遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(いいね順)

326
初夏の遠野
327
オシラサマは、桑の木等で2体1組のご神体を作り、主に家の神、養蚕神、目の神として信仰される。『遠野物語』によって養蚕の始まりを伝える馬と娘の話が広く知られるようになりました。 当館では、遠野を中心に東北各地のオシラサマ21組59点を展示しており、全国有数のコレクションとなっています。
328
天狗の遺物 明治維新頃、米屋の万吉は花巻の鉛温泉で天狗と出会いました。お互いに意気投合をした天狗は、遠野の万吉の自宅をしばしば訪ねたといわれています。 これらの資料は天狗が最後に訪ねた時に形見として残した物で、天狗の下駄や湯呑などが伝えられています。 常設資料 天狗の下駄
329
のびるねこ
330
突破 撮影:浦田穂一
331
初夏の遠野 遠野市青笹町
332
禁足地 トンノミという森の中に古池がある。…ここも昔から人の行くことを禁ぜられた場所で、ことに池の傍に行ってはならなかった。これを信ぜぬ者が森の中に入って行ったところが、葦毛の駒に跨り衣冠を著けた貴人が奥から現われて、その男はたちまち森の外に投出された。 遠野物語拾遺36話 トンノミ
333
常設「遠野の山伏資料」 悪魔をはらい、降伏させる祈祷等に使用された刀
334
夏の遠野 遠野市土淵町山口
335
杖は古くは神の依代としての性格をもっていたが、やがて神の持ち物とされ、権力者の権威の象徴や護身用としても利用されるようになった。高僧・英雄の立てた杖が成長して大樹になるという杖立伝説が全国各地に残る。 遠野ではアカザの杖には病気を除ける力があると伝承されてきた。 常設 アカザの杖
336
秋の遠野 遠野市青笹町
337
遠野のかま猫 竃猫といふのは、これは生れ付きではありません。 生れ付きは何猫でもいいのですが、夜かまどの中にはひつてねむる癖があるために、いつでもからだが煤できたなく、殊に鼻と耳にはまつくろにすみがついて、何だか狸のやうな猫のことを云ふのです。 宮沢賢治「猫の事務所」 撮影浦田穂一
338
オシラサマ 北上市和賀町の修験者の家で祀られていたもの。 北上市立博物館 蔵 呪術展資料7/21〜9/24
339
ウサギの前立 前立は兜の前部、目庇の上につける飾りもの。 この前立の由緒ははっきりしないが、戦場でウサギの敏捷性にあやかりたいとの願いや月の信仰と関係があるともいわれている。 遠野南部家伝来の甲冑(南部神社寄託資料)江戸時代初期
340
雨上がりの夏空 遠野市土淵町
341
「風景は果して人間の力を以て、之を美しくすることが出来るものであろうかどうか。 もしも可能とすればどの程度に、之を永遠のものとすることが許されるか。」 柳田国男著「美しき村」 『豆の葉と太陽』より 遠野市土淵町
342
「昨年八月の末自分は遠野郷に遊びたり。花巻より十余里の路上には町場三ヶ所あり。その他はただ青き山と原野なり。人煙の稀少なること北海道石狩の平野よりも甚だし。」 『遠野物語』序文より
343
忌言葉 特定の時や場所で口にしてはならない言葉やその代りに用いる言葉で、猟師が山で使う山言葉や漁師が海上で使う沖言葉などがある。 神や神聖な場所に近づく際には不浄なものや行為を避けるだけでなく、それを言葉にすることも忌み、代用語を用いたことから生み出されたとされる。 常設 狩の装束
344
今年のトラキチ納め
345
保護色
346
明日はオシラサマの祭日 遠野市内には63軒169体のオシラサマが祀られています。(2000年遠野市博で旧遠野市分を調査) 民間信仰の家神様であるオシラサマの祭日は家ごとに異なりますが、遠野市内では1月16日としている家が約6割を占めています。
347
なにやら視線を感じます 遠野市松崎町
348
今日は遠野物語の日 明治43 年(1910)6 月 14 日、柳田國男著『遠野物語』は 350 部の自費出版として刊行された。遠野に伝わる不思議な話、神話、伝説、世間話などを 119 話にまとめた『遠野物語』は日本民俗学の誕生を告げる記念碑的な書となっ た。
349
忌言葉 特定の時や場所で口にしてはならない言葉やその代りに用いる言葉で、猟師が山中で使う山言葉や漁師が海上で使う沖言葉などがある。 神や神聖な場所に近づく際には不浄なものや行為を避けるだけでなく、それを言葉にすることも忌み、代用語を用いたことから生み出されたとされる。
350
黄昏時は逢魔時(おうまがとき)といわれ、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあう」(『遠野物語』8話)と伝えられてきた。  夕方の薄暗くなり、昼と夜の移り変わるこの時刻は、異界と現実世界を繋ぐ時間の境目とされ、魔物や妖怪がうごめき始めて災いが起きると考えられてきた。