遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(リツイート順)

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山仕事に携わる人々は、山の神を畏れ敬い、伝承や禁忌を守ることによって無事に仕事ができると信じてきた。 常設「山」鉄砲打ち資料
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ザシキワラシは、東北地方を中心に伝えられる家の神、精霊で、旧家の座敷にいて普段は目に見えないが、時に子どもの姿をして現れるという。 この神のいる家は繁栄するが、いなくなると没落すると伝えられる。近代になってから『遠野物語』や『奥州のザシキワラシの話』等で広く知られるようになった。
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願かけの呪術・絵馬 絵馬は古代に神馬を奉納した代用に行われたもので、その起源は奈良時代まで遡ることができる。古代の絵馬は馬の絵が描かれることが一般的だったが、次第に家内安全・病気快癒などの願い事に応じた様々な図柄が描かれるようになった。 常設資料 遠野の絵馬
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オシラサマと巫女の呪具 宮城県登米市東和町 オガミサマと呼ばれる巫女が使用した呪具。オシラサマ1対、イラタカの数珠、扇子、筮竹(33本)等が箱に納められている。イラタカの数珠には、オオカミの牙・シカの角・貝殻・古銭が結び付けられている。 東北歴史博物館 蔵 「遠野物語の世界」展示資料
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遠野の猫はきちんと横断歩道を渡ります
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錦絵「猫の湯」 遠野ではひな祭りに錦絵を飾る風習があり、大正2年(1913)の新聞「上閉伊新報」には、家々ではひな人形や絵画を飾り「小なる美術展覧会」のようであったと記されています。 「遠野のひな人形」展示資料 #猫の日
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古来から白い動物は神使として信仰され、特別な力を持つと考えられてきた。『遠野物語』には、白鹿の話が書かれている。 「同じ人六角牛に入りて白き鹿に逢えり。白鹿は神なりという言い伝えあれば、もし傷つけて殺すこと能わずば、必ず祟あるべし」『遠野物語』61話 白狐、白馬、イイズナ
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ガタンコガタンコ、 シュウフッフッ、 さそりの赤眼が 見えたころ、 四時から今朝も やってきた。 遠野の盆地は まっくらで、 つめたい水の 声ばかり。 宮沢賢治著「シグナルとシグナレス」大正12年(1923)より 遠野盆地  猿ヶ石川の鉄橋を走る軽便鉄道 (大正時代) #鉄道の日
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暑い日が続きます
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鍋倉城跡本丸付近にて
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ザシキワラシは、東北地方を中心に伝えられる家の神、精霊で、旧家の座敷にいて普段は目に見えないが、時に子どもの姿をして現れるという。 この神のいる家は繁栄するが、いなくなると没落すると伝えられる。近代になってから『遠野物語』や『奥州のザシキワラシの話』等で広く知られるようになった。
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生れ変わり  生れ変るということもたびたびあることだという。先年上郷村の某家に生れた児は、久しい間手を握ったまま開かなかった。家人が強いて開かせて見ると北上の田尻の太郎爺の生れ変りだという意味を書いた紙片を堅く握っていた。 「遠野物語拾遺」245話より
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鎮守の森 早池峯神社(遠野市附馬牛町)
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護身結界真言 結界とは、空間を界の内と外に分け、内側を聖域、外側を俗域としたもの。密教においては修行の場に魔障の侵入を防ぐために呪法によって結界を張る。 『遠野物語』62話には山中で夜を明かす時に自分の周囲の木々に魔除けのサンズ縄を回し結界を張る場面が書かれている。 山の信仰展示資料
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「護身結界真言」 結界とは、空間を界の内と外に分け、内側を聖域、外側を俗域としたもの。密教においては修行の場に魔障の侵入を防ぐために呪法によって結界を張る。 『遠野物語』62話には山中で夜を明かす時に、自分の周囲の木々に魔除けのサンズ縄を回し結界を張る場面が書かれている。 呪術展資料
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遠野の猫たち ギャラリースペースで公開中 〜3月30日まで
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囲炉裏と猫  遠野の猫たちは、暖かい囲炉裏のまわりによく集まります。  遠野の古い民家の台所には竈がなく、囲炉裏での調理が一般的でした。  囲炉裏の写真を見ていると思いがけない所に猫たちが写っていることがあります。 撮影:浦田穂一
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【柳田國男と泉鏡花】 『遠野物語』が出版された1910年代にこの書を最も高く認めたのは、柳田が一高時代から敬愛していた泉鏡花であり、自身の「遠野の奇聞」にて大きな賛辞を送っている。 ちなみに、『遠野物語』の話者である佐々木喜善は鏡花に憧れ「鏡石」という筆名を使用していた。
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秋の遠野 遠野市土淵町
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狩猟のお守り 遠野市 熊猟のお守りとして携行したもの 館蔵 特別展「遠野物語の世界」展示資料
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デンデラ野から里を望む 夏〜冬 遠野市土淵町山口
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遠野の神楽 神座を設けて神々を勧請して招魂・鎮魂の神事を行ったのが神楽の古い形で、神遊とも称した。遠野に伝わる神楽の多くは山伏神楽で、山伏から伝承されたものである。古くは農閑期や正月に、権現様と呼ぶ獅子頭を奉じ、檀家の家々をまわって火伏せや悪魔祓いの祈禱をした。 常設資料 神楽面
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晩秋の朝 遠野盆地では10月から11月の晩秋、よく晴れた日の明け方に雲海が発生しやすい。 朝の8時頃には雲海はなくなるが、里近くの山あいの低いところにはまだ霧が残っている。
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「旧家にはザシキワラシという神の住みたもう家少なからず。この神の宿りたもう家は富貴自在なり」(遠野物語17話)とされるが、ザシキワラシが家から出て行った山口孫左衛門家では、主従二十幾人、茸の毒に中りて一日のうちに死に絶えたという。 山口孫左衛門家の跡 左手の木の近くに井戸跡が残る。