遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(リツイート順)

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遠野の四季
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大正時代のオシラサマ祭祀 オシラサマを手に持ち、祭壇には御幣、口寄せやお祓い、まじない等に使用されたイラタカの数珠が置かれている。 特別展「遠野物語の世界」展示資料 佐々木喜善所蔵写真
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言葉の力 昔から日本では言葉には呪力があると考えられてきた。言霊ともいわれ、言葉に宿る霊力が、発せられた言葉の内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。呪力を発揮させるために唱えたり御札に書かれる言葉を呪文という。 常設 呪符
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この森は昼でも暗くて薄気味が悪い。中を一筋の小川が流れていて、昔村の者、この川で岩魚に似た赤い魚を捕り神様の祟りを受けたと言い伝えられている。この森に棲むものは蛇の類なども一切殺してはならぬといい、草花の様なものも決して採ってはならなかった。 「遠野物語拾遺」124話 竜の森 土淵町
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初夏の遠野
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遠野には、狩りの呪法や引導の法を中心とした秘伝書が伝えられている。呪文の最後には「アビラウンケンソワカ」と記されたものが多い。 これは大日如来に祈るときの呪文で、アビラウンケンは「地水火風空」を表し、ソワカは「成就」の意を表す。これを唱えると一切が成就するという。 呪術展ニ幕資料
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常設資料「猫エジコ」  稲わらを編んで作った猫用の寝床。新潟県では猫ちぐらと呼ぶ。  猫エジコの原型は、人間の赤ちゃん用に稲わらで編んだ保育用具で、農作業等の仕事が忙しいときには、エジコに布団などでくるんだ赤ちゃんを入れ、保育した。
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綾織から小友に越える小友峠には祠が祀ってあるが、このあたりの沢には稀に人目に見える沼があるという。 その沼には、海川に棲む魚の種類はすべていると伝えられている。もしこの沼を見た者があれば、それがもとになって病んで死ぬそうである。 「遠野物語拾遺」37話 峠にある二郷明神 明神付近の沢
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常設「遠野の山伏資料」 悪魔をはらい、降伏させる祈祷等に使用された刀
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呪符と急々如律令 「急々に律令(法律)の如くに行え」という意味で古代の文書に使われていたことばが呪符の命令を実行させる決め言葉として定着した。 呪符に記された呪文はことばのもつ力に対する信仰に基づいており、これを唱えることによって願いを叶えたり、災禍を防ぐことができると考えられた。
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初夏の遠野
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ザシキワラシは、東北地方を中心に伝えられる家の神、精霊で、旧家の座敷にいて普段は目に見えないが、時に子どもの姿をして現れるという。 この神のいる家は繁栄するが、いなくなると没落すると伝えられる。近代になってから『遠野物語』や『奥州のザシキワラシの話』等で広く知られるようになった。
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杖は古くは神の依代としての性格をもっていたが、やがて神の持ち物とされ、権力者の権威の象徴や護身用としても利用されるようになった。高僧・英雄の立てた杖が成長して大樹になるという杖立伝説が全国各地に残る。 遠野ではアカザの杖には病気を除ける力があると伝承されてきた。 常設 アカザの杖
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疫病神 かつて病気や災難は神仏の祟りや疫神、悪霊等によりもたらされると考えられていた。しめ縄や作り物を集落の境に設置する道切りと呼ばれる行為も、外部からの災厄の侵入を防ぐための呪術的な祈願である。藁人形は門口に立てて疫病除けとしたり、村境に送り出す。 北上市立博物館蔵 呪術展資料
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禁足地 「トンノミという森の中に古池がある。…昔から人の行くことを禁ぜられた場所で、ことに池の傍に行ってはならなかった。これを信ぜぬ者が森の中に入って行ったところが、葦毛の駒に跨り衣冠を著けた貴人が奥から現われて、その男はたちまち森の外に投出された。」 遠野物語拾遺36話 トンノミ
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黄昏時は逢魔時(おうまがとき)といわれ、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあう」(『遠野物語』8話)と伝えられてきた。  夕方の薄暗くなり、昼と夜の移り変わるこの時刻は、異界と現実世界を繋ぐ時間の境目とされ、魔物や妖怪がうごめき始めて災いが起きると考えられてきた。
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彼岸と百万遍  彼岸という言葉は、此岸(この世)に対して、向こう岸(死後の世界)を意味する言葉で、春分、秋分を中日とし、その前後の3日をさす。  太陽が真東から昇り、真西に沈む彼岸の時期には、此岸と彼岸が通じやすいと考えられ、全国各地で先祖供養の行事が行われる。 遠野の百万遍供養
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ウサギの前立 前立は兜の前部、目庇の上につける飾りもの。 この前立の由緒ははっきりしないが、戦場でウサギの敏捷性にあやかりたいとの願いや月の信仰と関係があるともいわれている。 遠野南部家伝来の甲冑(南部神社寄託資料) 江戸時代初期
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「しらゆき」 遠野ふるさと村にて
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【新刊】柳田國男没後60年記念事業・令和4年度夏季特別展図録「遠野物語の世界」 本日から開催する特別展の図録です。展示内容の全てが詰まった68ページの豪華フルカラー本です。 受付にて一冊1000円で本日発売!
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寶城寺(岩手県奥州市)に伝わる河童のミイラ  本堂の屋根の改修の際に発見されたもの。  屋根裏に河童のミイラが祀られた経緯は不明であるが、河童には水神としての信仰もある事から、火難除けの呪物として祀られた可能性も考えられる。 「呪術展」展示資料
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十種神宝 ニギハヤヒノミコトが天降りする時に授けられた神宝 瀛都鏡 (おきつかがみ)、辺都鏡、八握剣(やつかのつるぎ)、生玉、※死返玉(まかるかへしのたま)、足玉、道返玉、蛇比礼(おろちのひれ)蜂比礼(はちのひれ)品々物之比礼(くさぐさのもののひれ)※資料では御反玉 呪術展第二幕資料