遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(リツイート順)

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春の日差し
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修験者に伝授された呪法書 元文4年(1739)に遠野の修験者 良厳院に伝授された呪符の書き方や呪法について記した書。 ここには疫病除けや身体の不調、悪夢を除ける符などが記されている。 「イタチアラケル時ヨシ」「疫病人ノ枕本ニ立ヨ」「頭痛ニ吉」「一切夢違吉」など 館蔵 呪術展7/21〜9/24
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12月12日は山の神の祭日 山の神様は、山仕事に携わる人々に信仰されてきました。12/12は山の神の祭日で山仕事を休み神様にお神酒や団子、餅を供えました。 遠野では、この日は神様が山の木の本数を数える日だとされ、山に入り、木に数えられると山から戻って来れなくなると伝えられています。 山の神像
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狩猟のお守り 熊猟を行う猟師がお守りとしていたもの 館蔵 呪術展資料
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年越 大晦日から元旦にかけての1年の境の夜とその行事。 歳神様を迎えるために、心身を清め、終夜眠らずに過ごすのが年越の古い形であったとされる。この夜は特別な食物をとる。人間だけでなく牛馬や道具にも年をとらせるとして、道具類にしめ飾りをしたり、鏡餅を供える風もある。   常設 年取りの膳
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や、柳田先生.... (この後雪を払って差し上げました)
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猫、飛ぶ 撮影:浦田穂一
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冬の遠野
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オシラサマ 北上市和賀町の修験者の家で祀られていたもの。 北上市立博物館 蔵 呪術展資料7/21〜9/24
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「たしかにどこかで、ざわっざわっと箒の音がきこえたのです。 も一どこっそり、ざしきをのぞいてみましたが、どのざしきにもたれもいず、ただお日さまの光ばかりそこらいちめん、あかるく降っておりました。こんなのがざしき童子です。」 宮沢賢治著「ざしき童子のはなし」より
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薬種箱 植物の葉、茎、根などや鉱物、動物のなかで薬効があるとされる部分を加工した薬の原料を分類して保管する箱 常設資料
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浅漁には山オコゼ、山猟には海オコゼを祭るを効験多しと言ふ。祭るに非ず責むるなり、その方法はオコゼを一枚の白紙に包み告げて曰く、 オコゼ殿オコゼ殿近々我に一頭の猪を獲させたまへ さすれば紙を開きて世の明りを見せ参らせんと 「山の神オコゼ魚に就いて」佐々木喜善著 山の信仰展資料 オコゼ
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かつて病気や災難は神仏の祟りや悪霊などによってもたらされると考えられていたため、それらへの対抗手段として様々な呪いや呪法が考え出された。 魔除けの呪符には「五芒星」や「九字」「急々如律令」など繰り返し目にする言葉や記号 がある。 呪術展7/21〜9/24
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常設「遠野の山伏」 古来、神が宿る奥深い山奥で修行し、超自然的な力を身につけた行者は山伏と呼ばれました。 江戸時代に遠野にいた山伏の多くは、普段は里に住み、病気等の災厄を祓うための祈祷や占い、村の神社の祭りなどを行なっていました。芸能の伝承者でもあり遠野に山伏神楽を伝えました。
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夏の遠野
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トラキチ初め
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禁足地 トンノミという森の中に古池がある。…ここも昔から人の行くことを禁ぜられた場所で、ことに池の傍に行ってはならなかった。これを信ぜぬ者が森の中に入って行ったところが、葦毛の駒に跨り衣冠を著けた貴人が奥から現われて、その男はたちまち森の外に投出された。 遠野物語拾遺36話 トンノミ
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雨上がりの夏空 遠野市土淵町
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「死の国へ行く途には、川を渡るのだといわれている。これが世間でいう三途の河のことであるかどうかはわからぬが、いったんは死んだが、川に障えられて戻って来たという類の話がすくなくなかったようである。」 「遠野物語拾遺」158話より 遠野市土淵町
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遠野の狩の秘伝書 獲物を仕留めた際に供養のために唱えることばが記されている。 「野辺に棲む獣、我に縁無くば、長き夜路に永く迷はん」と三回唱える。 常設資料「諸所之命留タル時ノ秘文伝」安政2年(1855)
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常設資料「供養絵額」 故人の冥界での幸せを願い、家族や友人達が寺院に奉納した板絵で、生前の姿を描き戒名等が記される。 岩手県中央部に見られる習俗で、19世紀中頃に発生し、大正時代まで奉納されていた。 没年から製作年代が推定できることから当時の風俗を知る上で貴重な資料となる。
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昼寝 障子が閉まっていても大丈夫、 素敵な猫用入口があります。 撮影:浦田穂一
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『金枝篇』The Golden Bough 1890年初版 1926年刊 イギリスの社会人類学者ジェームズ・フレイザーによって著された未開社会の神話・呪術・信仰に関する集成的研究書。 柳田國男の民俗学にも大きな影響を与えたとされる。呪術を類感呪術と感染呪術の2種類に分類して説明した。 館蔵(7/21〜公開)
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今日はコト八日 2月8日は「コト八日」と呼ばれ、鬼や疫神など災いをもたらすものが現れる日との伝承があり、これを防御するためのまじないごとが全国各地で行われてきた。 遠野では2月7日から9日頃各家で春風祭りのワラ人形を作り、門口や辻に立てて1年間の無病息災を願った。 浦田穂一氏撮影
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今年のトラキチ納め