遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(リツイート順)

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火を取り扱う神聖な場所として、炉や竈(かまど)の神を祀る習俗は全国的に見られる。 宮城県から岩手県南部にまたがる旧仙台藩地域では、火の神や家の守り神、魔除けとしてかまど近くの柱や壁に土製や木製の面を祀る風習がある。 カマガミ 岩手県立博物館 蔵 呪術展7/21~
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オシラサマ  桑の木等で2体1対のご神体を作り、主に家の神、養蚕の神、目の神として東北地方を中心に信仰される。明治27年(1894)遠野出身の人類学者伊能嘉矩によって初めて全国に紹介された。  祭日にはオセンダクといわれる新しい布を一枚着せて、豊作や家内安全を祈願する。 常設展示 家の神
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トラキチは手足が大きい
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「飢饉といえば、私もその惨事にあった経験がある。その経験が、私を民俗学の研究に導いた一つの動機にもなったのであった」 柳田國男は当時の農村社会にありふれていた貧困の根本的病理を探り、それを解き放つ学問や職業への道を歩んでいく。 遠野の稲はまもなく収穫を迎えます。
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ウサギの前立 前立は兜の前部、目庇の上につける飾りもの。 この前立の由緒ははっきりしないが、戦場でウサギの敏捷性にあやかりたいとの願いや月の信仰と関係があるともいわれている。 常設資料 遠野南部家伝来の甲冑(南部神社寄託資料)江戸時代初期
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夏の遠野 高清水高原
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夏の遠野 遠野市土淵町山口
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「国内の山村にして遠野よりさらに物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。」 『遠野物語』序文より
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常設 塞の神 村境は異郷や他界との通路であり、遠くからやって来る神や悪鬼、災いを起こす邪霊もそこから入ってくると考えられた。 また橋、坂、峠、分かれ道なども異界との境界と認識され、このような場所には他から侵入するものを防ぎ、道行く人々を災難から守る神として賽の神や道祖神が祀られた。
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「遠野郷の地大昔はすべて一円の湖水なりし」 遠野郷のトーはもとアイヌ語の湖という語より出でたるなるべし 『遠野物語』第1話より 遠野市松崎町
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狩りの道具 獣の牙や角などには特別な力が宿るとされ、まじないや占いに使う数珠などにつけられました。 狩りの道具には魔除け等としてカモシカの角や獣の牙などがつけられているものも多い。 山の信仰展展示資料
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遠野の狩の秘伝書と呪歌 呪歌は陰陽師や祈祷師が場を清めたり、福を呼び、災いや魔物を避けるために唱える歌。 獲物を仕留めた際に供養のために唱える呪歌が記されている。 「野辺に棲む獣、我に縁無くば、長き夜路に永く迷はん」と三回唱える 呪術展第二幕資料「諸所之命留タル時ノ秘文伝」安政2年
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禁足地 「トンノミという森の中に古池がある。…ここも昔から人の行くことを禁ぜられた場所で、ことに池の傍に行ってはならなかった。これを信ぜぬ者が森の中に入って行ったところが、葦毛の駒に跨り衣冠を著けた貴人が奥から現われて、その男はたちまち森の外に投出された。」 「遠野物語拾遺」36話
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呪詛返しの秘法 誰かから呪詛を受けていることが判明した場合は、呪詛返しを行う。 人形をつくり「河の瀬に祈り続けて払ふれば、出て行くなり又帰りくな」秘歌を唱えながら、河川に流せば、身に受けた呪詛はそれを行った本人に返されるという。本人はみずから放った呪詛に逆襲されて苦しむことになる。
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遠野市立博物館特別展「遠野物語と怪異」の会期は明日8月30日(日)までとなっております。河童やケサランパサラン、人魚に会いに来ませんか?
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馬っこつなぎ 6月15日、ワラでつくった馬2頭や、木版で馬の絵を2枚刷って旗にしたものを、田の水口、神社、分かれ道などに奉納する。 これは田の神が稲の生育を見届けたのを送る行事とも、この日行われる津島天王社の大祭に、全国の神々が集合するので送り出すためともいわれている。 遠野ふるさと村
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今朝の遠野市は県内最低-12.5℃をマーク!🥇  博物館内は暖かいので安心してお越しくださいませ。
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人形(ひとがた) 古来人々が病になったり、災いが起こるのは、罪や穢れが原因だと考えられてきた。 紙などで作られた人形で自分の体を撫でたのち、それに息を吹きかけて罪や穢れを人形に移し、それを川に流したり、燃やすなどして祓う呪術的処方が古代から行われてきた。 「呪術展」第二幕資料
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境と魔除け  村境や橋、坂、峠、辻等は異界との境界と認識され、他から侵入するものを防ぎ、道行く人々を災難から守る神として賽の神や道祖神が祀られた。  節句など季節の変わり目は時間的な境界とされ、その日は異界から魔物がやってくると考えられた。そこで、邪気を祓う年中行事が行われてきた。
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飯綱の剥製 飯綱使いの話 「ごく小さな白い狐を袂から取出して見せた。さうして是さへあれば誰でも俺の様に何事でもわかるし、又思ふことが何でもかなふといふ…其術には年限の様なものがあつて、死ぬ時にはやはり元の有様に戻つてしまふものだと伝へられてゐる。」 「遠野物語拾遺」201話 呪術展資料
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秋の遠野
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おまく 「生者や死者の思いが凝って出て歩く姿が、幻になって人の目に見えるのをこの地方ではオマクといっている。」 「遠野物語拾遺」160話より 黄昏時の遠野
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あけましておめでとうございます 2023年もより魅力的な博物館となるようスタッフ一同努めてまいります! 1月4日9時から開館いたしますので、本年もよろしくお願いします
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形代とは、 神霊が依り憑く依り代の一種で、人、器財、動物などを模してそれに代わるべきものを作り種々の呪術を行う道具。 人間の霊を宿す場合は人形を用いるなど、神霊が依り憑き易い形にするとされる。 疫病神や悪霊の依代とされて、村境に送られるワラ人形なども形代の一つである。
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常設「遠野の家神様」 オシラサマ、マイリノホトケ、馬の神、オクナイサマ、権現様… 遠野で信仰されている様々な神仏を展示しています。 寄託を受けている神様もあり、祭日には寄託者からお菓子やお神酒などが供えられます。 また祭日に合わせて里帰りする神様もいます。