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職員会議で
私「靴下は白以外もOKにしたいです」
3学年主任「私は反対です。今3年生は落ち着いている。校則が変わることで問題が起こるのが心配です」
私「具体的にどんな問題ですか?」
「起こる可能性があるという話です。リスクがあるのに変える必要ありますか?」
まずこっちの質問に答えてほしい
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金髪の子、化粧する子、ピアス開けてる子すべて担任したけど、学級経営で困ることはなかった。いじめっ子が1人いる方がよっぽど大変。周りを攻撃する、人間関係を乱すから、学級が落ち着かない。見た目を揃える校則より、いじめ対応について細かいルールを作った方が学校が落ち着くよ。命も救える。
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何度も言いますが、ポニーテールやツーブロック禁止といった髪型の校則は、どんなに議論しても合理的な理由なんて存在しない。マナーなんて一部の人の好みです。議論する時間が無駄。指導する時間が無駄。子どもの髪型を気にかける教師、保護者、理容師さんの労力が無駄。学校は無駄が多すぎる。
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不登校のAが久しぶりに登校したとき
担任「Aさん、この調子なら昼休みまでいられるかな」
主任「あとで聞いてみたら?」
担「ですね」
私「やめませんか。お昼食べたら帰る約束ですよね?Aも断りにくいだろうし」
担「でも調子が良さそうだから教室に行ってほしいな」
無理してるだけ。約束は守って。
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いじめっ子「いじめてごめん。(今まで無視したり、クラスの子に”関わらない方がいい”と伝えたり、すれ違いざまに死ねと言ったり、菌扱いしたり、SNSで悪口書いたりしたけど)もうしないから許して」
いじめられっ子「分かった。いいよ」
加害者の謝罪は一瞬。被害者の傷は一生。謝罪で終わりは残酷…
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体育の時間、保健室にいた女の子。聞いた話の内容は
「今はバレー。トス練習がペア。ペアは先生が決めた。私は苦手なのに、上手なAと組んでる。先生曰くAは私の指導係。Aは練習にならなくて申し訳ない。Aが気を使ってくれるのが余計ツラい。私も楽しくやりたい」
授業で見せしめみたいな指導するなよ…
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贅沢は言いません。学校の掃除時間、雑巾の子にゴム手袋を配って。冬の雑巾がけはほんと地獄。冷たい水で、冷たい床を手を真っ赤にして掃除する。いったいなんの罰ですか?気の毒すぎるから、ゴム手袋を配ったら解決しました。体感温度が大違い。手荒れがひどい子も安心。頼むから広まれ!
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職員会議で
教頭「卒業式”生徒は長い白靴下で揃えたい”意見、どう思います?」
A「今は色も長さもバラバラで気になる」
B「全員揃ってる方が見栄えがいい」
C「式典に合った服装指導が大事」
私「反対です。賛成の方は、生徒と保護者にも理由を説明してくれますか?」
シーン…
あれ、賛成者が消えた。
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「髪ゴムの色や、髪型を自由にして、生徒がフワちゃんみたいな頭で来たらどうすの?」と言われたけど、逆にどんな問題が起こるのか知りたい。みんながマネするのかな?それはそれで面白いし、フワちゃんがクラスにいたら楽しそうじゃないですか。大歓迎です。
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学校で身につけるべき我慢する力とは「価値観の違う人の意見も尊重する」とか「たとえ苦手な人とグループになっても協力して活動ができる」とか、多様性の社会で生きるための力であって、校則みたいに「特定の価値観に黙って従う」我慢とは真逆なんですよ。
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生徒指導会議で
私「気温が高く、登校で汗だくな生徒がいます。Yシャツ登校を許可しましょう」
A「衣替えは6月ですよ」
B「まだ早いな」
私「6月と気温は同じです」
C「確かに」
A「暑い人は、登校してから学ラン脱ぐにすれば?」
教頭「衣替えまでそうしましょうか」
衣替えの時期は譲れないらしい
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「学校に来なくてもいいんだよ」という言葉は、いじめの被害者ではなく、いじめている側にかけるべき。いじめっ子が教室に残る限り、被害者は戻れないし、他の生徒もいじめに怯えて過ごすことになる。学校に残さなくてはいけないのは、いじめをしていない子どもたちです。選択を間違えてはいけない。
