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「きく」には5段階のレベルがある。
聞く(耳で聞く)
聴く(心で聴く)
訊く(自問しながら訊く)
効く(行動し効果として効く)
利く(学んだことを他に利用できる)
「聞いてるし」と反抗的に答える子には「どのレベルできいてる?」って返すとギクっとするよ
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30代で分かった職員室で大事なこと
①人と比べない
②悪口は言わない
③助けは声に出して求める
④気配り、心配り、お菓子配り
⑤資料はできるだけ1枚にする
⑥1つ増やしたら2つ減らす
⑦人を責めるより、仕組みを変える
⑧変えられることだけに労力を注ぐ
これを意識してから心が楽になりました
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少しズレますが、この親子みたいな人ばかりでないので、成績はいつも頭を悩ませます。本当は成績なんてないのが一番いいんですが。特に1年生なんて成績つける方が弊害になるので。世界には「小学生に成績はつけない」という国もたくさんあります。評価を気にせずのびのび伸びる学校に日本もしたいです
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おすすめの授業スタイル
国語 バックワードデザイン
英語 〃
算数 反転授業
社会 調べ学習→プレゼン発表
理解 予想→実験→結果→考察
道徳 スパイダー討論
特活 PA
いろいろ試してみて、これがしっくりきています。とにかく授業はパターンを作ると子どもが伸びるし、定時で帰れます。
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29歳の大臣は考えた。中央が統治するから失敗したのだ。これからは先生のサポートに徹しよう。現場の判断を信じよう。そのために任せられる仕組みを作ろう。この国を救うには現場に余裕と自主性が必要なのだ。その結果、学力だけでなく経済も成長した。世界から嫉妬される今のファンランド教育がある。
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ストレスフリーな学級経営のコツ
①1分で叱る
②笑って許す
③1授業に1笑いは入れる
④名前を呼んであいさつする
⑤休み時間は一緒に遊ぶ
⑥趣味について語る
⑦弱みは見せる
⑧図を使って話す
⑨とにかく任せる
⑩感謝の言葉を口にする
これを意識すると、子どもも先生も居心地がよくなりますよ
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「組合で戦え」という声もありますが、組合でも戦ってるんです。私の友人は現場から何年も離れて組合の幹部で働いてます。毎日帰宅は10時を超え、家族には週末しか会えず、それでも誰かがやらねばと交渉を続けてくれてます。でも1mmよくなるかどうかって毎回嘆いてます。現場の声なんか届かんのです
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ごめんなさい。これ作り話。実際は老人なんて来なかった。泣かされて終わり。最後のツイートを見てもらうための作り話。スッキリなんてしてないしずっとモヤモヤしてる。その先生は毎日遅くまで頑張ってる。仕事の文句も言わず、子どものためにと一生懸命。若いけど尊敬。仲間馬鹿にされて正直許せない
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タブレットを使い倒した結果、授業が進みすぎて12月からやることがない。ひたすら復習と自主学習を繰りし返し、その間に所見や卒アルを作っている。さすがに申し訳なく思い「ごめんね何も教えなくて」と言ったら「全然、おれらも学べる時間もらえてワオンです」と言われた。たぶんwinwinのことだと思う
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ある年、4月の2週間は全て午前授業になり、給食後に下校となりました。1年生だけでなく“全校生が“です。
その年は学校に不安を抱える子もゆっくりクラスに慣れ、初任者や異動してきた先生も、落ち着いて準備ができました。教務がどんな魔法を使ったのか分かりませんが、これ全国に展開してほしいです
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日本マイクロソフト社が週休3日制というのは有名な話ですが、マイクロソフト社は、増えた休日に習い事や自己研修をする社員には手当てを出し、学ぶ機会もサポートしている。その結果社員はセルフイノベーションを重ね、生産性も向上したのだとか。文科省よ。どうかマイクロソフトに買収されろ🙏
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国語が楽しくなる「ゴール」の設定
