遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(いいね順)

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本日より開催の「遠野の猫たち」展記念館バッジ販売開始です!博物館受付にて¥200
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年越 大晦日から元旦にかけての1年の境の夜とその行事。 歳神様を迎えるために、心身を清め、終夜眠らずに過ごすのが年越の古い形であったとされる。この夜は特別な食物をとる。人間だけでなく牛馬や道具にも年をとらせるとして、道具類にしめ飾りをしたり、鏡餅を供える風もある。   常設 年取りの膳
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や、柳田先生.... (この後雪を払って差し上げました)
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遠野の馬形  絵馬は、神の乗り物としての馬、神馬を奉納したのが始まりとされ、この風習は馬形などに変わり、奈良時代頃には絵馬が作られるようになったとされる。  絵馬は馬の絵が描かれることが一般的だったが、次第に家内安全・病気快癒などの願い事に応じた様々な図柄が描かれるようになった。
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山の神の祭日 山の神様は、山仕事に携わる人々の間で信仰されてきました。12月12日は山の神の祭日とされ、山仕事を休み、神様にお神酒や団子、餅を供えました。 遠野では、この日は神様が山の木の本数を数える日だとされ、山に入り、木に数えられると戻って来れなくなると伝えられています。 山の神像
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「呪術」とは、神や精霊などの超自然的な力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為、およびそれに関連する信仰の体系のことを指すことばで、「まじない」「魔術」などとも呼ばれる。 遠野に伝わる呪符や呪物を公開しています。 呪術展〜4/17迄企画展示室にて
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「遠野郷の地大昔はすべて一円の湖水なりし」 遠野郷のトーはもとアイヌ語の湖という語より出でたるなるべし 『遠野物語』第1話より 遠野市松崎町
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遠野物語、111歳🎂
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薬種箱 植物の葉、茎、根などや鉱物、動物のなかで薬効があるとされる部分を加工した薬の原料を分類して保管する箱 常設資料
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感染呪術とワラ人形 人類学者フレーザーは『金枝篇』の中で呪術を類感呪術と感染呪術の2種類に分類して説明している。 感染呪術は、一度接触したものや一つのものであったもの同士は、遠隔地においても相互に作用するという考えによるもので、誰かを呪うときその人の爪や髪の毛を使うなどの例がある。
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占いと呪い 原因不明の問題がある時、占いで原因を知り、その解決のために呪いが行われる。  家族が病気の際に拝んでもらうとオシラサマを川に流せば治るといわれ川に流した。その後、家族の具合が悪くなったとき、拝んでもらったところ、オシラサマを流したせいだといわれたので、作り直したという。
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狩りの道具 獣の牙や角などには特別な力が宿るとされ、まじないや占いに使う数珠などにつけられました。 狩りの道具には魔除け等としてカモシカの角や獣の牙などがつけられているものも多い。 山の信仰展展示資料
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山の神の依代「コダマ」 山の神に奉納された木のコブは コダマと呼ばれ山の神が乗り移るとされ信仰の対象となった。 碧祥寺博物館 蔵 「呪術展」展示資料(10/22〜11/23)
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ザシキワラシと家の守り神 遠野では家を新築する際に、大工の棟梁が、小さな御堂を作り、男女の人形を鏡やクシ、髪の毛などと共に入れ、封をして棟木に打ちつけ家の守り神とする風習があった。 佐々木喜善は、このようなモノの霊魂が、座敷に現れるのではないかと推測した。 「呪術展」展示資料
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春風祭りワラ人形 古来、人々が病になったり、災厄に遭うのは穢れが乗り移るためとされてきた。穢れを祓うために人形に穢れを移して境や川に送り出した。 春風祭りのワラ人形は、団子で身体を拭い人形に付ける事で、穢れが人形に取り込まれ、人形自体も魔除けの力を持つと考えられた 呪術展第二幕資料
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白狐像 正一位舘稲荷神社(遠野市宮守町)に祀られていたもの。 台座に嘉永2年(1849)の墨書あり。 狐は稲荷神の神使とされる。また年を経たキツネが白狐になるといわれ、神通力を持つとされた。 「呪術展」第二幕展示資料
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明日は呪術展、最後の週末 27日迄です。お見逃しなく! 「呪術」とは、神や精霊などの超自然的な力に働きかけ種々の願望をかなえようとする行為、およびそれに関連する信仰の体系のことを指すことばで、「まじない」「魔術」などとも呼ばれる。 本展覧会では、遠野の呪術に関する資料約140点を公開中
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言葉の力 昔から日本では言葉には呪力があると考えられてきた。言霊ともいわれ、言葉に宿る霊力が、発せられた言葉の内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。呪力を発揮させるために唱えたり御札に書かれる言葉を呪文という。 常設資料「諸所之命留タル時ノ秘文伝」安政2年(1855)
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供養絵額 故人の冥界での幸せを願い、家族や友人が寺院に奉納した板絵で生前の姿を描き戒名等が記される。 岩手県中央部に見られる習俗で、弘化〜嘉永年間(1844〜1854)に発生し、大正時代まで奉納されていた。 没年から製作年代が推定できることから当時の風俗を知る上で貴重な資料となる。 常設
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遠野の猫はきちんと横断歩道を渡ります
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人形(ひとがた) 古来人々が病になったり、災いが起こるのは、罪や穢れが原因だと考えられてきた。 紙などで作られた人形で自分の体を撫でたのち、それに息を吹きかけて罪や穢れを人形に移し、それを川に流したり、燃やすなどして祓う呪術的処方が古代から行われてきた。 「呪術展」第二幕資料
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春の猫
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護身結界真言 結界とは、空間を界の内と外に分け、内側を聖域、外側を俗域としたもの。密教においては修行の場に魔障の侵入を防ぐために呪法によって結界を張る。 『遠野物語』62話には山中で夜を明かす時に自分の周囲の木々に魔除けのサンズ縄を回し結界を張る場面が書かれている。 山の信仰展示資料
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境と魔除け  村境や橋、坂、峠、辻等は異界との境界と認識され、他から侵入するものを防ぎ、道行く人々を災難から守る神として賽の神や道祖神が祀られた。  節句など季節の変わり目は時間的な境界とされ、その日は異界から魔物がやってくると考えられた。そこで、邪気を祓う年中行事が行われてきた。
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博物館の神々  曲り家を模した展示空間に祀られており、少し高い所にあるので見過ごしてしまう来館者が多いと思います。  右から太子像(目の神)、大黒、愛宕神(火伏せの神)、恵比寿、青面金剛像(庚申講の本尊)等です。 博物館の守り神として年末年始には祠の前にお供えをしています。