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小学校の学級会で
担任「Aさんに直してほしいことを話し合いましょう」
クラス「忘れ物が多い」「言ったことをすぐ忘れる」「勝手に会話に入ってくる」…
担任「Aさんは言われたことをちゃんと直そうね。直せたら、みんなはAさんと仲良くしてあげてね」
A「はい…」※Aはいじめ被害者
担任が終わってる
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いじめっ子には個別に毅然とした指導がいい。証拠を押さえて、言い逃れできない状況で、何が問題か突きつけて、徹底的に論破する。怒鳴る必要はない、淡々と指摘する。反発する、再犯の可能性があるなら別室登校で個別指導。そこまでして自分がした行動を後悔させる必要がある。初期対応が大事。
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中1の女子Aがいじめにあった。学級内で調査すると
生徒「小学校からAはいじめられてた」
私「指導はあった?」
「担任がいじめっ子を注意した後、クラスでAの嫌いなところを言う会がありました」
私「なにそれ!?」
「Aに直してほしいことを伝える会です。Aにも問題はあるからねって」
この担任はやばい
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証拠が不十分な状況で、すぐ加害者に話を聞いたのがまずい。加害者は高確率で「やってない」と嘘をつく。証言が一致しなくて当然だ。だから事前に信頼できる生徒から情報を集め、証拠を握っておく。言い逃れさせない準備が必要。加害者の聞き取りは真剣勝負だ。中途半端になれば、必ずいじめは悪化する
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いじめっ子が「お前は空気が読めない」とか「ノリが悪い」とか言うのは、「お前が楽しそうなのが気に入らない」「思い通りに動かないからムカつく」の言い換えだから全く気にする必要ない。この勘違いして偉そうにするいじめっ子を見かけたときは「勝手に嫌な空気作ってんじゃないぞ」と黙らせてた。
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昨年度、いじめを理由に出席停止処分となった児童生徒は1人。いじめが理由で不登校になった児童生徒は516人。学校から追い出すべき人間が逆だ。教室に残すべき、守られるべきは被害者だ。いじめっ子を残せば、他の子は大人に頼っても無駄だと悟る。おびえて生活することになる。選択を間違えるな
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一昨年度、いじめを理由に出席停止処分となった児童生徒は1人。いじめが理由で不登校になった児童生徒は516人。学級に残すべき人間が逆だ。優先して守られるべきは被害者の学習する権利。いじめっ子を残せば、他の子は大人に頼っても無駄だと悟る。おびえて生活することになる。選択を間違えるな。
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いじめっ子には個別に毅然とした指導がいい。証拠を押さえて、言い逃れできない状況で、何が問題か突きつけて、徹底的に論破する。怒鳴る必要はない、淡々と指摘する。反発する、再犯の可能性があるなら別室登校で個別指導。そこまでして自分がした行動を後悔させる必要がある。初期対応が大事。
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いじめっ子「今までいじめてごめん。(無視したり、死ねと言ったり、菌扱いしたり、靴隠したり、SNSで悪口広めたりしたけど)もうしないから許して」
いじめられっ子「………」
担任「謝ってくれたよ?許せる?」
無理だ。謝罪で気が楽になるのは加害者だけ。許すかは被害者が決める。許さなくてもいい
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いじめっ子の出席停止処分を2回経験した。正直、いじめっ子が学校にいないと雰囲気がよくなる。普段よりものびのび生活できる。あの子に気を使わなくていい、怯えなくていい、攻撃される心配がない。安心感が伝わってくる。出席停止になるいじめっ子は、そのレベルの影響力です。学校で手に負えない。
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学年主任が
「先生のクラスのAさん、スカートが短いから入試までに指導して下さい」
私「身長が伸びてスカートの丈が短くなったんですよ」
主「でも入試で困るのは本人です」
私「丈はもう伸ばせません。どうしますか?」
主「知り合いから貰うか、新しいものを買うかですね」
あと2週間で?正気か?