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マニアと言われる人たちの中には「特定の分野に関する知識」が人生の誇りであり、生きる自信になっているケースがあります。しかし、その地位を揺るがす存在が現れると「生意気だ!」と全力で叩きます。そんな話をよく聞きます。
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攻撃的な人ほど打たれ弱く、繊細なんですよね。優しくしてあげられなくてごめんね。
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ブロックをしてきた相手を、自分もブロックすることを「相思相愛ブロック」と言います。ただ、私はこれをやったら相手がブロックを外し「自分はブロックされた!!」と騒がれました。傷つきやすいのに変なことしてごめんね。
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よく「止まない雨はない」と言いますが、人生はだいたい雨が降ってます。だから「雨の中でも楽しく踊ろう」が正解ではないでしょうか。悩みはぜんぜん解決しないけど、楽しく踊りましょう。
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防大の学生のとき、真夏の演習で防御陣地をひたすら作っていました。ひよこだった私は穴を掘るのが嫌になり、「こんなに穴を掘る意味あるんですかね?」と助教に聞きました。すると「経験を通してわかったらもう遅いぞ」と返ってきました。いま考えても含蓄の深い言葉ですね...。
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何かを伝えたい人は「発信力」や「表現力」を伸ばすと同時に「批判に耐える力」もつけてください。認知度が高まると批判されることも増えるからです。この批判への耐性がないと、伝えたいことを伝え切る前にフェードアウトすることになります。ここが大きな壁ですね。
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人生には安らぎや暖かさは大切ですが「馴れ合いの心地よさの中で腐っていく」とも思うので、厳しさにも触れないとダメですね。
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嫌なことを思い出したり、みんなに嫌われていると思うときは「疲れているだけだな」と呟いてみてください。疲労は現実をねじ曲げて暗くします。よく寝れば解決しますよ。
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「苦労してないから顔が幼い」ではなく「仕事のストレスが強く、休めないと老ける」が正解だと思います。しかも不健康に老けます。
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誰かに向けた敵意や、不正行為は人生で一番しんどいときに返ってきます。これは「人生の伏線回収」だと思ってます。負の伏線を残さないようにしないと、痛い目を見ます。
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防衛大に入校したときに「仲間は信頼しても信用してはいけない」と指導教官から話がありました。これは「大きなミスは『彼がやることだから大丈夫』と成果を確認しないことから起こる」という教えです。私は学生時代に手放しに同期を信用し、反省文をたくさん書いたのでこれは間違いありません。
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戦いは基本的に「撤退経路」や「予備陣地」を考えて行います。「背水の陣」はかなり危険です。
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「逃げてもいい」とは「ちゃんと戦って『無理だな』と思ったときには撤退しろ」という意味であって「嫌なことがあったら逃げろ」ではないです。でも日頃から逃げ道を作っておかないと詰みます。逃げ道の穴は元気な時に掘っておいてください。
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世の中にはあまり知られていない防衛大学校の話を1冊にまとめました。怪談エピソードもいくつか書いたので、よかったらお手にとってください(7月末発売で予約受付中です!)#PR
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事前説明会の質疑応答で同期が「硫黄島は幽霊が出る噂は本当ですか?」と質問したら、教官は「幽霊はいないが英霊はおられる」と顔色を変えずに答えてくれました。
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防衛大の研修で硫黄島に行くときは「絶対に石を拾って帰るな」と注意事項があります。理由は硫黄島の石を記念に持ち帰ると、原因不明の高熱に悩まされるジンクスがあるからです。「嘘だろ」と石を持ち帰る学生は体調不良で倒れます。
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でも「1人に話したけど無駄だった」と思わないでください。2〜3人に話すとさらに状況がクリアになります。
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メンタル守るために「自分だけでなんとかする」は極力さけてください。ストレスが一気に高まり、悩みを抱え込んで逃げ場がなくなります。また「自分は嫌われている」「もう手遅れ」と必要以上に悲観します。誰かに話すだけでも気持ちは変わりますよ。
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防衛大学校には「自衛隊になんて入るな!」と親に大反対される学生も一定数います。展示されている戦車を見て、泣いている親御さんも見たことがあります。しかし、入校時に反対していた両親は徐々に自衛隊ファンになり、卒業のときには自衛隊マニアになっていることもよくあります。
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この手の話をすると「経済的徴兵」というワードを出す方がいますが、防大に合格できる学力があれば他にも選択肢はたくさんあります。奨学金をもらって一般大にもいけますしね。
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「お年玉を貯めて参考書と赤本買った」というタイプの赤貧学生はもともと彼らは地頭が良い人が多く、「自衛隊は飯が食えて勉強もでき、給料貰えて最高」というスタンスなので部隊で活躍する人が多いです。また同じ境遇の部下にも優しいので欠かせない存在です。
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防衛大学校は学費無料なので家庭崩壊した秀才がやってきます。複雑な家庭出身の同期は教官に「お前はよく不良にならなかったな...」と驚かれていました。そういう人は「健康に生きているだけで幸せ」と言うので、本当に強いなぁと思ったものです。
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「梅干し純」がセールで安くなっているので紹介します。自衛隊で配布される「凍結乾燥梅肉粒」の民生品で100%梅肉とシソを凍結乾燥したタブレットです。真夏の任務で不足しがちなナトリウムを補給するために支給されます。野外活動する方におすすめです。#pr
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YouTubeなどに「自衛官に起床ラッパを聞かせてみた!」という動画がありますが、実は自衛官は放送機材に電源を入れる「プッ........」という音で目覚めます。この感覚はアナログのめざまし時計の「チ...」という動作音が鳴る前に起きるのに似ています。
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孤独に強い人は「さみしい」という感情よりも「馴れ合いたくない」という感情の方が強いと思います。馴れ合うとさみしさは埋まりますが、むなしくなります。孤独はむなしくないけど、さみしいです。お好きな方をどうぞ。