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「あえて”ヘタにやる”を意識すると、快適にはじめられる」と本で読んでから、1歩目が軽くなりました。読書が習慣になったのも、適当でいいと知った10年前から。考えてみれば「60%で一旦提出」の資料作成文化は、意見の相違を正すことより、取り掛かりやすくなることにメリットがあるのかもしれませんね
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17歳、はじめて起業したとき「難しい、面倒くさい」と感じるものは「簡単だけどわからないこと」が”2つ以上”重なっているだけだと、本で読みました。わからない要素を分解し1つ1つ解決すると「簡単で出来るもの」に変わります。当時、恐ろしいほど実感しました。人生の難易度が下がる、大切な考えです
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共感されないと思いますが…学びを得るための手段ではなく、”好きだから読む”目的の読書が大好きです。楽しむ読書でも、ハッとした知識は目に留まるし、素敵な意見や粋な言葉、心動いた体験はずっと心に残っている。人として成長している実感もあるんだ。読書は、読むことが目的でもいいんじゃないかな
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『人の失敗を喜んだり、やってはいけないミスをした奴を見つけては鬼の首を取ったかのように批判した。(中略)自分の「楽しい」の影に隠れて、「嫌な思い」をしていた他人はきっとたくさんいたのだろう』この一節に、ドキッとしない人はいないよね。行動も言動も、この言葉を見て定期的に見返したい。
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『やりたいことがない…』と語る友人がいる。読書を進めると「読んでると眠くなる」と避け、クライミングを誘うと「疲れるからヤダ」と断る。私の認識では、世の中の大半は”つらい”で構成されている。つらいを超え、達成を感じるから”好き”に変わる。やりたいことは、やった後にしか生まれないんだ。
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お願いします…「通勤時間の削減にテレワークを提案します」と理論を提案した人に、「温かみを感じる出社の方が好き」と感情で返さないでください。会話でも、「夜の散歩が好き」と感情を語る人に、「散歩は朝が体にいいよ」と理論で返さないでください。論理と感情は合わせないと、会話になりません…
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東大医学部在学中に、司法試験に一発合格した河野玄斗さんが書籍で語った「1000時間勉強して将来の年収が100万円上がる場合、勉強の時給は100万円×40年÷1000時間=時給4万円になるよ。なんでみんなそんなに勉強しないの」が好き。自己投資は、かぜ薬ではなく漢方のようにジワジワ効いてくるものなんだ
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男女の違いを知ると、優しくなれます。女性は1日20,000回もコミュニケーションとしての「言葉」を発するのに対し、男性はたった7,000回。日中で残機を失った男性は、夕飯時には寡黙になり、妻は饒舌になる。男性は聞くのが怠い、女性は話せない事が我慢になります。男女関係は思いやりが大切ですね。
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17歳のとき、「本を読みなさい。好奇心が芽生え、やりたいことが見えてくる。悩む回数も減る」と、知人の社長に言われてから、12年コツコツ読み続けました。中卒で面倒くさがりだった私が、会社を作り、本を出版し、発信者に。何より、本や学びが好きになっていました。「本は人を変える」は真実でした
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たった10秒で集中状態になれる、魔法の方法があります。”目を閉じて3つの音を探す”ことです。「子供の声」「ファン音」「鳥のさえずり」耳に注意を向けると、意識が集中状態になります。読書前に実践すると、驚くほどすーっと文字の世界に入れる。学びに向かうのが楽になる、鍛錬がいらない集中法です
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「読書が好き」ともっと気軽に言ってほしい。「何冊読むの?」とか、「何を読むの?」と内容や質を気にする人が多いけど、気にしなくていい。年間100冊読む乱読も読書だし、1冊を数ヶ月かけて精読するのも読書。古典を味わうのも、ライトノベルを楽しむのも読書。どっちが上かなんてないんだよ。
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1冊読み終わったとき、「何も覚えてない…」と思うのは、”100%写し取ろう”とするから。たった1%を繰り返せば、永久に忘れない読書になる。100%写し取れば”模倣”ですが、カケラを100個集めて100%にすれば、あなたがオリジナル。1日の1%(約15分)で、1%の知識に出会うために読む「1%読書術」毎日の習慣に
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16歳、中卒で社会にでた私が、本を好きになるなんて思いもしなかった。好きな本を紹介して、SNSでたくさんの方にフォローされるなんて夢にも思わないし、好きな読書を仕事にできるなんて想像すらしてなかった。何より、書籍を出版できるなんて予想もできなかった。やっぱり、本には人を変える力がある
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「自分の読解が正解かわからない」と悩む人へ。2つ解決方法があります。1つ目は、視点を変えること。作品視点の読書には正解があるけど、”何を活かせるか”の読者視点なら、読解に正解はない。2つ目は、仲間を作ること。読書会や内容を語れる仲間がいれば、確認ができる。”8月15日”、場所を作ります。
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「時間がなくて本が読めない」に対して、「本を読んでないから時間がない」って意見、私は好きです。朝から木を伐採しているのに、まるで作業が進んでいない木こりに、旅人が「斧の刃を研いだらどうですか?」と言うと「木を伐るのに忙しくて研ぐ時間がない」と返した、イソップ童話の話と本質は同じ。
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本を読むとき、はじめの5文字は”1文字1秒”ずつかけて読んでください。「読 / 書 / が / 好 / き」と5秒かけて読む。視線が1点に集約し、意識が集中モードになります。集中法はたくさんありますが、1文字1秒法は、簡単にできて驚きの効果でした。どんな本にも応用できるので、ぜひ試してみてください。
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先延ばしの達人で、めんどくさがりの私が色々試した結果…「とりあえず10秒だけやる」「中断前に、再開時やることを決める」「スマホを遠ざける」3つがもっとも効果的でした。1つではなく、3つ全てやってください。家事、読書、仕事、執筆。記録すると、1日の成果物に驚愕する。ダルがりは克服できます
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10年読書を続けてきて、もっとも衝撃をうけたのは、「日常に悪なんて存在しなくて、いつだって正義と正義の衝突」だと知った瞬間です。『勝った方が正義』なんて言葉は、残念ながら的を得た事実だと理解した反面、「純粋な悪なんて殆どいない」と気づき、やさしく生きることが正しいと気づけました。
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恥ずかしいはなし…10代は自分が優秀だと錯覚し、世の中の意見に対して否定批判を繰り返していました。変わったのは、本を読みはじめた17歳から。学ぶたび「知らない」が増え、自信が減った。人生が好転し、批判より肯定に変わった。世界が暗い人にこそ、本を読んでほしい。きっと何かが変わります。
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初の著書、”1%読書術”が書店に並ぶまで、のこり1週間。予約がスタートしても、事前に知人が読んでも、サンプルを手に取っても、まだ実感できない。8年も夢に見た出版が叶うことも、「早く読みたいです」と声がかかることも信じられない。読書で叶えた夢の書籍出版。やっぱり、本には人を変える力がある
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1年前から、毎日2時間図書館に通い、ジャンルを決めず1棚1冊読書をはじめました。メモなし、熟考なしで読みます。気軽に読むだけで、”知らない”が、見たことあるに変換され、日常に「この話、知ってる」が増えました。知識のカケラが検索力に変わり、未知が減る。役に立つ読書法、おすすめです。
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大好きな数字のマジックに、”1日の1%は約15分”があります。習慣形成にぴったりの数字で、「1%だけがんばろ…」と、自分を励ますのに12年使い続けています。1%だけ読書、1%だけ筋トレ、1%だけ早起き。めんどくさがりだった私が、良い習慣を身につけるきっかけになりました。ぜひ試してみてください。