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遠野の神楽 神座を設けて神々を勧請して招魂・鎮魂の神事を行ったのが神楽の古い形で、神遊とも称した。遠野に伝わる神楽の多くは山伏神楽で、山伏から伝承されたものである。古くは農閑期や正月に、権現様と呼ぶ獅子頭を奉じ、檀家の家々をまわって火伏せや悪魔祓いの祈禱をした。 常設資料 神楽面
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「国内の山村にして遠野よりさらに物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。」 『遠野物語』序文より
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ザシキワラシは、東北地方を中心に伝えられる家の神、精霊で、旧家の座敷にいて普段は目に見えないが、時に子どもの姿をして現れるという。 この神のいる家は繁栄するが、いなくなると没落すると伝えられる。近代になってから『遠野物語』や『奥州のザシキワラシの話』等で広く知られるようになった。
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綾織から小友に越える小友峠には祠が祀ってあるが、このあたりの沢には稀に人目に見える沼があるという。 その沼には、海川に棲む魚の種類はすべていると伝えられている。もしこの沼を見た者があれば、それがもとになって病んで死ぬそうである。 「遠野物語拾遺」37話 峠にある二郷明神 明神付近の沢
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「呪術」とは、神や精霊などの超自然的な力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為、およびそれに関連する信仰の体系のことを指すことばで、「まじない」「魔術」などとも呼ばれる。 遠野に伝わる呪符や呪物を公開しています。 呪術展資料(〜3/30)
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「遠野物語と呪術 第二幕」 いよいよ明後日12月3日から はじまります。 第一幕から60点の資料を入れ替え、遠野の呪術資料を中心に約140点の資料を展示します。 解説パネルも追加し、より分かりやすく興味深い内容となっていると思いますので、ご期待下さい!
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【柳田國男没後60年記念事業・令和4年度夏季特別展「遠野物語の世界」】 『遠野物語』出版に至るまでの書簡や日記のほか、河童や天狗、オシラサマ等に関する資料を展示します。 会 期:7/22(金)〜8/30(火) 会 場:遠野市立博物館 企画展示室 解説会:7/22、8/5 13:30〜14:00
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ザシキワラシは、東北地方を中心に伝えられる家の神、精霊で、旧家の座敷にいて普段は目に見えないが、時に子どもの姿をして現れるという。 この神のいる家は繁栄するが、いなくなると没落すると伝えられる。近代になってから『遠野物語』や『奥州のザシキワラシの話』等で広く知られるようになった。
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ザシキワラシ河童という説 「ザシキワラシといふものはフチサル(河童)といふものである」(佐々木喜善民俗調査カードより) 遠野をはじめとして岩手県内には、河童が家に上がるとザシキワラシになるという伝承が残されている。 「遠野物語の世界」展示資料  カッパ淵(遠野市土淵町)
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呪術とは、神や精霊など人智を超えた超自然的な存在の力を借りて、目的を達成させようとする行為で、災厄を避けたい、望みを叶えたいと願う人々によって古くから行われてきた。特にその目的の達成が通常の方法では困難なときや、それを望む気持ちが強い場合 によく行われる。 病除け、病気平癒の符
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修験者に伝授された呪法書 元文4年(1739)に遠野の修験者 良厳院に伝授された呪符の書き方や呪法について記した書。 ここには疫病除けや身体の不調、悪夢を除ける符などが記されている。 「イタチアラケル時ヨシ」「疫病人ノ枕本ニ立ヨ」「頭痛ニ吉」「一切夢違吉」など 館蔵 呪術展7/21〜9/24
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6/14は「遠野物語の日」 博物館入館無料! 明治43年のこの日に『遠野物語』が刊行されてから今年で113年。常設展示の『遠野物語』初版本に会いに来ませんか。
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絵馬「猫図」 陸前高田市  猫を神さまとして祀る猫淵神社へ奉納された絵馬 猫が育たない家では絵馬を1枚借りて家に掛け置いた。そして猫が無事に成長したなら、借りたものに新しい絵馬を添えて御礼参りに出向いたという。 岩手県立博物館 蔵 呪術展資料7/21〜
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彼岸と百万遍  彼岸という言葉は、此岸(この世)に対して、向こう岸(死後の世界)を意味する言葉で、春分、秋分を中日とし、その前後の3日をさす。  太陽が真東から昇り、真西に沈む彼岸の時期には、此岸と彼岸が通じやすいと考えられ、全国各地で先祖供養の行事が行われる。 遠野の百万遍供養
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「我々が空想で描いて見る世界よりも、隠れた現実の方が遙かに物深い。」 柳田國男著『山の人生』より
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白狐像 正一位舘稲荷神社(遠野市宮守町)に祀られていたもの。 台座に嘉永2年(1849)の墨書がある。 狐は稲荷神の神使とされる。また年を経たキツネが白狐になるといわれ、神通力を持つとされた。 常設資料
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トラキチは手足が大きい
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神楽 神座を設けて神々を勧請して招魂・鎮魂の神事を行ったのが神楽の古い形で、神遊とも称した。 遠野に伝わる神楽の多くは山伏神楽で、山伏から伝承されたものである。古くは農閑期や正月に、権現様と呼ぶ獅子頭を奉じ、檀家の家々をまわって火伏せや悪魔祓いの祈禱をした。 常設資料 神楽面
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河童は川や沼等の水辺に棲む妖怪の一種。子供のような背丈で、全身は緑色や赤色、水の入った頭頂部のくぼみや皿、背中の甲羅などが知られている。 その伝承は全国的に共通性もみられるが、呼称は地域によって様々である。カッパという呼び名は、以前は関東や東北地方を中心に使われていた呼称だった。
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九字 災厄を払う護身のまじないとされる9文字の呪文。 「臨兵闘者皆陣列在前」と唱えつつ縦4本、横5本の線を空中に描く。 縦横の線は結界で、ここに迷い込んだ魔物は抜け出せなくなるということから、魔除けの効果があるとされた。 呪術展第二幕資料
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遠野には、狩りの呪法や引導の法を中心とした秘伝書が伝えられている。呪文の最後には「アビラウンケンソワカ」と記されたものが多い。 これは大日如来に祈るときの呪文で、アビラウンケンは「地水火風空」を表し、ソワカは「成就」の意を表す。これを唱えると一切が成就するという。 呪術展ニ幕資料
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12月12日は山の神の祭日 山の神様は、山仕事に携わる人々に信仰されてきました。12/12は山の神の祭日で山仕事を休み神様にお神酒や団子、餅を供えました。 遠野では、この日は神様が山の木の本数を数える日だとされ、山に入り、木に数えられると山から戻って来れなくなると伝えられています。 山の神像
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明日7月22日午前9時 特別展「遠野物語の世界」開幕です!
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疫病神 疫病神としてワラ人形を作り村境に送り出す。 かつて病気や災難は神仏の祟りや悪霊によってもたらされると考えられていた。しめ縄や作り物を集落の境に設置する「道切り」などと呼ばれる行為も、外部からの災厄の侵入を防ぐための呪術的な祈願である。 北上市立博物館蔵 呪術展資料