遠野市立博物館(@tonomuseum)さんの人気ツイート(いいね順)

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冬の朝 撮影 浦田穂一
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精霊の通り道 ザシキワラシは「室内を歩くには通路が定まっていて、それ以外には決して歩かない。人がその通路を知らずに寝るようなことがあれば、きっと唸されたり、また何か悪戯をされるという。」 『奥州のザシキワラシの話』
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赤のちから 古から人々は、太陽や炎、血の色を連想させる赤い色に対して畏敬の念を抱き、赤い色には魔除けの力があるとされた。 赤い色の衣類を身につけると病や災難から守ることができるとされ、魔除け、吉祥、生命力をあらわす色として祭礼の際にも用いられた。
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春風祭りのワラ人形 古来、人々が病になったり、災厄に遭うのは穢れが乗り移るためとされてきた。穢れを祓うために、人形に穢れを移して境や川に送り出した。 春風祭りのワラ人形は、団子で身体を拭い人形に付ける事で、穢れが人形に取り込まれ、人形自体も魔除けの力を持つと考えられた 常設資料
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晩秋の里 遠野市綾織町
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妖怪と幽霊の出現する時刻 幽霊は「丑みつの鐘が陰にこもって響く頃」、妖怪は薄暗く周囲の人や物がはっきりと見えない誰そ彼(たそがれ)時や彼は誰(かわたれ)時にあらわれるとした。 柳田國男著『妖怪談義』より
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夏の遠野 遠野市土淵町
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「川の岸の砂の上には河童の足跡というものを見ること決して珍しからず。雨の日の翌日などはことにこの事あり。猿の足と同じく親指は離れて人間の手の跡に似たり。長さは三寸に足らず。指先のあとは人ののように明らかには見えずという。」 『遠野物語』57話より 重湍渓 遠野市附馬牛町
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遠野は稲刈りシーズンです
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遠野の空
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類感呪術 類感呪術というのはある現象を模倣することによってそれを実際に引き起こそうとするもので、例えば雨乞いで水を撒き太鼓を叩いて雷の音をあらわすことは代表的な例である。小正月の御作立やお田植えなどの予祝行事も作物の実りを模倣した類感呪術といえる。 小正月のお田植え 撮影 浦田穂一
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境と魔除け  村境や橋、坂、峠、辻等は異界との境界と認識され、他から侵入するものを防ぎ、道行く人々を災難から守る神として賽の神や道祖神が祀られた。  節句など季節の変わり目は時間的な境界とされ、その日は異界から魔物がやってくると考えられた。そこで、邪気を祓う年中行事が行われてきた
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ヤマザクラ 遠野の桜の開花は例年4月下旬ころになります。 遠野市土淵町
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秋の遠野 遠野の田園風景の中にたたずむ荒神様。秋の日差しに輝く稲穂と茅葺の社は人々の祈りと生業とが一体となった遠野を代表する景観です。 荒神様 遠野市青笹町
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トラキチが「とおの物語の館」へ案内してくれました。
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綾織から小友に越える小友峠には祠が祀ってあるが、このあたりの沢には稀に人目に見える沼があるという。 その沼には、海川に棲む魚の種類はすべていると伝えられている。もしこの沼を見た者があれば、それがもとになって病んで死ぬそうである。 「遠野物語拾遺」37話 峠にある二郷明神 明神付近の沢
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風が爽やかです 遠野市松崎町
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「結び」の呪術  離れているものをからみ合わせてつなげる「結ぶ」という行為には古くから呪術的な意味があると考えられてきた。  古代には、草と草を結び合わせ、そこに霊魂をこめて旅の無事や幸福を祈り、男女が神に願って相手の衣服の紐を結んで誓いを立てる事等が行われた。 展示資料 祝い結び
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杖は古くは神の依代としての性格をもっていたが、やがて神の持ち物とされ、権力者の権威の象徴や護身用としても利用されるようになった。高僧・英雄の立てた杖が成長して大樹になるという杖立伝説が全国各地に残る。 遠野ではアカザの杖には病気を除ける力があると伝承されてきた。 常設 アカザの杖
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類感呪術 類感呪術というのはある現象を模倣することによってそれを実際に引き起こそうとするもので、例えば雨乞いで水を撒き太鼓を叩いて雷の音をあらわすことは代表的な例である。小正月の御作立やお田植えなどの予祝行事も作物の実りを模倣した類感呪術といえる。 小正月のお田植え 撮影 浦田穂一
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夏の遠野 遠野市青笹町
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狩猟のお守り 遠野市 熊猟のお守りとして携行したもの 館蔵 特別展「遠野物語の世界」展示資料7/22〜8/30
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お作立てと類感呪術 ミズキの枝に色とりどりの団子を飾り、五穀豊穣を祈る。 小正月には、その年の豊作を祈って、様々な予祝行事がおこなわれる。 お作立ては秋の実りをあらかじめ模倣することによって、それを実際に引き起こそうとする呪術的な行為(類感呪術)といえる。
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形代(かたしろ) 神霊が依り憑く依り代の一種で人、動物等を模して作り種々の呪術を行う道具。 人間の霊を宿す場合は人形を用いるなど、神霊が依り憑き易い形にするという。疫病神や悪霊の依代とされて、村境に送られるワラ人形や、神聖なものとされている削り掛けや鏡なども形代の一つである。
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冬の遠野