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人生のほとんどのことは時間が解決すると思います。でも時間に耐えられるだけの体力がないと解決せずに倒れます。だから辛いときは「とりあえず飯食って寝る」が正解ではないでしょうか。ジタバタするよりも飯食って寝るという考えが身を救うと信じてます。
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自分が潰れないために「相手の心の中をむやみにのぞかない」を心がけてください。人の心は複雑な迷路なので「この人はこう考えているかも...」と考えると抜け出せなくなります。相手の言葉や態度だけで話を進めるのも、心を守るために大切ですよ。
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人生において「嫌いな人/嫌ってくる人」は自分にとって脅威なので、意識をしなくても目が向きます。だから自分の「好きな人/好きでいてくれる人」に意識的に目を向ける必要があり、「好きな人に目を向ける努力」が重要だと思っています。
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大人は「あなたのことが嫌いです」を様々な表現で言ってきます。特に「例外の例外を出す人」「論点をずらしてくる人」「意味不明な解釈をする人」たちなどは、あなたのことが嫌いです。話し合いにはなりませんので、安心なすってください。
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人間は自分の想像を超えた驚異がくるとなぜか「自分は助かるだろう」や「動かなくても大丈夫な気がする」という気持ちがして、行動が止まってしまう性質があります。そのため陸上自衛隊の教育では「頭が真っ白でも止まるな。指揮を出せ」と言われます。緊急事態には無理矢理考えることが大切なのです。
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何かミスして「終わった...」と思ったときは「まだ始まってもいないぜ」と自分に言い聞かせてください。人生は「あのときはスタートラインにも立ってなかった」と思うことの連発なので、この感覚がちょうどいいと思ってます。
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黒歴史や恥ずかしい過去とよく言います。でも当時のあなたは、それが「最善の選択」だと思っているので仕方ありません。自分がいま恥ずかしく思うのは「成長」があるからです。成長していなかったら、未だに「暗黒の騎士ルシファー」と名乗って、右手に包帯をグルグル巻きにしてるはずです。
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兵器や武器を自国開発する理由はたくさんありますが、私は防大のときに「自国開発しないとポンコツ兵器しか売ってくれなかったり、壊れても自国で修理できないから輸出国に頼るしかない。そうなると有事の際に支障をきたす」と教わりました。考え方の一つとして覚えておいてください。
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衣食住が満ち足りて「明日もご飯は食べられそう」という世の中では「好きなもの」が大切になります。胸にときめきがないと「なぜ生きているのか?」とすぐに悩むようになるからです。人生は「ときめきを見つけるゲーム」ぐらいに思っておくと、人生に飽きないのでおすすめです。
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幸せになりたければ「読心術」はやめたほうがいいです。自分の気持ちさえ、わからないときがあるのに、他人の心なんてわからないからです。誰かの心を気にしすぎるとメンタル不調にまっしぐらです。
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人生で1番孤独を感じる瞬間は「一人でいるとき」ではなくて、「周りにたくさん人がいるのに、誰とも打ち解けられない」ときです。だからボッチはパーティや飲み会に行かず、ソロ活を楽しみます。これが私です。
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人生に悩んでしまっている人は、おそらく意識が高く、賢い人が多いからだと思います。だから家でクヨクヨした時は「ゴリラモード」に切り替えてください。心をゴリラにして、難しいことは忘れてください。語尾にウホをつけて「布団は最高だウホウホ」などと言うと調整されてちょうどいいですよ。
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睡眠不足になると感情抑制が効かなくなるので「ポジティブとネガティブを繰り返す」という結果があるそうです。もし日中に「絶対に上手くできる!」と「絶対にダメだ...」を振り子のように繰り返す方は、寝不足かもしれないですよ。
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小さなお子さんが迷彩服のTシャツを着ると視認性が悪くなり、迷子や事故に合うリスクが高まります。なので絶対に着用させないください。またお子さんが大人になっても、迷彩Tシャツを着ると女性にモテなくなる代わりに、お巡りさんにナンパされやすくなります。着用させないでください。
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優秀な自衛官に多いのですが、辛いときでも「弱音を吐くのはやめよう。期待に答えよう」と気丈に振る舞うことが多いです。しかし誰にも悩みを言わないと「彼は大丈夫だ」と判断されるので次々に仕事が降りかかり、潰れてしまうケースがあります。自分の弱さを見せることは自分を守ることなのです。
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陸上自衛隊に無口で顔が怖くてゴツいのに、マイメロとかキティちゃんのハンカチを何故か持っている隊員がいました。理由は奥さんに「あなたは顔が怖くて誤解されやすいから、娘のハンカチ使いなさい」と言われて持っていたそうです。できた奥さんだなぁと思いました。
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自衛隊にいるときは「よくわからない訓練して、国民からあんまり好かれていない」と思ったこともありました。でも退職してから「国民は自衛隊に期待しているし、なくてはならない存在」と強く実感しています。災害派遣、頑張ってください。身近で活動している方がいたら暖かい言葉をかけてください。
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治安が良い地域はネコが挨拶して撫でさせてくれます。これは「ネコをいじめる人がいない」という証拠だと思っています。
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人生には選択肢が沢山ありますが「心が傷ついた時にすぐに選択しない」がとても大切だと思います。判断能力が落ち、悲しい気持ちのまま人生が進むようになります。「誰かと別れる」「好きなことをやめる」といったことは心が癒えてからにしないと、ダメージを負ったままの再出発になりますよ。
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自分がやりたいことをやらないと「失われた可能性の亡霊」になります。「〜だったかもしれない自分」をいつも考えて、後悔ばかりすることになります。亡霊になるぐらいなら、勇気をだして恥をかいたほうが人間らしくて素敵ですよ。
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疲労レベルが高まると「決断ができない」という状態になります。いつもはすぐに決められることも悩むようになります。食事も「何を食べていいかわからない...」という状態になり、メニューを見ては悩むようになります。自分の食欲で気力は判断できますよ。
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一度しか言わないので聞いてください。自衛官はアイロンがけが得意です。迷彩服、作業服、シャツ、ハンカチなど何でもシワ一つなくアイロンします。そして自衛官と結婚すると何でもアイロンしてくれます。私の知り合いは大切なレシートのシワを伸ばそうとして、紙を真っ黒にしてました。
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疲れているときのサインに「嫌いな人の顔ばかり浮かぶ」があります。心が嫌いな上司や友人の顔で埋め尽くされているときは疲労度MAXです。相手の責任以上に「自分が疲れている」と思考を切り替えるのもマジ大事ですよ。自分の妄想の中でバトルをすると疲弊します。
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海上自衛隊の潜水艦は希望してもなかなかなれません。理由は潜水艦でストレスフルな生活を強いられるので、心の強さが求められるからです。そんな潜水艦乗りの同期は「浮上して太陽の光を浴びて、新鮮な空気を吸うと『生きてる』って感じるよね。地球に感謝したい」と言っており、悟り開いてました。