物語文
・音読CDを作ろう
・劇をしよう
・アニメにアテレコしよう
・映画の予告編を作ろう
説明文
・ドキュメンタリー番組を作ろう
・ラ・テ欄を書こう
・要約サイトを作ってみよう
どちらでも
・帯作家になろう
・POPをつけよう
・amazonレビューに投稿しよう
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子どもが世界一幸せな国オランダでは、先生も帰るのが早い。その一つの答えがイエナプランだと思う。学ぶ内容もどうやって学ぶのかも子どもが決める。教師は教えるのではなく、支援する。与えるのではなく、選択させる。自立を促すための教育は、結果的に教員の負担も減らす。今目指すのはここだと思う
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フィンランドでは6時に帰ってくる男性は「父親失格」と罵られるらしい。家族にではなく、職場で。さらに残業をさせる上司は「無能だ」と後ろ指をさされバカにされるのだとか。みんなが4時に帰るフィンランドの、家族ファーストな文化が羨ましい。
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特に男の子の国語力を伸ばすために、ぜひご家庭で試してほしいこと。それは、子どもに質問させること。「今日の給食美味しかった?」「学校でどんなことしたの?」と質問するだけじゃなく、「お母さんにも質問してみて」と子どもに促す。そうすると、会話の量が2倍になり国語力が伸びる。
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子どもの自己肯定感を高めるために寝る前の「スリー・グッド・シングス」が効果的。脳は寝る前の感情を記憶する。暖かい布団の中で「今日うれしかったこと」を3つ発表し合うだけで、子どもも親も幸せを見つけられる脳になる。幸福学が提唱するたった5分の習慣、誰でもできて時間対効果が抜群です。
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大学生に「教員に必要な力は何ですか?」と辛食った質問をされたので「疑う力」と答えた。今ある教育や自分が受けた教育を当たり前にすると、時代とずれる。だからとにかく疑い続けることが大事。それやって見つけた答えが哲学となり教師力となる。と言ったら「ほんまですか?」と疑われた。才能あり💮
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「今日も研修行ってきます」と3日連続の出張に出かけた日、ALTの先生が突然「おかしいでしょ!ずっと思ってたけど、子どもを自習にして出張に行くなんて、先生も子どもも可哀想だよ。なんで日本には先生が学ぶ時間がないんだよ」と厚切りジェイソンばりにWHY!と声上げてくれた日を今でも覚えてる。
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小学校の先生ってどれだけ体調悪くても休まない人が多い。休む時は1日の自習計画たてなきゃいけないし授業は進まないし見なくちゃいけない課題は溜まるし何より代わりを頼める人がいない。つまり休まないんじゃなくて休めない。日本にはまだサポート体制がない。コロナでこの辺も進んでくれないかな。
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「宿題もっと増やしてください」って要望する保護者。何度も言いますが、宿題は学校の義務ではなく、サービスです。ローソンで「唐揚げくんもっと増量してください」って言ってるのと同じです。少なかったら家で唐揚げあげてくださいって話。量を増やせばいいってもんでもないですけどね。
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スウェーデンには、心を豊かにする魔法の言葉がある。それが“ラーゴム“「ほどほどが一番」という意味で、おもてなしも贈り物もやり過ぎない。もちろん仕事も。「誰か1人がやりすぎると、それが基準になって、みんながしんどくなる」と考えるスウェーデン人。先生の間にもラーゴムが流行ればいいのにな
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所見もキャリアパスも大事なのかもしれないが、それを書く時間が勤務時間内にないのがおかしい。医者や弁護士に一文書いてもらうには追加料金がかかるのに、学校の先生はどれだけ書いても無償。30人もいたら書いても書いても終わらない。休日潰してる人たくさんいる。いつ書くか、文科省は示してほしい
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服装は自由でいいと思ってるけど、せめてこういう取り組みが広がるといいな。
news.yahoo.co.jp/articles/74284…