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与えられた宿題で学習習慣なんてつかないよ。内申点を気にして提出しているだけ。大学生や社会人になったとたんに学ばなくなる日本人が多いのがその証拠。学校の勉強以外に何を学べばいいのか自分で分からない。でも会社が命じる残業は黙って従うんですよ。それが学校で宿題を提出させ続けた成果です。
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昨年度、いじめを理由に出席停止処分となった児童生徒は1人。いじめが理由で不登校になった児童生徒は516人。学校から追い出すべき人間が逆だ。教室に残すべき、守られるべきは被害者だ。いじめっ子を残せば、他の子は大人に頼っても無駄だと悟る。おびえて生活することになる。選択を間違えるな
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いじめっ子も道徳では「いじめは絶対にダメ。いじめを見たら止める」と感想に書く。でも授業後には、被害者をからかって爆笑してる。心の教育では、いじめっ子の行動は変えられない。自分の行動を振り返り、改めさせる機会が必要。そのために別室登校や出席停止の措置がある。変わるきっかけを作るのだ
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現状、いじめ加害者を出席停止にするハードルは高い。特に親の説得が困難。この対策は、学校のいじめ対応をマニュアル化し、保護者へ事前に周知すること。別室登校や出席停止の基準を先に説明して、合意を作っておく。すると加害側は反発しにくくなり、他の保護者は賛同してくれる。先手を打つのが重要
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いじめ防止のために教師が「昼休みに一人ぼっちを作らない!」と目標を作れば「一人でいるのが悪いこと」という空気がクラスに充満する。一人になるのが不安でグループを作り、人間関係が固定化する。一人でいる子が悪目立ちして、いじめの原因になる。昼休みは好きに過ごせるクラスの方がずっといい
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不登校が過去最多で、受け皿をどうするかが問題視されているけど、今の中学生は20人に1人が不登校だ。学校に来れない生徒よりも、生徒が来たくない学校が問題。中学校が忙しすぎる。狭い人間関係、厳しい校則の中学校が息苦しい。教師だって病むぐらいしんどい。まず教師と生徒のやること減らして。
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いじめは謝罪の会で解決できない。「ごめんね」→「いいよ」は加害者が得するシステムです。本当に反省しているかは関係ない。加害者はたった一言で、過去の罪が免除される。被害者は許すことを強要される。加害者は心が晴れてスッキリする。被害者の傷ついた心は放置される。いじめを許せるはずがない
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いじめが続く可能性があるなら、加害者を別室登校か出席停止にすべき。そうしないと被害者は「耐える」「別室に逃げる」「学校に来ない」の選択肢しか無くなる。「被害者の学習する権利を守れ」と法律に書いてある。加害者の行動が改善しない以上、学校が取るべき選択肢は加害者の隔離一択だ。
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いじめはクラスをまとめるシステムになる。いじめられっ子を共通の敵にすれば、他の生徒がまとまって行動できる。いじめられっ子を生贄にすれば、他の生徒は安心して過ごせる。1人を犠牲に、他の安定を保つ。最低なシステムだ。そんなことを許す教師は、教育に関わるべきない。すぐ辞めてほしい。
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「みんな仲良し」を目指す担任は、いじめの被害者と加害者も仲直りさせたがる。危ない理想論だ。大人はパワハラ・セクハラ加害者と仲良くできる?握手して許せますか?被害者はただの地獄。少し考えれば無理だと分かる。顔も見たくないはず。「いじめっ子が改心して仲良くなる」はドラマの世界の話。
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みんな仲良しクラスは目指さない。人間、合う合わないがあって当たり前。子どもも気づいている。全員と仲良くなる必要はない。無理して一緒にいるのは友だちではない。目指すべきは、誰も傷つけないクラス。適切な人との距離感を教える。ぶつかる前に離れる。これなら実現できる
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繰り返すが、いじめの原因は100%いじめっ子にある。いじめを正当化する理由なんて万が一もない。「いじめられる側に原因がある」と言われるが、いじめを正当化したい加害者の言い訳だ。誰にだって欠点はある。そんな理由でいじめを許すなら、私刑を認めているようなもの。身勝手な犯罪行為を許すな
