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素人ながら小学生にプログラミングを教えていたら、ある日『先生、最近ぼく見えない努力が見えるになった』と言われた。「おいしい炊飯器も、洗剤を入れるだけの洗濯機も、その向こう側で何度も試行錯誤してるプログラマーがいる。そういうい目で物を見れるようになりました」と。これが一番の学び。
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フィンランドの先生に「なぜフィンランドではみんなが4時で帰れるの?」と聞いたら、「仕事は就業時間内に終わらせて、それ以外の時間も大切にしたいと国民全員が考えてるからだよ」とすごくシンプルな答えが返ってきた。この考えに1億いいねを押したい。
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中学生の頃、近所でスケボーしてたら通報され、翌日職員室に呼び出された。「やる場所がねーんだよ」と粋がる私たちに先生は「ないからといってルールを破るな。ないなら作れ!そのためにまずは署名を集めろ」と言った。あの頃の私たちはバカだったから、署名が何かも知らずに、A4のキャンパスノートに
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「ゲームが嫌いになった」という男の子。訳を聞くと、Switchの日付を変更したら、お父さんのあつ森の株が全部腐ってしまい父親は激怒。『総額100万の損失返すまで、ゲームやめれまてん』と言われ、その日からひたすら貝殻や木の実を集めてるらしい...「今日も帰ったら働かなくちゃ」と嘆いてた。
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「この学校にはたくさんの木がありますが、6年生が毎朝落葉を集めてくれるので、運動場はいつもきれいです。この伝統をみなさんも守っていきましょう」と言った校長が退職した次の年、新しくきた校長が、チェーンソーで木を切ってた姿が今思い出してもカッコいい。
6
クラスでちょっぴり乱暴な女子が
「私気づいちゃったんだけどさ、うちらってみんな何かの一番だよね。これってすごくない?〇〇ちゃんは絵が上手だし、〇〇くんは算数が得意、〇〇ちゃんは昆虫博士、○○くんは、」って一人一人発表してた。クラスのみんなも気づいてたけど、一番すごいのは君だった。
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1学期最後の日。通知表に悩んで悩んで△をつけた男の子。傷つけないように丁寧に説明しようと思っていたら、△を見つけて「伸びしろですね」と爽やかな一言。「△は伸びしろ、○は安心、◎は自信って父ちゃん言ってたんで、これは伸びしろですね!あざす」と。その後のアドバイスも素直に聞いてくれた
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初任のころ、教師用に渡された教科書を開くと落書きがいっぱいされていた。「ここは軽めでいい」「この問題は躓きやすいから丁寧に」「ここは社会とセットがおすすめ」「資料室に具体物あり」「図書室に関連本がある」などなど。落書きしたのは1人じゃない。先輩たちが残した落書きに何度も救われた。
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田中角栄は言った
「教育で一番大切なのは義務教育だ。小中の教育をしっかりやればいいのだ。それにはいい先生を集めなければならない。そのためには月給を高くしなければならない。一般公務員よりも先生の給料を3割高くしろ」と。
結果、倍率は上がり、現場もやる気に溢れ、経済も安定したという話。
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さかなクンの母。
担任から「このままだと将来困りますよ」と言われた時「このままでいい」と即答し、「成績がいい子もいれば、そうじゃない子もいる。それでいいじゃないですか、みんな同じだったら先生、ロボットみたいになっちゃいます」とずっと息子の“好き“を応援してきた母の愛が、海よりも深い
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いろんな世代の人が集まり、小さい子もスケボーを楽しんでいる。あの時の市長が中学生の声に耳を傾けてくれたおかげだ。そして、自分たちにも社会は変えられると教えてくれた恩師のおかげ。文句をいうのではなく行動すること、声を届けること。大人たちが教えてくれた社会科の学びが今でも忘れられない
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夕方妻からLINE「驚かないで聞いてほしいんだけど、、」から始まり、最後には「3つお願い。家では子ども寝るまでこの話はしない。ニュースもしばらくつけない。寝る前は読み聞かせ。以上よろしく!」と。衝撃すぎて職員室で声をあげてしまったし、子どもへの影響力を瞬時に判断した妻は名司令塔でした
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汚い字で依頼文を書いて、全校生に回した。部活や塾で知り合った他校の中学生にもお願いした。気づけばA4ノート8冊に1000人以上の署名が集まった。「未成年の署名など意味がない」とバカにする人もいたけど、そのノートに手紙を添えて、祈る気持ちで市長に送った。
