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飯綱使い 「ごく小さな白い狐を袂から取出して見せた。さうして是さへあれば誰でも俺の様に何事でもわかるし、又思ふことが何でもかなふといふ…其術には年限の様なものがあつて、死ぬ時にはやはり元の有様に戻つてしまふものだと伝へられてゐる。」 「遠野物語拾遺」201話 飯綱の剥製 山の信仰展資料
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秋の遠野 遠野市松崎町
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秋の遠野 遠野市松崎町
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企画展「遠野物語と山の信仰」いよいよ明日10/7開幕! 「国内の山村にして遠野よりさらに物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。」『遠野物語』序文
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トラキチが「とおの物語の館」へ案内してくれました。
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秋の遠野
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山言葉  猟師は、山では山言葉を使う。里言葉はケガレが多いから神聖な山では使わないものだとも、山の獣たちに分からないように隠語で語るのだともいう。  巻物の唱文する者をケサキという。カモシカをアオシシ、アナグマをマミ、猿をエビス、犬をセタ、心臓をサベ、コメをクサノミ等と呼ぶという。
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遠野は稲刈りシーズンです
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秋の遠野
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言葉の力 昔から日本では言葉には呪力があると考えられてきた。言霊ともいわれ、言葉に宿る霊力が、発せられた言葉の内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。呪力を発揮させるために唱えたり御札に書かれる言葉を呪文という。 山の信仰展資料 狩の秘伝書
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秋の遠野
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秋の遠野 遠野市青笹町 荒神様
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秋の遠野 遠野の田園風景の中にたたずむ荒神様。秋の日差しに輝く稲穂と茅葺の社は人々の祈りと生業とが一体となった遠野を代表する景観です。 荒神様 遠野市青笹町
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遠野の山の神 山仕事に携わる人々は、山の神を畏れ敬い、伝承や禁忌をかたく守ることによって無事に仕事ができると信じてきた。 12月12日は山の神の年取りといって山の神が自分の領分の木を数えるので、山に入ってはならないとされる。山に入り、木に数えられると戻って来れなくなると伝えられる。
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ガタンコガタンコ、 シュウフッフッ、 さそりの赤眼が 見えたころ、 四時から今朝も やってきた。 遠野の盆地は まっくらで、 つめたい水の 声ばかり。 宮沢賢治著「シグナルとシグナレス」大正12年(1923)より 遠野盆地  猿ヶ石川の鉄橋を走る軽便鉄道 (大正時代) #鉄道の日
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山の神の聖なる数「12」 山の神は「十二様」とも呼ばれ「12」という数と深い関わりがある。山の神の祭日も12月12日である。この日は12個の餅を山の神様に供え、決して山に入ってはならないとされてきた。津軽地方のマタギは12人で山入りすると山の神の怒りに触れると信じ13人目として人形を持参した。
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秋の遠野
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秋の夕景 遠野市松崎町
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荒神様 春から秋 遠野市青笹町
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のびるねこ
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遠野の四季
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博物館前にて
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遠野の空
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狩りの道具 獣の牙や角などには特別な力が宿るとされ、まじないや占いに使う数珠などにつけられました。 狩りの道具には魔除け等としてカモシカの角や獣の牙などがつけられているものも多い。 山の信仰展展示資料
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秋色小径