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「自衛隊があると戦争がおきる!」という人たまにいるけど、それは「消防署があると火事がおきる!」と言うぐらいナンセンスだと思いますよ。自衛隊がなくなっても戦争はなくなりませんし、消防隊がなくなっても火事はおこります。一つ言えることはどちらも必要だからあるのです。
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どんなに仲が良かった人でも、価値観がずれると「本当のことを言えない関係性」になります。「これを言ったら怒られるかも」と思ったり、嘘をつかなきゃいけない関係性はシンドイです。人間関係は移りゆくものだと思ってます。
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陸上自衛隊のヘリパイロットから聞いたのですが、被災地の上空は報道ヘリが怖いと聞きました。理由は報道ヘリが良い図を撮ろうと急旋回・急降下する傾向にあり、動きが読めないからと言っていました。報道もとても大切ですが、それと同じぐらい2次災害を起こさないことが大切ですね。
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メンタルを最強にするにはお金や名誉ではなく「生きてるだけで偉い」の境地に行くことだと思います。人生は負けることのほうが多いですが「生きてるから勝ちだな」と考えられる人はしなやかです。自分で自分を褒めて、どんな時でも「よくやった」と言える練習はマジでおすすめ。癒されます。
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自衛官は「仕事よりも家庭、家庭よりも任務」です。家族が被災して亡くなっても、被災地にきて誰かの家族を助けます。そんな彼らの原動力は国民からの「ありがとう」です。応援してあげてください。
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「なんとなく面倒くさい」と思うと毎日があっという間に過ぎます。でも「なんとなく」で生きているということは幸せなことなので、「何もしなかった」ではなく「何もしない幸せを噛み締めた」と思うようにしてます。ぼんやりして過ごす1日に価値を見出してみてください。
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やりたいことを相談をするときは自分の家族・親しい友人・同僚ではなく、「自分がやりたい分野」で活躍している人に「どうしたらできるか?」と相談してください。そうして得た情報から判断しないと「できるわけがない」という呪縛からは離れられません。
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陸上自衛隊にいた際、叩き上げの中隊長に「説教や指導は短ければ短いほど良い。長い説教は上位者が気持ちいいだけだ」と教わりました。説教や指導は短くまとまっているほど相手の心に刺さるものです。相手に伝えるときこそ、工夫をしたほうが効果的なのですね。
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共感性が低い人は「他人の気持ちがあまりわからない」のでメンタルが強い傾向にあります。ここにさらに高いIQが加わると「まったく共感できないけど、ここは共感しているふりしたほうがいいだろう」という「偽共感」という技が誕生します。人には本心で優しくありたいですね。
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米軍士官と話した時に「パートナー愛や家族愛が深い兵士の方が戦場で生き残る確率が高い」と興味深いことを言っていた。理由は愛する人がいないと「死んでもいいか!」とヤケクソな行動が目立つが、愛する人がいると知恵や力を振り絞って生き残ろうとするからと聞いた。愛は人を賢くするのですね。
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ウェブ上で「誰も知らなかった真実」を見つけるためには、専門の情報機関で教育を受けてください。そして朝から晩まで莫大な公開情報を見て、整理していけば「何かがわかる」かもしれません。なお「坂本龍馬は宇宙人で10人いた」など綺麗にまとまっている真実は絶対に嘘です。
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寝不足や疲労のサインはいろいろありますが「相手の声が聞き取れない」があると思います。声が「情報」として理解できず「音」でしか頭に入ってきません。私はこうなったら「疲れてるな...」と思って、省エネしてます。そんな経験ないでしょうか。
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「日本で一番の反戦主義者は自衛官」という言葉があります。自衛官は戦争をしても、領土が貰えるわけでも、給料が増えるわけもありません。つまり戦争をもっともしたくない組織No.1と言えるでしょう。
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人の優しさは「体調」によって変化します。風邪などで具合が悪い時は他者へ配慮するのが難しくなるように「空腹、寝不足、疲労」は心が荒む理由になるので、出来る限り無くした方がいいです。ブラック企業に嫌な人が多く、ホワイト企業に優しい人が多いのは、それが理由の一つだと思います。
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「仕事辞めたい」とよくいう人は一見ネガティブなように見えます。しかし弱音を漏らすことによって、心の平穏保つので実は辞めない人が多い気がします。自衛隊も「辞めたい」と言わない人ほど、心がポッキリ折れる印象がありました。人生は厳しいので「辞めたい」という人を邪険にしないでくださいね。
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私の経験上ですが、人生に「余裕がある人」はマウントをあまり取ってこないです。でも「不安」や「戸惑い」がありそうな人に限ってマウントをとってくるイメージです。満たされない人生を埋めるために、優越感で心を埋めてきます。「強い犬はすぐに吠えない」と思ってます。
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なんとなく元気が出ない人に向けてのアドバイスを送ります。「太陽の光を浴びろ」「炭水化物ではなく肉を食え」「ちゃんと歩け」「靴下を厚手にしろ」「熱い風呂に入れ」「寝巻きを変えろ」「布団を出せ」これで元気でます。
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人生には辛いことがたくさんあると思いますので「心が折れたときに行く店」を決めておいてください。焼肉屋、カレー屋、スナックでも何でも良いです。のび太くんがドラえもんに泣きつくように店に飛び込んで、回復してください。こうすると元気出ますよ。
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感情をコントロールできないときや不安なときは「自分が未熟」というよりも「疲れているだけ」の原因が実は大きいです。疲れれば疲れるほど、気持ちが大荒れします。そんなときは自分を評価するよりも早く寝ましょう。目を覚ますと多少はできた人間になりますよ。
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嫌な記憶を思い出してしまったときは、とりあえず上を見てください。こうすると頭の情報処理の力が下がるので気持ちが落ち着くようです。嫌なことを思い出したら、首や肩のストレッチをかねて天井を見てください。緊張もほぐれてちょうどいいです。
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陸上自衛隊で-20℃近くなる雪山で訓練していた時に「凍傷は一度なるとなりやすいから気をつけろ」と教育を受けたことがあります。また凍傷になったら必ず「ぬるま湯」で温めてください。ストーブで急激に温めたり、揉むのは厳禁ですよ。覚えといてください。
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誰かを助けようとしたり、気持ちに寄り添ってしまって、自分も倒れてしまうのは「優しさ」ではないと思います。あなたが倒れると誰かの負担になるからです。優しさとは「自分が倒れないこと」が大前提です。その一線はマジ大事。
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「人前で話すと緊張する」というのは「みんなの前で間違ったことを話すと部族から追放されて死ぬ」という古代からの名残りのようです。緊張しないためには「みんなの前で話しても死なない」ということを学ぶしかないんでしょうね。確かに根源的な恐怖を感じます。
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