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関節は裏切り、耳は遠ざかる。
肝臓は沈黙し、髪は去る。
寄り添うのは脂肪だけ。
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どんなにメンタルが強い人でも長期的に精神的なダメージを受けると「心理障害」を受けます。そこで米軍はそうした兵士にまず「暖かくして3日間休め」と指示して、体力の回復と心をリセットさせます。家で暖かくして何もしない「自宅入院」という考え方もぜひ取り入れてください。
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ここだけの話をします。社会で生きているとそれだけでテンション下がります。毎日がウキウキで楽しいなんて不可能です。だからイライラしたら「自分の機嫌は自分で取る」という言葉を思い出してください。自分が喜びそうなことを想像してテンション上げましょう。私は給料日が好きです。あなたは?
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陸上自衛隊で民間企業向けに研修を行なっています。ただ「今回は優しめでお願いします」や「かなり厳しめでお願いします」と研修内容に対して企業担当者からの依頼が入ることがあるそうです。依頼が入るたびに担当者は「自衛隊研修はココイチのカレーじゃないぞ...」と頭を悩ますようですよ。
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魔法の言葉を教えましょう。辛い時に「自分はいま強くなっている」と言うのです。仕事で追われているときに言うと成長している感じがあり、ポジティブなイメージを持てます。ただ朝から晩まで「俺はいま強くなっている」と言っている人は確実に弱くなっているので休みましょう。
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会社員というのは面白いもので「仕事がつまらない」「オレはもう辞める...」という人ほど長続きします。そして「仕事が面白い!」と語ったり、何も言わない人ほどあっさり辞めます。愚痴っぽいけど全然辞めない人はいませんか?
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人間には「戦闘モード」があり、多大なストレスがかかるとオンになります。攻撃から守るために体が緊張し、警戒のためにネガティブな情報を集め、食料を節約するためにお腹が空かなくなります。これをオフにするためには、Twitterをログアウトしてご飯を食べて暖かくして寝るといいですよ。
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生きる上で優しさは大切ですが「自滅する優しさ」に気をつけてください。これは自分が関わった人が不幸になったときに「自分はもっと助けることができたのでは?」と考えて、自分も潰れてしまうことです。これを防ぐために「自分はどこまでできるのか?」というラインを持っておいて下さい。
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ニュースやメディアに登場する専門家は「業界の異端児が多い」と私は思っています。主流派よりも尖った意見が多い傾向にあり、業界では「この人はちょっと...」となっているケースも多いと思います。でもその人が「その分野代表の意見」となりがちです。そんなことないですか?
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人は疲れてくるとストレス耐性がなくなります。すると寛容力がなくなるので、イライラして喧嘩するようになります。だから恋人と付き合ったばかりのデートは「疲れないスケジュール」を組んでください。約束ですよ。
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「自分に優しくできない人間が、他人に優しくできるわけない」という言葉が好きです。誰かに優しく接したければ、まず自分に優しくしてください。
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世の中にはトラブルやピンチの時に大活躍する「地獄に強いタイプ」がいると思います。彼らは日常生活では能力を発揮できないですが、日常の秩序が崩壊すると大活躍します。破天荒で生き物として強いタイプですね。そういう人いませんか?
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求人広告が語る「我が社は少数精鋭」はただの少数であることがほとんどです。たいていは「くせ者のおじさん」と「右も左もわからない新人」の組み合わせにして、長時間労働の組織が少数精鋭です。スキルを学ぶといった目的がなければおすすめしません。
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最近は家を選ぶときに「ネット内見」が人気ですが、家を選ぶときは必ず現地に行ってください。そして現地の「ごみ集積場」と「近所のコンビニのゴミ箱」を見ましょう。ここが荒れ果てたら「治安があまり良くない地域」です。またコンビニが「トイレ貸出不可」なら、さらに警戒しましょう。
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海上自衛隊の潜水艦は「いつ出発して、何をしているか」は任務上秘密です。なので潜水艦乗りの家族にも「いつ出発するか」は言えません。私の同期の潜水艦乗りは奥さんに「ちょっとパチンコ行ってくる」と言って家を出て、数週間後に「パチンコ負けちゃった」と帰ってたとさ。奥さんの理解力がすごい。
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聞いてください。人は疲労が溜まると警戒心が高まり、人間不信になりがちです。そして「自分が攻撃されている」と感じてエネルギーが消耗します。また「攻撃される前に先に攻撃しよう」という気持ちになるので、中立な人にも不当な攻撃を仕掛けるようです。つまりクソリプする人は疲れているのです。
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災害に役に立つことをお伝えします。非常食は「糖質」がメインになりがちなので、タンパク質を補うために「プロテイン」も準備してください。
プロテインは保存が効くタンパク質で、ストレスで食欲がなくても飲んで栄養補給できます。いざというときに大切な食料になりますよ。
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「置かれた場所で咲きなさい」は名言なのですが、「人間は鉢植えと違って移動できる」という名言もあります。つまり「自分が咲きやすいところで咲きなさい」が今の時代にあった考え方なのではないでしょうか。
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仕事で炎上を避けるために覚えておいて欲しいのは「上司やクライアントに一番話したくない時こそ、一番話さなければならないとき」という考えです。早いうちにダメなことを伝えると期待値調整できます。ちなみに私は話したくないことばかりあるので明日が怖いです。
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ぜひ覚えておいて欲しいのですが「報告・連絡・相談」のホウレンソウは「適切に報告しろ」という意味ではないです。「嫌なトラブルなどがあっても気軽に話せる雰囲気を作ろう」という意味です。いつも不機嫌そうな顔をして「ホウレンソウしろ!」怒る上司はいませんか?
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問題を解決するときは「長く考える」よりも「時と場所を変えて何回も考える」というアプローチをとると良いそうです。考える角度を変えることによって問題が解決できます。悩んでいる方は「考える時間」よりも「考える回数」を意識してみてください。
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若いときは「給料安くても楽な仕事がいいな」と思いがちですが、給料が安い仕事は「ほぼ間違いなく」辛い仕事なので気をつけてください。自分に裁量がなく、ジョークの一つもいえない職場で働くことになります。給料はできるかぎり妥協せずに職を探してください。
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まあ若いときは「楽な仕事」や「給与」よりも自分がそこそこ得意で、一生懸命やったら専門性が上がって、給与が高くなる可能性がある仕事を選ぶのがいいんじゃないでしょうか。
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世の中には残念ながら「楽な仕事」はありません。でも「自分が苦手な仕事」や「雰囲気の悪い職場」はあります。そう考えると「自分が得意なこと」を「雰囲気の良い職場」で行うことが仕事えらびの最大のポイントではないでしょうか。
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「過去は変えられない」というのは本当ですが、過去への解釈や見方は変えることができます。自分なりに「過去と折り合いをつける」ことは大切かと思います。一人で折り合いをつけられない時は、ぜひカウンセリングを活用ください。