遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(リツイート順)

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異界への入口  村境や橋、坂、峠、辻は異界との境界と認識され、他から侵入するものを防ぎ、道行く人々を災難から守る神として賽の神などが祀られた。  節句など季節の変わり目は時間的な境界とされ、その日は異界から魔物がやってくると考えられた。そこで、邪気を祓う年中行事が行われてきた。
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春風祭り 「春風祭り 万病送り」 「春疫病祭 悪魔退散」 2 月に各家でワラ人形を作り、門口に立て無病息災を祈った。 団子で身体を拭い人形にくくり付ける事で、身体の悪いものが人形に取り込まれ、人形自体も魔除けの力を持つと考え られた。 撮影:浦田穂一 呪術展7/21〜
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境と魔除け 村境や橋、坂、峠、辻等は異界との境界と認識され、他から侵入するものを防ぎ、道行く人々を災難から守る神として賽の神や道祖神が祀られた。 春分の日など季節の変わり目は時間的な境界とされ、その日は異界から魔物がやってくると考えられた。そこで、邪気を祓う年中行事が行われてきた。
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「呪術」とは、神や精霊などの超自然的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為、およびそれに関連する信仰の体系のことを指すことばで、「まじない」「魔術」などとも呼ばれます。 本展覧会では、遠野の呪術に関する資料を中心に約140点の資料を公開しています。 呪術展第二幕〜1/27迄
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九字 「臨兵闘者皆陣列在前」の9文字の呪文を唱え縦4本、横5本の線を空中に描き災厄を払い護身のまじないとした。魔除けの記号として呪符にも記される。 災厄をもたらす邪鬼は陰気によるものと考えられ、九字の九は陽の最も大きな数であるから、それによって陰を降伏させることができると考えられた。
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初夏の遠野 遠野市青笹町
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朝日
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飯綱の剥製 飯綱使いの話 「ごく小さな白い狐を袂から取出して見せた。さうして是さへあれば誰でも俺の様に何事でもわかるし、又思ふことが何でもかなふといふ…其術には年限の様なものがあつて、死ぬ時にはやはり元の有様に戻つてしまふものだと伝へられてゐる。」 「遠野物語拾遺」201話 呪術展資料
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白狐像 狐は稲荷神の神使とされ、年を経た狐は白狐となり神通力を持つとされた。 常設資料
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春の遠野 遠野市青笹町
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遠野の山の神 山仕事に携わる人々は、山の神を畏れ敬い、伝承や禁忌をかたく守ることによって無事に仕事ができると信じてきた。 12月12日は山の神の年取りといって山の神が自分の領分の木を数えるので、山に入ってはならないとされる。山に入り、木に数えられると戻って来れなくなると伝えられる。
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神楽 神座を設けて神々を勧請して招魂・鎮魂の神事を行ったのが神楽の古い形で、神遊とも称した。 遠野に伝わる神楽の多くは山伏神楽で、山伏から伝承されたものである。古くは農閑期や正月に、権現様と呼ぶ獅子頭を奉じ、檀家の家々をまわって火伏せや悪魔祓いの祈禱をした。 常設資料 神楽面
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山の神の依代「コダマ」 依代とは、神霊が出現するときの媒体となるもの。樹木や岩石、幣束などが依り代となることが多い。 山の神に奉納された木のコブはコダマと呼ばれ山の神が乗り移るとされ信仰の対象となった。 碧祥寺博物館 蔵 企画展「遠野物語と山の信仰」(10/7〜)展示資料
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天狗 深山に棲むという妖怪。赤顔で鼻が高く背に翼があり羽団扇 を持つ山伏姿のイメージで知られる。 元々天狗という語は中国において凶事を知らせる流星を意味するものであった。隕石が大気圏に突入する際の衝撃音が犬の吠える声を思わせたことから天の狗、天狗と名付けられたとされる。 天狗資料
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言葉の力 昔から日本では言葉には呪力があると考えられてきた。言霊ともいわれ、言葉に宿る霊力が、発せられた言葉の内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。呪力を発揮させるために唱えたり御札に書かれる言葉を呪文という。 常設資料「諸所之命留タル時ノ秘文伝」安政2年(1855)
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呪文と呪物 言葉には霊力が宿るとされ、発せられた言葉の内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。もっと明確に呪力を発揮させるために唱えたりお札に書かれる言葉を呪文という。また、呪文を書いた御札やお守りなど、それ自体が呪力を宿したものを呪物という。 呪術展資料
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🥒pickup🥒 没落注意  バッジ¥200/マグネット¥300 庭に生えた見慣れぬキノコにはご注意を
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夏の遠野 遠野市土淵町山口
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古来長い年月を経た道具には精霊が宿り、特別な力を持つようになると考えられてきた。 遠野では年を経た動物は霊力をもつ経立になるとされた。 狐は稲荷神の神使とされ、年を経た狐は白狐となり神通力を持つとされた。 常設資料 白狐像
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今年も育ちました
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常設「馬っこつなぎ」  6月15日、ワラでつくった馬2頭や、木版で馬の絵を2枚刷って旗にしたものを、田の水口、神社、分かれ道などに奉納する。  これは田の神が稲の生育を見届けたのを送る行事とも、この日行われる津島天王社の大祭に、全国の神々が集合するので送り出すためともいわれている。
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「まめ本遠野物語」本日再販開始です! twitter.com/tonomuseum/sta…
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【柳田國男と森鷗外】 柳田の愛読書の一つが名作『舞姫』であった。著者である森鷗外の友人であった次兄・井上通泰の仲介で、柳田は鷗外と出会う。日本文学に親しんでいた柳田に初めて外国文学について教えたのは鷗外であった。
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夏空 遠野市東舘町
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冬の遠野