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亡くなる前の人生への後悔で多い理由は「やりたいことやらない」「馬車馬のように働きすぎる」「言いたいこと言わない」「友達と連絡を取らない」「幸せを求めない」とのことです。こう考えると多少はわがままに有給とったほうが後悔しない人生になりそうですね。
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上から目線の人や偉そうな人に疲れてしまっている人は「その分野への知識や能力がない人ほど傲慢になりやすい」という法則を覚えといてください。わからない分野だからこそ、あれこれ文句が言いたくなります。気にしないのが一番です。
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防衛大学校時代に教官に「やる気あるときにできるのは当たり前」と言われたことがあります。教官いわく「やる気なくてもできる工夫をすることが大切」とのことです。つまり「モチベーションで仕事するな」ってことですね。あなたの工夫はなんですか?
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陸上自衛隊では「幸せレベル」という表現をよく使います。野外で不眠不休の訓練を行うと終了後に「マットレスが柔らかい...」「アイスが美味すぎる」など何でも幸せに感じるのです。たまにはハイキングでもして幸せを感じるレベルを下げると、また変わった世界が見えますよ。
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防衛大学校で「すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる」という言葉を教えてもらいました。目先の対応に役立つ知識や技術ばかりを学ぶと、すぐに使えなくなってしまいます。応用ばかり学ぶのではなく、基礎に立ち返ることも大切なのです。
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おじさんのつまらない下ネタに愛想笑いすると「俺の下ネタはウケる」と思わせてしまうので、私はいつも聞こえないふりします。犬をむやみやたらに褒めてはいけないのと同じですね。
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「日本で一番の反戦主義者は自衛官」という言葉があります。自衛官は戦争をしても、領土が貰えるわけでも、給料が増えるわけもありません。つまり戦争をもっともしたくない組織No.1と言えるでしょう。
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ここだけの話、若い人は「自分のやりたいこと」じゃなくて「自分の得意なこと」を探して伸ばしたほうがいいです。自分のやりたいことを探すと「人よりも優れた才能」があっても見えなくなります。得意なことを見つけて伸ばせば人生も楽しくなりますよ。
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陸上自衛隊の匍匐前進や突撃訓練は「プライドを捨てろ!もっとバカになれ!」と指導をされます。訓練ではバカになって、フルパワーになるのが戦士の心得です。こうして教育された戦士たちが同期の結婚式の余興で「白鳥の舞」を踊り、新婦側の席を葬式のようにさせるのです。
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イライラして寝る「ふて寝」は嫌な記憶ばかりが心に定着してよくないようです。なので寝る前の10分は1日の良いことばっかり思ってください。また起床時もストレスを感じやすいので、すぐに幸せなことを想像してください。暖かいお布団の中ではストレスは不要なのです。
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自分の苦手なことは克服するんじゃなくて「人から力を借りる」のが正解です。そして自分は得意なことで相手を助けるのです。だから他人のことを嫉妬をしたり、悪口を言うのはやめたほうがいいです。最終的には自分が損するだけですよ。
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ルパン三世の次元はピンチになると「さて面白くなってきやがった」と言いますが、これは魔法な言葉なのでぜひ使ってください。不安な気持ちから積極的な気分になれます。あなたの今の悩みに対して「面白くなってきやがった」というだけで気持ちが変わるのでおすすめです。
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感受性豊かな人は「心の防御力」が基本的に低いので、他人の視線や表情でHPがガシガシ削られがちです。外に出るときは「鈍感スイッチ」を入れてください。「感情なしの自動運転」で嫌なことをやり過ごすことも身を護るために大切ですよ。
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「成功とはとても曖昧なものだから、他人が思う成功を追いかける必要はない」という言葉が私はとても好きです。この言葉を知っていれば「あ~、それは私の人生の物差しにはないんですよ」で片づけられます。成功の基準は人それぞれってことですね。
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イライラしているときは食欲なくなるのですが、そういったときに「とりあえずご飯を食べなさい」と言ってくれる人は大切です。食べたくなくても食べると食欲が湧いて、考えが落ち着くことがよくあります。迷ったら食べる。これが問題解決の糸口ですね。
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「筋肉は裏切らない」はいい言葉です。でも関節は裏切り、脂肪は寄り添い、髪の毛は去り、目はぼやけます。かなしい。
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人間には「ピークエンドの法則」があり、「最高に面白かったこと」+「最後の印象」で幸福度が決まります。つまり寝る前に「1日の良かったことを思い出す」+「良い1日だった」と感じることで人生の幸福度が大きく変わるようです。「終わり良ければすべて良し」を布団に持ち込むことが大切なんですね。
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ブラック企業に努めている人が「社内の人間関係は殺伐、ノルマは膨大、トラブルは絶えない。会社で暖かいのはトイレの便座だけ」と言っていました。暖かい便座は人を救うんですね。
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陸上自衛隊で聞いた辛いときのポジティブワード「俺はいま強くなっている」「始まれば終わったようなもの」「痛みは電気信号に過ぎない」「厳しくないと思い出に残らないぞ」「盛り上がって参りました」辛いときに言ってみてください。
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人間関係でイラっとしてたときは「その人に悪意があるかないか」と判断基準を覚えておいて下さい。大抵は「相互理解の不足」といった理由なので落ち着くことができます。ただガチで悪意持っているもたまにいるので、その人からは全力で逃げましょう。これほんと。
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トラブルやクレームのときは相手に反発せず、一度同調して「実は私もそう思ってます!」と言った後に「とはいえ、このケースは〜」と説明すると相手の感情を巻き取れるので有効です。ただガチのクレーマーはそもそも話にならないので「運が悪かった」と思って諦めましょう。
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人間はやる気がなくても始めると「作業興奮」が起こって段々とやる気が出てきます。だから「今日はやる気がでない」という言葉は「ちゃんとやってから」判断をしたほうがいいです。やる気あるときにやるのはただの「気まぐれ」です。
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人間関係にも2:6:2の法則があって、2割が味方になってくれる人、6割がどちらでもない人、そして最後の2割が「何もしなくても嫌ってくる人」だそうです。そういう人出会ったら、仲良くなるよりも「心の鈍感スイッチ」をMAXにしてやり過ごしましょう。
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一度しか言わないので聞いてください。自衛官はアイロンがけが得意です。迷彩服、作業服、シャツ、ハンカチなど何でもシワ一つなくアイロンします。そして自衛官と結婚すると何でもアイロンしてくれます。私の知り合いは大切なレシートのシワを伸ばそうとして、紙を真っ黒にしてました。
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なかなか勉強しても覚えられない人に伝えたいのですが、太宰治は「学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ」という名言を残しています。心に砂金を残すことが大切なんですね。