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正直なことを言うと、僕は事件そのものよりもその後のメディアのふるまいのほうが怖かった。同じように感じた方がいるかわかりませんが、どうか必ず選挙に行ってください。
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こういうことがキレイ事で「現実が見えてない」と思う人は、いまの社会がどんな人たちによって作られてるかの現実をフラットな目で見てみましょう。子どもまんなか!と言うだけで搾取し続けるカルト団体や富裕層の2世3世ばかり。彼らにとって、僕らや社会にどういうマインドでいてもらえると助かるか。
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最近またメンタル不調者が増えている感じがする。コロナから日常の生活に戻りつつあるなかで、今まで「コロナだから世の中がおかしな状態なんだ」と思ってたけど、「本当はコロナなんかなくてもずっとおかしな状態だったし、これからももっとおかしなことになる予感しかしない。」という絶望が見える。
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負の感情を「耐える」力と、「抱える」力はまるで違う。前者は「我慢」で育まれ、後者は「感じる」ことで育まれる。そして前者は「強さ」につながるかもしれないが折れやすく、後者は「しなやかさ」につながり折れにくい。どちらも大事ですが、日本の教育では前者ばかりが強調されている気がしてます。
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つまり「通っても何もよくならない」と面接の外で言っている人は実はスタートラインにも立てていない。支援者は、患者さんがそのモヤモヤを不適切な形(クレームや問題行動)で出したときに、チャンスと思って受け止められる器(心理的にも枠的にも)を用意できているかどうかが常に問われてると思う。
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患者さんの核心により早く迫るためには、内科や救急のような効率的に的を絞っていく問診だけではなく、space(時間的、空間的、心理的)も必要であると常に感じる。そこを大切にすると診療は長くなり、数を診れない。所詮エゴだけど表面的な診療はしたくない。この葛藤をしなくなった時が引退する時か。
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幼稚園の園長先生とかも、こういうお花畑的なこと言ってる人が多くて怖くなります。定型発達を長年やっていると、95%の子がすくすく育つのを見て、万能感が育ち愛情や感謝の理論でゴリ押ししたくなるんでしょう。5%の困っている子達に色々な要因があるというところまで想像がつかないのかもしれない。 twitter.com/popoponoporori…
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小さい頃、家にお客さんがくるたびにバイオリンを弾かされ、すごいと褒められ、両親が満足した。10歳頃に「おれはパパとママの道具じゃない!」と泣いてやめた。大学に入って久しぶりに楽器を触った時、ひどい音だったけど、その音は愛せた。下手でもそういう僕にしか出せない音はあるのかもしれない。
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不登校は病気でも疾病でもない。不登校はただの状態であり、多くの場合、子どもが自分を守るために精一杯の勇気を振り絞って選択したものです。不登校を主語にしてそれを嘆いたり否定したり解消しようとすることは、子どもを否定し支配することと同じだと僕は思う。まずは子どもを主語にすることを。
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支援者は冷静になろう。誰もが家族支援の大切さと同時に、それありきの限界と暴力性(DV,虐待,ヤングケアラー等)について嫌というほど見てきたはず。自民党による『家族は、互いに助け合わなければならない』の憲法改正ほど、家族を追い詰め孤立させ、子どもの心の安全と安心を脅かすヤバイものはない。 twitter.com/marikakonosu/s…
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不登校の子に対人関係やコミュニケーションについて学んでもらう、というと、まず「思いやり」とかを想像されるかもしれませんが、なにより優先なのは「嫌だ」という意思表示ができるようになること。そうなると、不登校への見方も変わってきませんか?その意思表示は、回復へのはじめの一歩なのかも。
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子どもの自殺は、今の教育福祉医療政治がうまくいっているのかを判断するために一番重要な指標。最近の中高生からはよく「人権がない」という表現を聞く。単なる流行り言葉の側面もあるかもしれないけど、真実を捉えている重い言葉と感じる。子どもに人権を。まずはそこから。news.yahoo.co.jp/articles/92ae0…
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うまく言語化できないけど、僕はいま子どもとの時間を大切にできているから、大変ではあるけど「一生分の親孝行をしてくれた」と心から思えている。でもこれができるのが「お金に困っていないから」という条件がつくのだとしたら、本当は子どもともっと過ごしたいのにできない人がいるなら、悲しい。
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本音を言うと、10歳から8年くらいずっと男子校だったので、ドラマやアニメの「女性らしい女性」というのがまるで別の生き物のような感じがして近づけず、でも憧憬の対象として確実に(歪んだ)理想像だけが膨らんでいた。大学に入って、心に男女は関係ないと理解し、良くも悪くも拍子抜けし、安心した。
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僕は自分の子どもの発達の偏りが強かろうが弱かろうが、今の崩壊しつつある日本の公教育には期待していないので(今の無理ゲー体制で心を燃やして頑張っている先生達には頭が上がらない)、学校が子どもの遊び場として合わないなら、早めに判断して仕事と収入減らしてでも家で一緒に学びを楽しみます。
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子どもができてから、午後のみ時短の夫+専業主婦の妻でも、日々余裕がなくてバチバチだってのに、共働きしながら子育てしてたら夫婦生活が破綻しないほうが無理じゃねって思ってしまう。それで児童手当もなくすっていうんだから…。この国で夫婦は仲良くなくても敵対してないってだけですごいこと。
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『自立とは、沢山の依存先を持つことである。』というのは全くその通りだと思う。頼れる対象が一人だと、その支援者には荷が重すぎてやがて離れてしまう。逆に僕ら支援者は、一人を抱えすぎず、「沢山のうちの確かな一つ」になることを目指し、そして一つでも多くの仲間を巻き込むことが大切だと思う。
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大人が一人の時は双子ベビーカーじゃないと家から出るのは事実上不可能なのはちょっと想像すればわかること。僕は民間人のアンチが何万人いてもいても気にならないけど、さすがに公の職員に見放されるのは勾配きちいよ、助けてよ。僕も神様から双子を預かった身として少しずつ社会を変えていきたい。 twitter.com/kanakanabun/st…
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成人式は一部の尖った若者の映像が必ず撮れるからメディアのターゲットになりやすいけど、5000人以下のイベントOKって言ってるのは国だし飲食店も20時までって言ってるの国ですよ。大人が若者ばっか責めてるの本当に汚い。まず国が言ってる7割テレワークできてる?子どもも若者もみんな見てるからな。
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金子書房さんのnote記事出ました。ちょっと過激?ですが、自分が救われた言葉たちとともに、炎上覚悟で書きました。「それでいいよ」というメッセージが一人でも多くの子ども達や保護者さん、そして同じ気持ちをもつ支援者の皆様に届きますように!🔥 twitter.com/kanekoshobo/st…
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発達障害の診断や療育は早いほど良いが、その分グレーゾーンも広いし診断する側のずれも多い。お子さんも年長さんでぐんと伸びて、就学時には困りごとが無くなることも稀じゃない。それでも僕は「疑わしきは診断されておこう」と言いたい。診断は烙印ではなく支援への入場券。いつだって退場していい。
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日本では席に座っていられない子は全体の進行を妨げるため悪とされがちだが、欧米では、学校の授業や職場の会議などで自分の気持ちを取り乱した時、整えるために「離席する」ことが、自分を律するための大切なスキルとされています。"Can I have a moment?" "May I excuse myself for a while?"など。