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嫌なことを言われたときは「そうかもしれない...」と思う前に「相手がまともかどうか」を判断してみましょう。このフィルターがあると90%ほどはスルーできます。いきなり怒ってくる人はほぼまともじゃないですよ。
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アウトドアに出かける際はお子さんに「迷彩シャツ」などを着させないでください。迷彩色は人の目に見えにくくなるので、事故があった際に発見が遅れます。アウトドアに出かける際は青や赤の原色で目立つ服をお子さんに着させてくださいね。
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自衛官は「仕事よりも家族」「家族よりも任務」だと私は教えられました。これは平時の訓練や業務の際は「家族を優先」にして、有事や災害の実働時は「任務を優先」にするという意味です。家族が亡くなっても、行方不明でも出動します。そんな彼らを応援してください。
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炎上覚悟でいいます。実は陸上自衛官には甘党が多いです。部外のケーキ屋さんが駐屯地販売にくるとマッチョが甘いものを求めて、シュークリームやエクレアを食べます。大福、チョコレート、ようかん、飴など甘いものには目がありません。甘いものは戦士たちの癒しなのです。
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若い時は「正月なんて茶番じゃん」と思っていたのですが、その茶番こそが文化だと大人になって気がつきました...。無味乾燥な人生にスパイスを与えるのが、季節のイベントなので盛り上がってたほうがいいですね。お酒が美味しいです。
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人間には生存本能があります。それは「炭水化物をたくさん食べる」「運動せずにカロリー消費を抑える」「危険な情報を集める」だそうです。この理論でいえばポテチ食べて、家でゴロゴロして、スマホを見るのは生存本能に適しているみたいです。連休ぐらいは全力で生存活動してください。
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新隊員でいつも体力検定の3000mに合格できない子がいたベテラン陸曹が後ろから付いて喝を入れたがダメだった。だがある日、ベテラン陸曹が不在で可愛い3曹の女性隊員が後ろから付いて「頑張ろうね!」と優しい感じで応援すると見事合格した。アメのほうが強くなる人間もいるよって話。
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都心で働くと「感情がなければないほど良い」という場面に出会うことが多いので、感受性強い人はハンディな気が私はしています。現代社会では自分を守るためにも「心を無にして働く技術」は必要だと思います。つらいときは意識的に心のスイッチはオフにしよう。
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米軍は自衛隊と比較して「睡眠・休養」を重視し、リラックスできる方法やすぐに眠れる技術なども研究している。自衛隊はまだまだ「寝ずに頑張る人を評価する」風潮があり、私は自衛隊辞めてから熟睡できる喜びを噛み締めた。眠りこそがストレスに対処できる手段なのである。
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防衛大学校のときに文官教官から教わった「わかりやすい話に気を付けろ」「自分と対立する人間の記事を読め」という金言は私の中にまだ活きてます。世の中の物事はシンプルではないですし、自分と対立する立場の人間から気付きを得ることもあります。私は文系でしたが教育はかなりリベラルよりでした。
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陸上自衛隊には「飯を食べさない指揮官は最悪」という言葉がある。これは作戦に気を取られるばかりに、部下の食事を犠牲にするのは最もやってはいけないという戒めだ。自分に責任があり、緊張していると腹が減らなくなるが部下は同じではない。管理職はそこの理解が非常に大切。
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気持ちが落ちこみ「うつ状態」になると中途半端な状態に耐えられなくなります。物事を「良い」「悪い」の二択にしがちになります。そこから「会社を辞める」「パートナーと別れる」と急な行動をして、後々に「あんなことすべきでなかった」と後悔します。落ち込んだときは「決断しない」が大切ですね。
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自衛隊の鬼教官は「鬼教官の役」を演じているだけで、本当はとても優しい人が多いです。私は鬼教官が「もちもち。ゆいたんですか。パパでちゅよ?」と小さな娘と電話してるところに遭遇したことがあります。ただ次の日の朝に「おまえは何も見なかった、聞かなかった。いいな」と口止めをされました。
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InstagramやFacebookは「キラキラした輝かしい人生」を見せつけられ、Twitterは「沈没していく悲しい日本社会」を見せつけられます。どっちも精神状態悪くなるので、SNSはほどほどに。
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「自分は悪いかも...」と思える人は大丈夫です。本当にやばい人は「自分は絶対に正しい!」と考えて、暴走機関車のように行動し、誹謗中傷も「真実を伝えているだけ」と脳内変換してきます。話し合いもできないため、自分の行動に疑問を持たない人が「最も怖い」と思っています。
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私は「ヒマになると誰かに嫉妬し始める」と思っています。やることなくてヒマになると、他人の地位が羨ましくなります。だから、誰かに嫉妬し始めたときは「あぁ、自分は何も集中してなくてヒマなんだな」と戒めるようにしてます。退屈が人をつまらなくする。
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今日の会話の中で「不安に耐えられない人はサラリーマンをやる。不満に耐えられない人は自営業をやる」という話がありました。不満を我慢するか、不安を我慢するか、生きるとはそういうことなのでしょうね。
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防衛大学校の担当教官が「過去のことを考えすぎると後悔をするし、未来のことを考えるすぎると不安になる。だから今日にベストを尽くそう」と口癖のように言っていたのをふと今日の朝に思い出しました。人生はどうしても後悔や不安が多いですが、この言葉に尽きるのかもしれないですね。
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睡眠導入にはテクニックが色々あり、米軍はすぐに寝れるようにトレーニングしていると聞きました。私は眠るために「呼吸は6秒吐いて、3秒吸う」「全身に力を入れて脱力する」「海の上に漂うことを想像する」ということを意識しています。睡眠時間だけではなく、睡眠導入もぜひ意識してみてください。
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「カルキくさい」「塩素くさい」と評判のわるい水道水ですが、水道水は厳しい検査があり、日本ほどきびしい基準を設けている国はほぼありません。また長期保存しても水がくさらないので、災害時や野外行動で重宝するのはやはり水道水と陸上自衛隊で教わりました。蛇口をひねれば飲める水に感謝ですね。
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仕事で炎上を避けるために覚えておいて欲しいのは「上司やクライアントに一番話したくない時こそ、一番話さなければならないとき」という考えです。早いうちにダメなことを伝えると期待値調整できます。ちなみに私は話したくないことばかりあるので明日が怖いです。
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スポーツ選手に「何でそのスポーツを始めたのですか?」と聞くと「勝てるから」という答えを結構聞きます。人生は「楽しいから勝てる」でなく「勝てるから楽しい」のほうが圧倒的に多い気がします。興味がなくても勝てそうなことをするのが幸せへの第一歩なのかもですね。
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「わからなかったら聞いてよ!」と怒る人がいますが、聞けなかった人は「何を聞いていいかわからない」か「聞ける雰囲気じゃなかった」が大きな原因であることがほとんどかと思います。「わからなかったら聞け」はひどい言葉ですね。
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陸上自衛隊の訓練は「ファンタジー」だと揶揄されることがあります。理由は「まず発生しない」と思われることに備えるからです。ただ「東日本大震災」の際にファンタジーが実際に起こると「想定外」と名前に変わると気が付きました。想定外に備える人たちは平時には日陰にいます。