私たちの町には今でもパークがある。
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小学生にキャリア教育の話をしてたら「オレは38歳まではとにかく好きなことして生きます」という男子。「だって、人間の本来の寿命は38歳でしょ。だから神様からもらった38年間はワガママに生きて、あとのオマケの人生は平和や地球のために尽くします」と。小学生のキャリアプランがカッコよすぎた
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知り合いの学校で、28歳が教務に就任。周りからは「なんて学校だ」と非難の声。ただ学校は大きく改革。「行事の削減」「時程の変更」「指導案の簡略化」等々。これ全て28歳が提案。その口グセが「とりあえずやってみましょう、ダメなら戻しましょう」と。 この若手に任せた人事と支えた同僚もすごい
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自宅待機の先生が、逆オンラインで授業をした。iPadをうまく活用し、普段通りの授業ができていて驚いた。子どもたちも久々の担任の元気な姿に喜んでいた。放課後、市内に活用例を提供したら、返ってきたのは批判の声。結局、逆オンラインは禁止になった。その先生も謝る形に。こういうのが一番疲れる。
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英語がペラペラで、何でもできる超優秀な若手の先生が辞表を出した。学校がざわつき、職員みんなで説得しようと理由を尋ねたら「来年からシンガポールで教員をします!そっちの方が条件がいいんで」と爽やかな一言。誰にも止められませんでした。これで2人目、貴重な先生が海外にとられてくやしい、、
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ハーバード大学の研究によると、「テストでいい点を取ったらご褒美」と「本を一冊読んだらご褒美」を比較した結果、学力アップに効果があったのは本へのご褒美。テストの結果にご褒美を与えたグループは学力の影響はほとんど見られなかった。つまりご褒美を与えるなら結果ではなく行動に与えた方がいい
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オランダの老人ホームが学生に月30時間ボランティアをすることを条件に無料で部屋を貸し出したところ、winwinすぎてこの仕組みが世界中で広がっている。学生は家賃がタダになり、お年寄りは手助けしてもらえる。介護士の負担も減り、世代間のコミュニテケーションの穴も埋まる。この仕組みを日本でも!
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ある調査によると、現代人が1日に触れる情報量は、江戸時代の1年分、平安時代の一生分にあたるそうです。つまり、現代人の脳は毎日がんばってるし、時々ミスを起こすのは当たり前。ミスしたあなたが悪いんじゃなくて、扱う情報量が増えすぎた時代のせい。もっと労わっていいんだよ、自分も他人も。
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懇談で、ウルトラ素敵な子の保護者に子育ての秘訣を尋ねたら、「特にないですけど『学校楽しかった』ではなく『学校楽しめた?』と毎日聞くようにしています」「他力ではなく自力で楽しめる人になってほしいんです」と。たった一言の違いだけど、心を大きく変える言葉。自立を育てる魔法の言葉がすごい
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うちの市長の自慢もさせて。去年から給食費を無料化、おかげで集金や会計から解放され、教員も保護者もwin-win。子どもたちも市長に感謝、政治に興味持った子もいる。給食も税金だよと伝えると「おれも将来、給食食べさせるために納税する!」と胃袋で税金マインド鷲掴み。全国でもやったらいいのに
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29歳の大臣が変えたフィンランド教育
・指導要領を3分の1にカット
・学校や教員に裁量権を譲渡
・ペーパーテストを廃止
・教員資格を大学院卒に
・採用は職員とPTAが決める
・任期を3〜5年に
・問題教師は即解雇
・勤務終了は3時→自己研鑽の時間に
・副業を許可
結果、世界中があこがれる教育大国に
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オランダの老人ホームが学生に月30時間ボランティアをすることを条件に無料で部屋を貸し出したところ、winwinすぎてこの仕組みが世界中で広がっている。学生は家賃がタダになり、お年寄りは手助けしてもらえる。介護士の負担も減り、世代間のコミュニテケーションの穴も埋まる。この仕組みを日本でも!
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29歳の大臣が変えたフィンランド教育
・指導要領を3分の1にカット
・学校や教員に裁量権を譲渡
・ペーパーテストを廃止
・教員資格を大学院卒に
・採用は職員とPTAが決める
・任期を3〜5年に
・問題教師は即解雇
・勤務終了は3時→自己研鑽の時間に
・副業を許可
結果、教員は尊敬され人気職になった