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肉体・精神的にしんどいときは「嫌な思い出」が蘇ってきやすいです。そういうときは嫌な記憶を「まぼろし」と思ってください。自分の心を惑わす悪魔みたいなものです。心に対して「いま、それを考えてもしょーがないだろ」とわからせることも重要ですよ。
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機嫌の良い人が多い職場はコミュケーションが上手くいくので気持ち良く働けます。そのため良い職場にするためにはまずは「自分の機嫌」を整えるが大切です。そして自分の機嫌を整えるためには「睡眠」が大切になります。つまり気持ち良く働きたければ「よく寝ろ」と言うことですね。
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気力を高めるには「ストレス発散」と「気持ちの充電」の2種類があります。体力があるときは、パーティーや飲み会は最高ですが、疲れたときは家でゆっくりするのが一番です。気持ちが充電できていないのに、ストレス発散すると「何やっているんだろう...」と思うので要注意ですね。
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嫌なことがずっと頭の中でぐるぐるしている人は、「自分だけが悪かった...」と思いがちです。そういうときは「自分だけが悪かったわけじゃない」と思ってみてください。すると違う視点から失敗を考察できます。失敗が「全部自分のせい」ってことは少ないですよ。
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10代〜20代の若者を見て「自分もあの頃に戻りたい...」と思うことがたまにあります。でも当時は休みで家でゴロゴロしていることが多く、いま戻っても「どうせ家でゴロゴロするだろうな」と思いました。若さをむやみに羨ましがらずに、今を楽しむことが大切ではないでしょうな。
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「あぁ...上手くいかなくなった」と感じることを「スランプ」と言います。自分が後退している感じがしますが、実はそうではないみたいです。これは「物事に対するセンス」が伸びても「技術」はもっと緩やかに伸びることが原因だそうです。あなたは緩やかに成長しているので、嫌にならないでくさいね。
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自己肯定感が下がりすぎると「ネガティブ腐り」という状態が発生するようです。これは褒められても「皮肉でバカにされてる」と全て裏返しになり、「申し訳ありません」となります。自分だけじゃなく、相手も不幸になるので「褒められるけど皮肉では...?」と思うときはちょっと休んでください。
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陸上自衛隊にいたときに「忙しいときよりも、暇なときに辞めたくなる人が多い」と感じました。もちろん仕事や訓練が忙しいときはストレスフルなのですが、待機期間など暇になると「自分は何をやっているのだろう」と考える時間が増え、仕事を辞めたくなるのです。適度に忙しいのが1番ですね。
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「笑顔でニコニコが一番」と思いこむと躁的防衛(マニックディフェンス)に陥ることがあります。辛いことに対してハイな気持ちで防御して、自分の負の感情を打ち消そうとします。ただ本来の気持ちを隠しているのですぐに無理がきます。笑顔で明るいことだけが幸せじゃないって大切ですね。
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たしかに迷彩服だと目立たないので蛍光色のベストやタスキがあればいいのですが、全自衛官の配布には予算の確保が必要なのでまだまだできていない状態です。いずれにしても自衛隊の活動には国民の理解がとても大切なので、どうぞご理解ください。
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私は読書を人にすごく勧めます。理由はものすごい頭がいい人が、あらゆる社会経験をして「これを後世に伝えねば…」と書いた本って世の中にはたくさんあると思ってるからです。日常生活は大した知恵を得られないので、偉人の力を借りることってすごく大切だと思いますよ。
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転職や恋愛において「違和感」が大きなキーワードになります。最初に感じる違和感を無視すると後々痛い目を見ます。もし「おかしいな」と感じたら一度離れることが大切です。ニコニコしているけど、何か違和感感じる人が1番危ないです。
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漠然とした不安があったり、パニックになりそうなときは呼吸法を試してみてください。呼吸法はいろいろありますが「4秒吸って4秒止めて8秒吐く」のは緊張に効果的です。不安や焦っているときは呼吸が浅くなりがちなので、意識するだけで気持ちがかなり変わりますよ。
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上司がパンク寸前の職場で働いたことあります。上司が辛そうだと「辛かったら言ってね」や「大丈夫?無理じゃない?」という声かけがあってもメンバーは「大丈夫です」としか言えずに退職し、さらに激務になります。「管理職が死ぬとメンバーも死ぬ」という教訓です。
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職場や人間関係に悩んでいる人に対して「でも、それはあなたが選択したんだよね」は酷な言葉だと思ってます。こういうときに自己責任論を出しても、相手を追い詰めるだけです。その選択に後悔してるから悩んでいるのが現実ですからね。
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「自分はダメだ...」という口ぐせは癖になりますし、嫌なことがあったときにあらゆる過程を飛ばして「自分がダメだから」という結論になります。そういうときは「時代が悪かった」や「潮の流れが悪い」というと自分へのダメージ防げます。自分のせいばかりにするなよって話ですね。
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「兵士はなんでも命令を聞くロボット」というイメージがありますが、実際はそうではありません。疲労困憊になると行動に移らなかったり、あまり無茶な命令を出すと無視どころか指揮官が撃たれます。「人間の特性」をよく知ってる人じゃないと名指揮官にはなれません。
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実は自衛官は特別な人間ではありません。清廉高潔な君子ばかりでもなく、好戦的な集団でもありません。普通の人間が入隊して、少ない人員と予算で一生懸命頑張っている組織です。自衛隊という組織を語る上でそこを忘れちゃいけません。だから自衛隊を応援してあげて下さい。
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米軍は日本軍を「よく統制されている」「緻密な作戦と計画を練って戦ってくる」と高く評価しています。一方で「計画が崩れると組織が瓦解しやすい」「臨機応変な対応ができない」とも評価しています。コロナ対応やオリンピックのニュースを見ると、この日本軍に対する米軍の評価がふと思い出します。
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故・立川談志師匠は「酒が人をダメにするんじゃない。酒は人間がもともとダメだということを教えてくれるものだ」とお酒について語りました。この弱さへの肯定ほんとすき。
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防大の同期を見ても「平和なときには出世できない人」って結構いる気がします。男気があって人望厚く、野性的な感があっても官僚社会では出世できないタイプの人たちです。しかし、そういう彼らは官僚組織が崩壊しつつある有事に抜群の力を発揮すると思います。つまり人には宿命がある気がします。
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新社会人に伝えます。「クレジットカードは作ってもいいけど、使い方はよく考えろ」です。利便性や特典キャンペーンで作ったほうが得ですが「打ち出の小槌」ではないです。社会人はリボ払いとキャッシングで撃沈する人が多いので気をつけてください。
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オタクが「俺がキレたらやべーよ」というのは自己防衛です。何を言っても怒らずに笑って誤魔化して「都合のいい人」になるぐらいなら、面倒くさい奴になる方がマシです。何もしないと思われると徹底的にやられるのが社会ですからね。
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イライラした感情は「疲労のパロメーター」であり、疲れていると怒りのコントロールが難しくなります。疲れていることが原因なのに「怒る自分はダメだ...」と自己嫌悪すると二重のダメージがきます。ストレスと疲労で性格は変わると覚えておくと、ダメージコントロールがしやすいですよ。
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世の中は「折れない心」や「くじけない精神」がもてはやされますが、心はすぐに折れるものです。そして、精神はくじけるものです。でも、そう思っていると「まあ、折れるのは普通だな」と思って立ち直りやすくなります。「心は折れちゃダメ」と思ってるとしんどいですよ。