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「いじめられる側にも原因はある。原因がないといじめる側もいじめたりしない」この考えはやばい。いじめる側って何様だ?狭い学校で、自分には力があると勘違いした人間の発言。そんな特権ないぞ。のび太はいじめられるけど、ジャイアンはいじめられない。いじめやすい人間を選んでいるだけ。卑怯だ。
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この勘違い思考は、同年齢の人間が、長時間、狭い人間関係の空間に押し込まれる、学校という特殊空間によって生まれる。スクールカーストのことだ。スクールカーストを作らないように、4月から勘違いした行動や発言を潰し、手を打つのが大人の仕事だ。
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「いじめられる側にも原因はある」と考える人は、いじめの被害者に対して「何故いじめられるのか分かる?どうすればいじめられなくなるのか考えて」と伝える。「加害者の行動はダメだった。でもあなたにも原因があるよね」と諭す。被害者を精神的に追い詰める残忍な発言だ。いじめの加害者と同じ。
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性犯罪で教員がクビになるのは当然だし、教育現場に二度と戻さないでほしい。いくら更生したことを証明する書類を提出したとしても、娘の担任になってほしくない。教室は密室と同じ。低学年の子は教師にくっつくし、中学生でも着替えは教室。そんな環境に性犯罪者を戻すのは、ありえない危険行為です
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「加害生徒にも未来がある」なら、加害生徒の未来のため、新たな被害者を生まないために、犯した罪を認識させて、更生する機会を与えないとダメ。穏便に済ませたいのは大人の都合。いじめを繰り返すなら別室、出席停止。加害者にカウンセリング。犯罪行為は警察。おおごとにしないと加害者は変わらない
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出席停止が検討されるいじめっ子は、相当やばいです。とにかくいじめを繰り返す、暴言を吐きまくる、行動に歯止めが効かない。他の生徒が危険を感じる、集団においておけないレベルの話だ。学校から離さないと、大人の話が入らない。聞く耳をもたせられない。一時的な措置として、出席停止は絶対に必要
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いじめの出席停止に対して「排除は教育的でない。加害者にも支援が必要」と言われる。正論だが、学校で加害者・被害者を同時に守れない。指導に時間が掛かれば、被害者は苦しい環境で放置される。加害者を排除してでも、まず被害者の命を守るべきだ。加害者支援は後でできる。優先順位をつけないと無理
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学校は金髪茶髪を禁止して、違反者を簡単に学校から追い出すけど、別に何人か金髪にしたところで、誰にも迷惑をかけない。死者が出るわけじゃない。でもね、いじめっ子がたった一人いるだけで、学級は崩壊する。最悪死者が出る。学校から追い出すべきはいじめっ子。禁止すべきは人を傷つける行動です。
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校則に真っ先に書くべきは「いじめ禁止」あとは「法律を守れ」でいい。どちらもできていないのが今の学校。
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問題行動を起こす生徒に金髪茶髪が多いイメージがあるのは、頭髪の校則があるせい。非行に走りたい子が、ルールを破りたくて髪を染めるんです。全員金髪に染める校則があれば、反発して黒髪にしますよ。その程度の話。大人を見ていれば、髪を染める人=悪人ではないと分かるはず。気にしすぎ。
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いじめっ子が「実は家庭のトラブルで心に闇を抱えてる」は超レアケースで、ほとんどのいじめっ子は毎日楽しそうに生活してるよ。いじめる理由は、その場のノリ、悪ふざけ、遊び程度で、いじめと自覚して無いこともある。指導はまずおおごとにして「人をいじめると大変なことになる」と学ばせるべき
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「担任が注意して終わり」これではダメ。おおごとにするには「いつもよりヤバい」と思わせる必要がある。聞き取りは担任、学年の生徒指導担当でやる。指導は学年主任も入る。必要なら生徒指導主事も入る。指導した日は別室で学習。加害保護者を学校に呼び、今後について話し合う。これだけやってた。
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担任以外が指導するメリットは、担任がフォロー役の立場を守れること。もしいじめっ子が「実は家庭のトラブルで心に闇を抱えてる」ケースの場合、担任との関係が悪化すると、その後フォローが難しい。だから厳しい指導は担任以外がして、担任はフォロー役に回る。チームで指導するのが鉄則。