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白狐像 狐は稲荷神の神使とされ、年を経た狐は白狐となり神通力を持つとされた。 常設資料
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境と魔除け 村境や橋、坂、峠、辻等は異界との境界と認識され、侵入するものを防ぎ、人々を災難から守る神として賽の神や道祖神が祀られた。 季節の変わり目は時間的な境界とされ、その日は異界から魔物がやってくると考えられた。そこで邪気を祓う年中行事が行われてきた。 「遠野物語の世界」資料
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精霊の通り道 ザシキワラシは「室内を歩くには通路が定まっていて、それ以外には決して歩かない。人がその通路を知らずに寝るようなことがあれば、きっと唸されたり、また何か悪戯をされるという。」 『奥州のザシキワラシの話』
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夏の遠野 遠野市土淵町
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【柳叟忌】 8月8日は『遠野物語』の著者・柳田國男の命日。 「とおの物語の館」敷地内に移築復元された柳田の隠居所では、柳田が愛用した机や書棚を中心に、昭和37年頃の様子を写真をもとに再現している。柳田は死の直前までここで民俗学の研究を続け、60年前の今日書斎に隣接した寝室で亡くなった。
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なにやら視線を感じます 遠野市松崎町
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卯子酉様  「結ぶ」という行為には古くから呪術的な意味があると考えられてきた。 卯子酉様には、赤い布を片手で木の枝に結ぶことができれば男女の縁が結ばれるとの信仰がある。 「昔はここが大きな淵であって、その淵の主に願を掛けると、不思議に男女の縁が結ばれた。」 遠野物語拾遺35話
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常設「遠野の家神様」 オシラサマ、マイリノホトケ、馬の神、オクナイサマ、権現様… 遠野で信仰されている様々な神仏を展示しています。 寄託を受けている神様もあり、祭日には寄託者からお菓子やお神酒などが供えられます。 また祭日に合わせて里帰りする神様もいます。
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まぼろしの沼 綾織から小友に越える小友峠には祠が祀ってあるが、このあたりの沢には稀に人目に見える沼があるという。 その沼には、海川に棲む魚の種類はすべていると伝えられている。もしこの沼を見た者があれば、それがもとになって病んで死ぬそうである。 「遠野物語拾遺」37話 峠にある祠と沢
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ザシキワラシ河童という説 「ザシキワラシといふものはフチサル(河童)といふものである」(佐々木喜善民俗調査カードより) 遠野をはじめとして岩手県内には、河童が家に上がるとザシキワラシになるという伝承が残されている。 「遠野物語の世界」展示資料  カッパ淵(遠野市土淵町)
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オマク 「生者や死者の思いが凝って出て歩く姿が、幻になって人の目に見えるのをこの地方ではオマクといっている。」 「遠野物語拾遺」160話より 遠野の夕景
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雨上がりの夏空 遠野市土淵町
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夏の遠野 遠野市土淵町
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「川の岸の砂の上には河童の足跡というものを見ること決して珍しからず。雨の日の翌日などはことにこの事あり。猿の足と同じく親指は離れて人間の手の跡に似たり。長さは三寸に足らず。指先のあとは人ののように明らかには見えずという。」 『遠野物語』57話より 重湍渓 遠野市附馬牛町
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夏の遠野 遠野市土淵町
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トウロギ 盂蘭盆に新しき佛ある家は紅白の旗を高く揚げて魂を招く風あり。峠の馬上に於て東西を指点するに、此旗十数ヶ所あり。『遠野物語』序文より トウロギ(灯籠木)は亡くなった人の霊魂がお盆に帰ってくるための目印。長い竿の先に青い杉の葉を束ねてつけ、戒名を書いた布と灯籠を掲げる
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夏の遠野 遠野市土淵町山口
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東北の夏は短い 遠野市松崎町
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夏の遠野 盆を過ぎると朝晩の気温も低くなり、遠野の短い夏はまもなく終わります。
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鎮守の森 遠野市土淵町山口 薬師堂
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風が爽やかです 遠野市松崎町
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「昨年八月の末自分は遠野郷に遊びたり。花巻より十余里の路上には町場三ヶ所あり。その他はただ青き山と原野なり。人煙の稀少なること北海道石狩の平野よりも甚だし。」 『遠野物語』序文より
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狩猟のお守り 遠野市 熊猟のお守りとして携行したもの 館蔵 特別展「遠野物語の世界」展示資料