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本を読んでも、全員が総じて賢くなるわけでも、年収が上がるわけでもない。ただ「面白い」感情は増えると思う。知らない芸能人のサインを自慢されても響かないように、知識量と興味/関心量は比例するんじゃないかな。個人的な意見だけど、教養とは面白いを増やすことで、それは読書で身につくと思う。
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17歳ではじめて起業したとき、当時の先輩から「優秀なフリをした人はそれっぽい言葉で”できない理由”を並べ、本当に優秀な人は”達成のために必要なこと”を話してくれる」と言われたことがある。12年経ち、言葉の真偽を理解した。否定の容易さと、提案の難解さ。”できる気”にさせられる人が、優秀な人。
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読書しても何も覚えていない…と悩む人は、「要するに…」と簡単要約をしながら読むクセをつけてみてください。1度”考える”フェーズを挟むだけで、ザルで掬っていた水(知識)が、ボールで掬えるようになる。書かなくていいし、再読しなくていい。本1冊身1つでできる、1番簡単で驚くほど効果のでる記憶法
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「どうしたらそんなに読書を続けられるんですか?」と聞かれることが多いけど、『中卒で勉強嫌いだったから、1日の1%である約15分だけ頑張ろう…と障壁を下げ、好きになれる本を探し、本を触れ続けていたら、気づけば好きになっていただけ』だったりする。向き合った12年間が、本の虜にしてくれた。
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失敗したり、うまくいかないな…と思うたび、友人が言った「人の心動くのは、失敗したときでも、つまづいたときでもなく、それを乗り越えて立ち上がり、別の何かをやり遂げたときだよね」という言葉が思い出され、何度も救われてる。苦しいは、感動の前段階。乗り越えれば、10年後思い出して笑える。
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夜はワクワクに夢を膨らませるのに、朝になるとドヨーンとなる私のようなタイプの人は、夜は「手順の明確化」を行い、朝に「無心でタスクをこなす」がおすすめ。達成が目標になり、夜の満足度/幸福度が爆上がりし、継続すると結果が徐々に出て、また夜に夢を膨らませられる。最強のループに入れます。
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「悪意のある言葉はタバコの煙のように重く滞留し、周りを不快にさせ、なかなか匂いは消えない。でも、善意の言葉は空気のように軽く見えない。だから、悪意は吐かず、善意は何度でも伝えた方がいい」と、煙と空気に例えた友人がいるのですが、これ以上にしっくりくる比喩に出会ったことがない。
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めんどくさい病20年の私が、発症したときにやることは片付け一択。脳内にある悩み/考え事を書きだし、ものをキレイにしまい、紙はスマホでスキャン。締めに掃除機をかける。やる気が湧き、勝手に体が動き出す。やらなきゃいけないことが溜まったときは、脳も周囲も片付け。物もタスクも悩みも激減する
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「ピーターパンのように空を飛んでみたいです」20字で提出した、小学生時代の読書感想文。先生の苦笑いを、今でも覚えている。文章も読書も大嫌い。そんな私が、10万字の書籍を書き、平日毎日2,000字以上の本紹介を発信するまでに。苦手/嫌いは避けた先に、得意/好きは続けた先にあると、今ならわかる
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本をこよなく愛す友人が「読書が好きな人は『読書して人生豊かになった』と言うけど、読書を全くしない人は『本を読む時間なんてない』と言う。分かり合えない。読書は有意義だけど、やらなくてもいい無駄だから仕方ないよね」と言っていて、人生で1番好きな言葉に、”読書は有意義な無駄”が入りました
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積読が増えつづけ人は、メルカリ読書がおすすめ。買う→メルカリに登録→売れる前に読む。緊急度の高いタスクが溢れる現代人は、本は買ったときが1番読みどきで、積んだときに心が離れる。メルカリを使うと、重要度の高い学びに緊急性が付与され心が離れない。習慣にしたい人におすすめの読書法。
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中卒で学がないから本で学んだ。体が小さいから筋トレをはじめたし、意見をまとめるのがヘタだからSNSをはじめた。短所に劣等感があったから人一倍頑張れたし、気づけば長所になった。「認められなきゃ」は心にトゲを残すけど、「認められたい」なら”自分を動かす力”になると思う。承認欲求は角度次第
