遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(いいね順)

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熊猟のお守り 遠野では冬に狩りを行い、鹿や熊が穴で冬眠している所を狙いました。猟師は動物を単なる獲物ではなく、人間と同じ霊魂のある存在と考えていました。 動物を獲った時には「引導わたし」と呼ばれる儀式を行い、霊魂をなぐさめ、祟りを防ごうとしました。 「遠野物語と山の信仰」展示資料
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見てはならぬ姿 綾織村の十七歳になる少年、先頃お二子山に遊びに行つて、不思議なものが木登りをするところを見たといひ、このことを家に帰つて人に語つたが、間もなく死亡したといふことであつた。 「遠野物語拾遺」165話 二郷山と小友峠(遠野市綾織町)
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晩秋の朝 遠野盆地では10月から11月の晩秋、よく晴れた日の明け方に雲海が発生しやすい。 朝の8時頃には雲海はなくなるが、里近くの山あいの低いところにはまだ霧が残っている。
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常設「遠野の山伏」 古来、神が宿る奥深い山奥で修行し、超自然的な力を身につけた行者は山伏と呼ばれました。 江戸時代に遠野にいた山伏の多くは、普段は里に住み、病気等の災厄を祓うための祈祷や占い、村の神社の祭りなどを行なっていました。芸能の伝承者でもあり遠野に山伏神楽を伝えました。
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言葉の力 昔から日本では言葉には呪力があると考えられてきた。言霊ともいわれ、言葉に宿る霊力が、発せられた言葉の内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。呪力を発揮させるために唱えたり御札に書かれる言葉を呪文という。 春風祭りのワラ人形 撮影:浦田穂一
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形代とは、 神霊が依り憑く依り代の一種で、人、器財、動物などを模してそれに代わるべきものを作り種々の呪術を行う道具。 人間の霊を宿す場合は人形を用いるなど、神霊が依り憑き易い形にするとされる。 疫病神や悪霊の依代とされて、村境に送られるワラ人形なども形代の一つである。
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生れ変わり  生れ変るということもたびたびあることだという。先年上郷村の某家に生れた児は、久しい間手を握ったまま開かなかった。家人が強いて開かせて見ると北上の田尻の太郎爺の生れ変りだという意味を書いた紙片を堅く握っていた。 「遠野物語拾遺」245話より
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昼寝 障子が閉まっていても大丈夫、 素敵な猫用入口があります。 撮影:浦田穂一 #猫の日
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寶城寺(岩手県奥州市)に伝わる河童のミイラ  本堂の屋根の改修の際に発見されたもの。  屋根裏に河童のミイラが祀られた経緯は不明であるが、河童には水神としての信仰もある事から、火難除けの呪物として祀られた可能性も考えられる。 「呪術展」展示資料
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赤のちから 古から人々は、太陽や炎、血の色を連想させる赤い色に対して畏敬の念を抱き、赤い色には魔除けの力があると考えてきました。 赤い色の衣類を身につけると病や災難から守ることができるとされ、魔除け、吉祥、生命力をあらわす色として祭礼の際にも用いられてきました。
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常設「遠野の家神様」 オシラサマ、マイリノホトケ、馬の神、オクナイサマ、権現様… 遠野で信仰されている様々な神仏を展示しています。 寄託を受けている神様もあり、祭日には寄託者からお菓子やお神酒などが供えられます。 また祭日に合わせて里帰りする神様もいます。
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マヨイガ 訪れた者に富をもたらすとされる山中の幻の家 「遠野にては山中の不思議なる家をマヨイガという。マヨイガに行き当りたる者は、必ずその家の内の什器家畜何にてもあれ持ち出でて来べきものなり。その人に授けんがためにかかる家をば見するなり」『遠野物語』63話 マヨイガの伝承のある白見山
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遠野の囲炉裏ねこ 遠野の猫たちは、暖かい囲炉裏のまわりによく集まります。 遠野の古い民家の台所には竈がなく、囲炉裏での調理が一般的でした。 撮影:浦田穂一
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缶バッジになった愉快な仲間達をご紹介します。
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山の神の依代「コダマ」 依代とは、神霊が出現するときの媒体となるもの。樹木や岩石、幣束などが依り代となることが多い。 山の神に奉納された木のコブはコダマと呼ばれ山の神が乗り移るとされ信仰の対象となった。 碧祥寺博物館 蔵 企画展「遠野物語と山の信仰」(10/7〜)展示資料
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飯綱使い 「ごく小さな白い狐を袂から取出して見せた。さうして是さへあれば誰でも俺の様に何事でもわかるし、又思ふことが何でもかなふといふ…其術には年限の様なものがあつて、死ぬ時にはやはり元の有様に戻つてしまふものだと伝へられてゐる。」 「遠野物語拾遺」201話 飯綱の剥製 山の信仰展資料
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異界への入口  村境や橋、坂、峠、辻は異界との境界と認識され、他から侵入するものを防ぎ、道行く人々を災難から守る神として賽の神などが祀られた。  節句など季節の変わり目は時間的な境界とされ、その日は異界から魔物がやってくると考えられた。そこで、邪気を祓う年中行事が行われてきた。
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本日9月16日はオシラサマの祭日 遠野市内には63軒169体のオシラサマが祀られています。(2000年遠野市博で旧遠野市分を調査) 民間信仰の家神様であるオシラサマの祭日は家ごとに異なるが、遠野市内では1月16日に次いで3月16日、9月16日とする家が多い。
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汽笛
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明日、里帰りをするオシラサマ オシラサマは、桑の木などで2体1対のご神体を作り、主に家の神、養蚕の神、目の神として東北地方を中心に信仰される民間信仰の一つ。 1月16日にはオセンダクといわれる新しい布を一枚着せて、豊作や家内安全を祈願する。 1月下旬にまた、博物館に帰ってきます。
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遠野の山の神  山仕事に携わる人々は、山の神を畏れ敬い、伝承や禁忌を守ることによって無事に仕事ができると信じてきた。  12月12日は山の神の年取りといって、山の神が自分の領分の木を数える日なので山に入ってはならないとされる。山に入り、木に数えられると二度と戻って来れなくなるという。
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常設資料「供養絵額」 故人の冥界での幸せを願い、家族や友人達が寺院に奉納した板絵で、生前の姿を描き戒名等が記される。 岩手県中央部に見られる習俗で、19世紀中頃に発生し、大正時代まで奉納されていた。 没年から製作年代が推定できることから当時の風俗を知る上で貴重な資料となる。