遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(いいね順)

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春の日差し
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秋の遠野 遠野市青笹町
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今日は満月、 遠野ではこんな夜、雪女に遭うといわれている。 「冬の満月の夜は、雪女が出でて遊ぶともいう。童子をあまた引き連れてくるといえり。」 『遠野物語』103話より
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杖は古くは神の依代としての性格をもっていたが、やがて神の持ち物とされ、権力者の権威の象徴や護身用としても利用されるようになった。高僧・英雄の立てた杖が成長して大樹になるという杖立伝説が全国各地に残る。 遠野ではアカザの杖には病気を除ける力があると伝承されてきた。 常設 アカザの杖
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オシラサマ 宮城県登米市東和町 竹製  オガミサマと呼ばれる巫女が使用した呪具の一つ。 宮城県のオシラサマは旧家に祀られているものと巫女が呪具として所持するものがある。竹や木の芯木に布を重ねて被せた2体1対の神像である。 東北歴史博物館 蔵
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「思うに遠野郷にはこの類の物語なお数百件あるならん。我々はより多くを聞かんことを切望す。国内の山村にして遠野よりさらに物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。」 『遠野物語』序文より 遠野盆地
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五芒星は、五つの頂点を持つ星形の記号である。  陰陽五行説の木・火・土・金・水の五つの元素の相克を表現したものであり、すべての部分が閉じていることから、ここに迷い込んだ魔物は逃げ出すことができないとも、魔物が入り込む余地がないとも言われ、魔除けの記号として呪符に使用されてきた。
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ザシキワラシは河童という説 「ザシキワラシといふものはフチサル(河童)といふものである」(佐々木喜善の民俗調査カードより) 遠野をはじめとして岩手県内には、河童が家に上がるとザシキワラシになるという伝承が残されている。
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「何が新たに生れた美しさで、 何が失われた大切なものであるか」(柳田國男著「風光推移」より) それをいつも考えること
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ザシキワラシは「室内を歩くには通路が定まっていて、それ以外には決して歩かない。人がその通路を知らずに寝るようなことがあれば、きっと唸されたり、また何か悪戯をされるという。」 『奥州のザシキワラシの話』 佐々木喜善著 1920年刊
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柳田國男は、自らの目で物語の原風景を確かめるため明治42年(1909)8月23日、初めて遠野を訪れた。 「昨年八月の末自分は遠野郷に遊びたり。花巻より十余里の路上には町場三ヶ所あり。その他はただ青き山と原野なり。」『遠野物語』序文より
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「川の岸の砂の上には河童の足跡というものを見ること決して珍しからず。雨の日の翌日などはことにこの事あり。猿の足と同じく親指は離れて人間の手の跡に似たり。長さは三寸に足らず。指先のあとは人ののように明らかには見えずという。」 『遠野物語』57話より 重湍渓 遠野市附馬牛町
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飯綱使い 「ごく小さな白い狐を袂から取出して見せた。さうして是さへあれば誰でも俺の様に何事でもわかるし、又思ふことが何でもかなふといふ…其術には年限の様なものがあつて、死ぬ時にはやはり元の有様に戻つてしまふものだと伝へられてゐる。」 「遠野物語拾遺」201話 飯綱の剥製 呪術展7/21〜
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狛犬狛猫
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本日3月18日は彼岸の入り  彼岸という言葉は、此岸(この世)に対して、向こう岸(死後の世界)を意味する言葉で、春分、秋分を中日とし、その前後の3日をさす。  太陽が真東から昇り、真西に沈む彼岸の時期には、此岸と彼岸が通じやすいと考えられ、全国各地で先祖供養の行事が行われる。 遠野盆地
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暑い日が続きます
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呪文と呪物 呪力を発揮させるために唱えたりお札に書かれる言葉を呪文という。また、呪文を書いた御札やお守り、店先に置かれた招き猫など、それ自体が呪力を宿したものを呪物という。 狩猟のお守り
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おまく 「生者や死者の思いが凝って出て歩く姿が、幻になって人の目に見えるのをこの地方ではオマクといっている。」 「遠野物語拾遺」160話より 黄昏時の遠野
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遠野の狩の秘伝書 諏訪の勘文の後に、獲物を仕留めた際供養のために唱える秘歌が記されている。 「野辺に棲む獣、我に縁無くば、長き夜路に永く迷はん」と三回唱える。 常設資料「諸所之命留タル時ノ秘文伝」安政2年(1855)
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マヨイガ 訪れた者に富をもたらすとされる山中の幻の家 「遠野にては山中の不思議なる家をマヨイガという。マヨイガに行き当りたる者は、必ずその家の内の什器家畜何にてもあれ持ち出でて来べきものなり。その人に授けんがためにかかる家をば見するなり」 『遠野物語』63話 マヨイガ伝承のある白見山
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秋色小径
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夏空 遠野市東舘町
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マヨイガ 「遠野にては山中の不思議なる家をマヨイガという。」(『遠野物語』63話) マヨイガは山中の異界に存在するとされる幻の家で、稀に出現して訪れた者に富をもたらすとの伝説がある。 異界とは自分たちが所属していると認識する時空間の外側にある世界のこと。 マヨイガの伝承のある白見山
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言葉の力 昔から日本では言葉には呪力があると考えられてきた。言霊ともいわれ、言葉に宿る霊力が、発せられた言葉の内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。呪力を発揮させるために唱えたり御札に書かれる言葉を呪文という。 山の信仰展資料 狩の秘伝書
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柳田先生......!!!