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小5の時、隣のクラスでいじめ発覚。帰りの会で担任が「いじめは絶対ダメ!許されない」と涙を流して訴えた。クラス全員が神妙な面持ち。でも放課後、いじめっ子グループは「何で泣いてたの?」「さぁね」と。全く伝わってない。感情に訴える指導、一斉指導はいじめる側の人間に効果が無いのだ。
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いじめっ子には個別に毅然とした指導がいい。証拠を押さえて、言い逃れできない状況で、何が問題か突きつけて、徹底的に論破する。怒鳴る必要はない、淡々と指摘する。反発する、再犯の可能性があるなら別室登校で個別指導。そこまでして自分がした行動を後悔させる必要がある。初期対応が大事。
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いじめで悩む保護者から相談を多数もらう。急に我が子がいじめられたら困るのも当然で、学校の対応で不安なことは聞いて下さい。この時期に、クラスのいじめを止めるのは難しい。今は新クラス編成に向けて、学校と話し合いをするとき。人間関係で配慮できることはあります。
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不登校生徒の保護者に、毎日電話で欠席連絡させるのやめませんか。メールなどで十分。毎日「今日もいけません」と電話するのは精神的負担が大きいよ。担任から「明日は来れるといいですね」と言われるのもプレッシャー。保護者が一番学校に行ってほしいと思ってる。その悩みに寄り添ってほしい。広まれ
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完全不登校生徒を担任するときは、必ず電話連絡をやめる提案をした。保護者は「いいんですか!?」と驚く。そんな選択肢があると知らないのだ。電話は苦痛だけど、続けるしかないと諦めている。
普段はメールで欠席連絡。週1日くらい電話で会話。生徒の近況や保護者の悩みを聞く。それで十分だ。
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フランスはいじめを厳罰化。被害者が不登校になれば、加害者は禁固最大5年、約1000万円の罰金。イギリスは学校中に防犯カメラがあり、加害者親にも罰則。アメリカは小学生でも犯罪歴がつく州がある。韓国は加害者の転校や退学処分が可能
日本は加害者の出席停止すら消極的。被害者を守れるはずがない
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いじめの初期指導は重要で、加害者に『 ここまでおおごとになるの!?』と経験させないと、悪いことをした自覚が生まれない。そのためには別室に隔離される、警察に通報される、学校に行けない(出席停止)といったある種の強制力が必要だ。ごめんねいいよ、で終わらせては、いじめは必ず再発&悪化する
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警察に言っても、裁判にしても、反省できない加害者はいる。そのレベルは加害者の別室指導や出席停止をためらってはいけない。学校ができることは、被害者の命を守ることです。再犯の可能性があるなら、毅然とした対応をすべき。被害者が命を断ってから、焦って第三者委員会開いて調査しても遅い。
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小学校の帰りの会で「今日悪いことをした子を報告する時間」があったらしい。「今日Aさんが〇〇していました」と報告されたAは立たされて公開処刑。報告せず黙ってた子も同罪。担任から「反省を言いなさい」と言われて、全員の前で謝る。子どもは報告を恐れて怯える毎日。担任主導のいじめの典型例だ。
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全てがありえないの指導だが、他人の欠点に注目させる取り組みがやばい。絶対にクラスで人間関係は築けないし、他人の粗探しをするようになって雰囲気が悪化する。もういじめが起こる嫌なクラスになる要素しか無いんですよ。でも恐怖で支配されているから、担任の前ではいい子になる。担任は勘違いする
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このいじめを防ぐために、毎年学級で話すのが
「芸人は人を笑わせるプロです。お金をもらってみんなを笑わせるために体を張る。本気でバカなことをしてます。だから私たち素人がマネできない。みんながやったらただのいじめです。ちなみに芸人もプライベートでバカにされたら怒ります。当然です」。
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「学級で笑いを取りたいなら、自分を使って笑いをとりなさい。それはすごい才能です。でも誰かをバカにして、笑いを取るのは最低な行為。芸人は、事前にイジってほしい内容を周りに伝えて、イジってもらっています。自分を使って笑いを取っているのです。自分を犠牲にして笑いを届ける素敵な仕事です」
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ある日教頭が
「先生のクラスのAさん、眉毛が細くなりましたね」
私「先週からです」
「どうしましょうか」
私「どうするとは?」
「指導した方がいいですよね」
私「校則にないですよ」
「でも中学生としてどう思いますか?」
私「別になにも…」
「うーん」
逆に求める中学生像がただの偏見だと思う
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いじめ被害者を守るには、加害者と接触させないのが確実。今は弱い立場の被害者が教室から去り、ワガママな加害者が残る。逆だ。被害者の負担が大きいし、加害者は新たな被害者を生む。だから法律で「教師や教育委員会は被害者を守るために別室指導や出席停止を使え」と言っている。頼むから使ってくれ
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文科省が言っても、法律に書いても、結局は現場の校長や職員が活用しないと意味がない。そのために先手を打つのが重要。4月に校長から、別室登校や出席停止の基準を保護者に説明し、事前に合意を得ておく。すると加害側は反発しにくくなり、他の保護者は賛同してくれる。いじめが起こってからでは遅い
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牛を狭い牛舎の中で生活させると、ケンカが起こってボス牛が弱い牛をいじめるそうだ。広い牧草地ならのびのび生活できるに、狭い世界に閉じ込めるといじめが始まる。ストレスが衝突を生む。学校も狭いクラスで、同調圧力があって、みんな仲良しを強いられるのはストレスだ。いじめが起こりやすい環境。
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小学校の学級会で
担任「Aさんに直してほしいことを話し合いましょう」
クラス「忘れ物が多い」「言ったことをすぐ忘れる」「勝手に会話に入ってくる」…
担任「Aさんは言われたことをちゃんと直そうね。直せたら、みんなはAさんと仲良くしてあげてね」
A「はい…」※Aはいじめ被害者
担任が終わってる
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中1で担任した生徒から聞いた実話。小6でAに対するいじめがあったとき「担任の先生がクラスを注意したあと、みんなにAさんの嫌いなところを言わせてました。Aに直してほしいことを伝える会です。Aにも問題はあるからねって言ってて」と。当然いじめは解決せず、中学校でも続いていた。言葉を失う。
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「叱れない人」と「叱らない人」は違う。「叱れない人」の学級はワガママが広がり崩壊する。若手教師はまず正しい叱り方を覚えるべき。「叱らない人」は、実は叱るプロ。経験から叱るべき場面を先読みして、叱らないための仕組みを作って備えてる。事前に釘を刺してるから、叱らなくても崩壊しない。
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