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自閉症や知的障害のお子さんで、電車を見たり決まったルートのウィンドーショッピングがルーチンの子が沢山いる。"普通の人"にとって、歯を磨くな・シャワー浴びるなってくらい気持ち悪くてしんどいことなんだと思う。そして彼らは自分が悪いことをして罰せられていると思い、暴れたり自分を傷つける。 twitter.com/2030mirai/stat…
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コンサータというADHD薬が登録制になり、患者さんはIDカードを忘れずに持参しないといけなくなりました。「ガチのADHDに無理に決まってんだろ」という批判もあるのですが、そのIDカードを患者さんに渡す前についうっかりシュレッダーにかけてしまったADHD医がここにいるのでやっぱり登録制は無理ゲー。
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伸びてきたので宣伝です。万が一患者IDカードをシュレッダーにかけてしまった先生は、ADHD適正流通管理システム事務局(TELはホームページに載ってます)にお電話いただければ、優しいお姉さんが再発行の方法を教えてくれます。
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軽い自閉の特性のある女の子で、本人は困っていてもそのサインを出せないだけなのに、学校の先生には「困ってませんよ(こっちが)」と言われてしまう子たちをなんとか早期の支援に繋ぐ方法ってないもんかなぁ。
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小中学校の教員を対象に行った調査で「批判的に考える必要がある課題を与える」という項目で、国民の体制批判に敏感な中国(上海)でさえ53.3%、ロシアも59.7%、48カ国の平均でみると61%だったなか、なんと日本だけが12.6%と、ドン引きするほどダントツに低い。diamond.jp/articles/-/245…
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また「明らかな解決法が存在しない課題を提示する」という項目は、48ヵ国平均が37.5%という中で、日本は16.1%で下から3番目。世界のどの国でも当たり前にやっている「複雑な問題を先入観ゼロで自分の頭で考える」ということを子どもに教えない、ダイナミックな教育理念を持つ国だったのである。
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全く同意で、どんな自殺企図、自傷行為に対しても、罰を与えることで効果があったという試しがない。もしお仕置き的な胃洗浄で過量服薬をしなくなった人がいたとしたら、その人はその後違う方法で死のうとするだけであり、むしろ自殺既遂のリスクが上がることもある。それは立派な医原性の死と言える。 twitter.com/BookloverMD/st…
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患者さんが精神科に最初に持ってくる相談事はダミーで、その裏に本当の問題が隠れていることは多い。「相談してもどうにもならない」と本人が一番分かっているからこそ言えなかったりする。僕がわかった気になって見逃している問題がどれだけ多いかを想像すると、僕は自分の診療に一生自信もてない。
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患者さんの核心により早く迫るためには、内科や救急のような効率的に的を絞っていく問診だけではなく、space(時間的、空間的、心理的)も必要であると常に感じる。そこを大切にすると診療は長くなり、数を診れない。所詮エゴだけど表面的な診療はしたくない。この葛藤をしなくなった時が引退する時か。
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領域に侵入してくる相手から、物理的/心理的距離をとり境界を引き直してもなお、おかまいなしに再侵入してくる3段目のパターンが現実にはありますね(@Alice_Howard073さん作)。というか実際はそんな人ばかりでしょう。みなさんだったらどう考えますか。諦めて服従しますか。twitter.com/Alice_Howard07…
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子どもの人生は「親の2周目の人生」ではない。親がそれに気づくことを、子離れと言う。子どもがそれに気づくことを、親離れと言う。
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WHO『5歳以下は、他人に感染させる可能性も他の年代に比べて低く着用は不要。6~11歳は、重症化しやすい高齢者と同居している場合など、状況に応じて検討。12歳以上は、大人と同様の扱い。発達障害を抱えている子どもは、年齢を問わず、マスク着用を強制しないよう推奨』news.yahoo.co.jp/articles/6aa5c…
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幼稚園の園長先生とかも、こういうお花畑的なこと言ってる人が多くて怖くなります。定型発達を長年やっていると、95%の子がすくすく育つのを見て、万能感が育ち愛情や感謝の理論でゴリ押ししたくなるんでしょう。5%の困っている子達に色々な要因があるというところまで想像がつかないのかもしれない。 twitter.com/popoponoporori…
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我が子が早期から診断を受けて特別な支援を受けることを選んだら、あとで本人が社会に出て苦労するんじゃないか、という親御さんの不安はよくわかる。でも実は逆で、あとで社会に出たときに、うつや不安などの二次障害をきたさないために、特性に合わせた教育をし、安定した心の土台を作る場なのです。
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平均的発達に合わせた教育がフィットしないのは一定数いて当前。普通学級で効果的な配慮もなくただ粘らせるのは、本人からしたら「どれだけ頑張っても自分はみんなと違ってできない」と自信を失い、心の土台は積み上がらない。まずは親御さんの偏見の目を解き、本人が安心、前向きに学べる環境選びを。
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どんな人にも個性があるので、本来は、特別支援教育こそ、少人数学級でそれぞれの個性に合わせた教育として、目指すべき標準だと思う。ただ、今はまだそれを全員に施すマンパワーとリソースがないから、7-8割の子たちには申し訳ないけど大人数で均一の教育を受けてもらうというイメージで僕はいます。
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@G10me もっというと、あれからずっと家族以外との外食禁止なんだぜ
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「自分がADHDであるがゆえに、やりたいことが多すぎてフラフラしている」というのが幻想で、実際は「自分の人生に主体性がないがゆえに、やりたいことが定まらずフラフラしている」ということに気がついた日、世界が少しだけ変わった気がする。
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同様に「自分がHSPであるがゆえに、他人にどう思われるかばかりを気にしすぎてしまう」と信じている人のなかには、「自分の人生に主体性がないがゆえに、他人にどう思われるかばかりを気にしすぎてしまう」という方がいるのかもしれない。
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僕らは医師免許を厚労大臣の名前で交付してもらっているけど、反政府的な発言をしていたら医師免許も取り消されるかもしれない。もちろんそんなことあるわけないんだけど、「もしかするともしかするかもしれない」というのが頭の片隅にあるだけで、なんも言えなくなっちゃう。僕はそんな弱い人間だ。
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教室からの飛び出しを、減らすべき問題行動と捉え、担任が本人と目標を立て「道徳の時間はまぁいいからそれ以外は頑張ろう!」と伝えてしまうのは(熱心なだけに余計に)残念。飛び出しは、本人がつらい時、教室全体に迷惑をかけずに自分の心の安定を守れる理想的な対処法であり、むしろ推奨されること。