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動画か本かと問われれば、確かに動画の方が「楽で/受動的で/映像キレイで/五感を堪能させてくれる」けど、私は100%本の方が好き。主人公の容姿を自由に想像したり、音を勝手に足したり、100倍速から0.1倍速まで自由に変動しながら没頭できるのは本だけ。本がいいのではなく、本じゃなきゃダメなんです
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友人が「ダルい/眠い/シンドい」が口癖のめんどくさがりなので、「ダラダラすると全身が維持節約モードになるから、余計ダルくなる。散歩を習慣にするといい」とアドバイスしたら、散歩すらめんどくさい…と言っていた。多分、友人と同じタイプの人は全員、犬を飼った方がいい。人生変わる気がする。
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書いていない文章を勝手に読む人がいるな…と思っていたら、「日本人の”3分の1”は、日本語が読めない」と本に書いてあり驚いた。さらに「約150字の概要を読んで適した本を選ぶ問いは、約8割の日本人ができない」とあり、驚愕超えて落胆した。情報過多の時代、読み飛ばさない精読/正しい読解力はスキル
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21歳のとき、長女を授かったことを義理のお父さん報告にいくと、「子供を持つのに資格は要らないけど、自覚は要るよ。自覚とは覚悟を持つこと。子供が子供を育てることはできない。親になる覚悟をしなさい(略)」と今でも大切にしている言葉をいただいた。もし孫ができたら、同じ言葉を娘に伝えたい。
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「あえて”ヘタにやる”を意識すると、快適にはじめられる」と本で読んでから、1歩目が軽くなりました。読書が習慣になったのも、適当でいいと知った10年前から。考えてみれば「60%で一旦提出」の資料作成文化は、意見の相違を正すことより、取り掛かりやすくなることにメリットがあるのかもしれませんね
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3秒でいい、一呼吸考えてみて。頭に浮かんでいる言葉…言うべきかな。『あえて言わない』選択肢もあるんだよ。「何を言うかより何を言わないか」と、「何をしゃべれるかが知性で、何をしゃべらないかが品性」の2つを意識すると、言葉のトゲが落ちる。言葉は鋭利な刃物になることを、忘れてはいけない。
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何をやってもうまくいかない…と劣等感を感じたときは、「努力は周囲と比較し、成果は過去と比較する」という言葉を思い出すようにしています。体が重く立ち上がれなくなるときは、反転していることが多い。甘い言葉に流されず、成長だけは認める。「もう一度頑張ろう」と思えるきっかけになりますよ。
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本を読むとき、はじめの5文字は”1文字1秒”ずつかけて読んでください。「読 / 書 / が / 好 / き」と5秒かけて読む。視線が1点に集約し、意識が集中モードになります。集中法はたくさんありますが、1文字1秒法は、簡単にできて驚きの効果でした。どんな本にも応用できるので、ぜひ試してみてください。
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学びに近道はない/知らないが減ると、知らないが増える。新しいことをはじめるとき、大事にしている2つの言葉。「もっと出版したい」と夢見て、この1ヶ月多くの出版社様/著者様/書籍ライター様にアポを取り、勉強させていただいています。泥臭い立ち回りしかできませんが、1歩ずつ積み上げていく。
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歳を重ねるほど時間が早くなる理屈は「50歳の人の1年は1/50に対し、10歳は1/10理論」や、「振り返ると早く感じる理論」が有名ですが、私は「”忙しい”という言葉が時間を早めている理論」が好き。『高速新幹線』と『静かな海』だと、言葉だけで感覚速度が変わる。”暇”と言うと、時間が伸びる…気がする
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12年読書を続けてきて、もっとも衝撃をうけたのは、「日常に悪なんて存在しなくて、いつだって正義と正義の衝突」だと知った瞬間です。『勝った方が正義』という言葉は、残念ながら的を射た事実だと理解した反面、「純粋な悪なんて殆どいない」と気づき、やさしく生きることが正しいと気づけました。
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19歳、仕事がうまくいき、本で知識をつけ、自分が1番優秀だと思ってた当時、もっとも大切な教訓を学んだ。「気持ちよく喋れてるのは、相手が自分より優秀な証拠だよ」当時の上司の言葉。あれから10年、言葉の真偽は身をもって理解した。優秀な人は常に聞き手側になる。実力を測るもっとも正確な指標。