/eeaao_daniels/
今年公開のA24の新作「PAST LIVES」、絶対絶対やばいやつ... こうして「移民の若者がルーツを辿る旅」を通して複雑なアイデンティティと向き合う作品は、同じ境遇にあるマイノリティたちにとって大きな影響となる。
A24の施策すごいな...「エブエブ」で使われた衣装(Jobuのエルビス含)や小物類(ラカクーニー本体まで)ほぼ全てがオークションに出品されていて、収益の100%はランドリーワーカー支援団体、アジア系のためのメンタルヘルスプロジェクト、そしてトランス支援団体に寄付される。 twitter.com/A24/status/162…
今日英語圏ツイッターで話題になったリプライ。「Too much love(多すぎる愛)」というキャプションとボロボロになって形も色も変わったぬいぐるみに対して「to be loved is to be changed(愛されるということは変えられるということ)」という名言をコメント。息の長いミームになりそう
なんかなあ。たかが広告だし強迫観念を植え付けることが目的なのはわかってるんだが。自尊心を育むのに最も大事な成長期、思春期に見た目を否定され、(世間が思うような)カワイイ顔じゃないと人生を楽しめない、なんて思わせてしまうのが可哀想だと思う。そのままでもカワイイよって言ってあげたい。
整形する個人の選択をするべきではないし、整形している有名人が整形を否定して「嘘の努力説」を撒くことも悪影響がある。 何よりも「今の自分には問題がある」と思わせることによって、整形・美容業界は利益を得る構造になっている。整形はエンパワメントじゃない。 youtube.com/watch?v=oVnBs4…
かつては「生まれつき可愛い人が得をする社会」だったものが、今では「努力すれば誰でも可愛くなれる」社会、つまり「ブスは努力が足りない怠惰」と人格否定までされてしまう。 見た目と人格が勝手に直接結びつけられることで、もはや整形や見た目への執着・向上心は「個人の選択」の範囲を超えた。