林淑朗 Yoshiro Hayashi, MD, PhD(@yoshirohayashi)さんの人気ツイート(いいね順)

首都圏の重症コロナ診療をサッカーに例えるなら、1日2試合出場がこれまでとするなら「そろそろ同時に2試合ずつ計4試合出場できないか?」という要求を突き付けられてる状況です。
ウィズ・コロナにはこのあたりのリスク受容も必要となります。小児のコロナ診療体制を急拡充させることは極めて困難なので、小児へのコロナワクチン接種の推奨レベルを上げる必要があると思います。学校も幼稚園・保育園ももう止められませんし、子供が行う感染対策に大きな限界があるのは自明です。
気管挿管&人工呼吸ができない病院が、ネーザルハイフローで頑張り続けると、気管挿管&人工呼吸できる医療機関に救急車で搬送することができなくなってしまいます(救急車にそんなに酸素積めないので)。頑張り続けようなんて思ってなくても急に酸素化悪くなって急に厳しい設定になるのがコロナです。
「再拡大なら責任論」ってのもおかしな話です。5類にする判断には「再拡大」どころか「これまで以上の拡大」も受け入れることが前提にあるはず。これを折り込まずに5類にという判断はあり得ないと思います。
これは間違って武蔵野市民文化会館に行く人が続出すると思われるので、当日は武蔵野市民文化会館から紀尾井ホールへのシャトルバスを用意すべきと思います。
今後、診断されてない感染者(検査行かない・できない)も増えるでしょうし、感染者や濃厚接触者の隔離要件の緩和が社会機能維持に必要となるでしょうから、社会で活動する感染者はさらに増加すると考えられます。感染することを前提に考えた方が良いでしょう。
急性期基幹病院で、体外循環技術認定士の資格を持つ臨床工学技士がたった1人しかおらず1年9ヶ月間に渡って24時間1人待機勤務が続いていたという方に深い闇を感じました。コロナ以前から日本の急性期医療は最高峰でもこんなベースラインだったのです。 buzzfeed.com/jp/naokoiwanag… @nonbeepandaより
そして、コロナ以外の緊急性高い医療をどう維持するかも難しい問題になって来ました。
高齢者、重症化リスクある持病のある方、医療従事者だけでも、めっちゃ急いでブースター接触できないんかなぁ。自分の周りではコロナ診療最前線の医療従事者に漸く順番が回ってきたくらいです。
ノルアドレナリンが枯渇したらその代替薬と想定されていたバソプレシン(ピトレシン)も予想通り数日で市場から枯渇したとのこと。ほんの数種類しかない他の昇圧剤にも波及しそう。コロナに限らず日本の重症・急性期治療全般がピンチ。コロナによる医療システムへの攻撃はまるでサイバーテロのよう。
もともとはネーザルハイフローは大病院でせいぜい同時に数人の患者にしか使用されていなかったので酸素残量が気になることはありませんでしたが。
『安全・安心』という空虚な言葉でリスクを共有させない・受け入れるかどうかの判断もさせない文化はコロナ禍でも変わらないのか。五輪だけでなく自然災害でも原発でも、日常の些細な選択でも同様。「私達は期待される利益のためにそのリスクをとるか?」という問いをもっと発した方が良い。
@SakamotoFumie 医療逼迫下では、ECMO症例が1人増えると、人工呼吸器症例を2人くらいは減らさざるを得ない現実も
コロナ病床が足りないだけでなく「今どこの病院に空床があるのか」をリアルタイムに確認するシステムが無く毎回アナログ対応なのも問題に思います。コロナ用になんとか確保した少ない病床すら有効活用されているようには思えません。 news.tbs.co.jp/newseye/tbs_ne…
この人が総理大臣の時代にパンデミックが起きていたらどうなったのかと想像しただけで少し涼しくなりました。
他の対策をしっかりやってるからマスクは要らないとか。
これはなかなか朗報。英国変異株(B.1.1.7)と南ア変異株(B.1.351)に対するファイザーワクチンの発症予防効果は、それぞれ89.5% (95%CI, 85.9-92.3)、75.0% (95%CI, 70.5-78.9)とのこと。上記変異株が蔓延する状況下での重症化予防効果も97.4% (95%CI, 92.2-99.5)。 DOI:10.1056/NEJMc2104974
日本救急医学会は「マスクで熱中症は根拠ない」としっかりメッセージ出しました。マスクの着用を「常に」から「感染リスクなどを考慮して」にグレードダウンするのは適切ですが「熱中症対策に」という非科学的な文脈に熱中症治療にあたる我々は違和感しかありませんでした。 news.yahoo.co.jp/articles/58813…
建物が壊れたりしませんが東京は静かに大きな被災地になってます。隣県も同様です。 twitter.com/junsasakimdt/s…
@meimei881 @HironobuSUZUKI 何ヶ月も前で多くの病院が医療逼迫した場合の見積もりが甘かったんでしょうね。結果的に非現実的な数字が今でも分母になってるということだと思います。見積もりがハズレるのは仕方ないと思いますが、重要なベンチマークなので現実を見て修正した方が良いと思ってます。
@runa123 諸外国ではコロナ禍以前から、公的保険を使った予定手術が1年以上待ちなんてよくありますし、不毛と思われる医療も積極的に慎みます。コロナリスクを受容するならば、日本人の多くが抵抗を示す「合理化」が今より遥かに医療現場に導入されなければシステムの維持は困難でしょう。
「医療機能維持のために病院を閉院する」という矛盾するような決断を迫られてる地域が日本中に山のようにあるでしょう。こうなることは分かっていたのに計画的に進められなかった病院集約化の問題は、全国的にハードランディングとなりそう。 newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/5…
消毒薬の医療施設外への急速な普及でコロナ禍初期から世界中で問題となってます。「次からみんなでもっと気をつける」は根本的問題解決にはならないので「人は間違える」前提のシステム改革が重要です。 #Yahooニュース approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=h…
また酷いデマが出てきた。人工呼吸管理こそ医療従事者の感染リスクが最高レベルのイベントが盛りだくさん。呼吸器内にウィルスを閉じ込めることなんてできません。また、人工呼吸管理が必要と判断される場合に選択肢として提案することがあっても希望しない人に人工呼吸を行うことはありません。 twitter.com/bingsuzuki/sta…
入院中の患者がコロナに感染すると、コロナ自体は軽症・無症状でも、入院の原因となった疾患の治療が引き続き必要なので退院させることはできらず、しかもコロナ病棟で管理するしかありません。院内クラスターが発生すると、そういった患者でもあっという間にコロナ病床が埋まってしまいますね。 twitter.com/SakamotoFumie/…