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4月になると「研修で名刺交換をしています!」とスーツを着た若手社員から声をかけられます。ここで「可哀想だから名刺をあげるかな...」と交換すると勤務中に「投資用マンション」の勧誘電話が頻繁に来るようになります。見た目が優しそうな人は、心を鬼にすることをオススメします。
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上下関係が厳しい組織では「先輩に厳しい指導を受けた人ほど後輩にキツくあたる」という負の連鎖をよく見ます。もちろん厳しい指導も時として必要ではありますが、適切に行っていかないとギスギスした雰囲気だけが残ります。理由なき厳しさは害です。
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世の中には加害者なのに「私は被害者だ!」と言う人や、同意を必要以上に求める人がいます。だから「必要以上に肩を持たない」「もう一方の事情も聞く」「違和感を大切にする」のルールは守ったほうがいいです。大切なことは「相手の仲間になる」ではなく、まず状況を判断することですね。
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日常生活が満たされない人にはトレッキングや登山をお勧めします。体力的に問題ない山を選び、朝早く起きて登りましょう。頂上から降りてくると感性がリセットされるので「アイス!冷たくて美味しい」「マットレスが柔らかい!」と多幸感に包まれます。つまり幸せとは相対的なんですね。
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何もしない人は怠け者ではなく「頭の中で細かいことまで高速回転で考えてしまい、エネルギー切れになる」という説が好きです。頭の中でいろんなイメージが広がり、気力を使い果たしてしまうので何もできなくなります。水鳥のように水面下でバタバタして疲れているのですね。
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20年後ぐらいには「私は東京オリンピックの年に生まれたんですよ~」という新卒が入ってきて、平成生まれのおじさんが「え~!!めちゃくちゃ若いじゃん!!」と言った後に、定年制度がなくなった昭和生まれのおじいちゃん社員が「それっていつの東京五輪?」というボケをかますと思います。
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「他人にすごい!」と思われたい人生をひたすら目指すと、旅の終着駅が「メンヘラ」か「サイコパス」になる可能性が高いと個人的に思ってます。折り合いをつけつつ、自分の好きなことをした方がいいですよ。
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人間関係で疲れている人に伝えたいのですが、1日の行動には「使えるポイントの上限」があります。大切な仕事には75%のポイントを使ってもいいですし、大切な友人に50%使ってもいいです。でも嫌な人のために70%使うと死にます。「この人は10%で対応しよう」と思う勇気も時には必要ですよ。
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カフェインには「眠気覚まし」だけではなく「だるさ」をとったり、「運動能力を向上」させる効果があります。陸上自衛隊の行軍時に本当に疲れたときはカフェイン剤飲むと、だいぶ楽になりました。もし電車が止まって歩いて帰る際、疲れたら「コーヒー」を飲んでください。だいぶ変わりますよ。
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人間の脳は「幸せになること」ではなく「生き延びること」が最重要項目であり、不安を感じることで危機を回避するという説に「あぁ...」と思いました。いつも不安なのは生き延びようとする本能であり、明日会社行きたくないのも本能ですね。
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嫌なことを言われたときは「そうかもしれない...」と思う前に「相手がまともかどうか」を判断してみましょう。このフィルターがあると90%ほどはスルーできます。いきなり怒ってくる人はほぼまともじゃないですよ。
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自分に向いていない仕事を選ぶと「パニック状態」or「やる気がない・力が出ない」の乱高下をひたすら味わうことになります。このジェットコースター状態は奈落にしかいかないので要注意だと思っています。
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ストレスで「食欲がない」という状況は「死ぬかもしれないのに食事をしている場合じゃない」という身体の反応だそうです。ただ「自分は食事をする資格がない」という発想になると大ピンチです。生きることを放棄し始めているので休んでください。
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嫌なことや嫌いな人のことばっかり考えているときは、視野が狭くなっているから「新しいことを始める」or「新しい人に会う」がおすすめです。脳に占めるリソースが「新しいこと」に振り分けられるので、強制的に嫌なことを考えるスペースがなくなります。頭のリソースを振り分けましょう。
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最近は「無理をしない」という言葉が「頑張らない」とよく表現されるようになりました。ただ「じゃあ頑張らなくてはいいや」と手を抜く風潮は違うと思ってます。それは頑張らないではなく、「手抜き」です。この誤解が「頑張らない」という言葉の罪だと思ってます。
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自営業を始める人は「仕事がないから仕事ください」と言うのではなく「おかげさまで大忙しです!」と本当はヒマでも言いましょう。
そうすると売れっ子だと思われるので「じゃあお願いしようかな」と依頼されるので、仕事もらえるようになって忙しくなります。見せ方は大切ですね。
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小学生のときは「よく気づけました」と先生に褒められます。一方で大人になると「気づける能力」に苦しめられます。小さなことに自分だけが気づいて共感を得られず、相手の感情にも持っていかれやすいです。能力者は苦しみやすいのは現実でも同じですね。
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現代において「リアルに死ぬ」と感じるポイントの一つが「お金がない」だと思います。貯金がないと仕事中も生活費の心配をし、効率が下がります。辛いことがあっても「やめたら生活できない」と苦しみます。貯金は「心のHPゲージ」だと思ってます。
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人間はやる気がなくても始めると「作業興奮」が起こって段々とやる気が出てきます。だから「今日はやる気がでない」という言葉は「ちゃんとやってから」判断をしたほうがいいです。やる気あるときにやるのはただの「気まぐれ」です。
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陸上自衛隊で学んだ教訓ですが「肉体は強く、心は弱い」があります。「体力的に限界」と言う人はまだまだ大丈夫です。セーブされてる力が残ってます。でも「精神的に限界」と言う人はすぐに救わないと壊れます。メンタルの限界値は伸びませんよ。
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陸上自衛隊では「部下の悩みを聞いてメンタルをサポートしなさい」と教育をすると「調子はどうだ」と急に聞いてくる指揮官がいます。しかし部下は信頼のない指揮官の場合、悩みを話すのがストレスになるので「ありません」と言います。メンタルサポートの前に日常のコミュニケーションが大切なのです。
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メンタル弱いと思ってる人は「自分のことなんて誰も見てない」を暇さえあれば唱えてください。これが定着すると「まあ、自分のことなんて誰も見てないからな」と大抵のことはどうでも良くなります。「どうでもいい」が増えればメンタルは強くなれます。
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ストレスや疲労は緊張から解放された後にもズドンときます。昼のストレスが夜にやってくることもあるので、夜中に不安を感じたり、死にたくなったら「早く寝る」が正解だと思います。下手に悩むよりも寝た方が圧倒的に回復します。仕事や将来のことは布団にはふさわしくないですね。
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人に相談することがなぜ大切かというと「限界の見極め」が自分ではできないからです。「もうちょっと頑張った方がいいのか」、それとも「もうやめたほうがいいのか」が自分1人では全くわかりません。相談しない人は静かに消えていくので、周りに相談はしてくださいね。