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10代後半、友人は「綺麗事をいう人は好きだけど、綺麗事を際立たせるために何かを批判する人は嫌いだな」と、よく呟いてた。想いを優先して、スキルを否定する。ボランティアをするのはいいけど、しない人を否定する。29歳になって、友人の心境がやっとわかった。美しい想いは、美しいままでいてほしい
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毎日3時間、図書館に通うようになって、気づいたことがあります。”立ち読みだと読書効率が上がる”ことです。調べてみると、立つことで”ふくらはぎ”の血流がよくなり、認知、集中、理解力が向上するとのこと。今では家でも「スタンディングデスク+ブックスタンド」で、立ち読みスタイルに。おすすめです
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本を読むのが2倍以上速くなる、魔法の一手があります。”指”を添えることです。目は指先に吸い込まれるのが、体の仕組みです。私も、指を添えて読むようになってから、驚くほど早くなりました。読み戻らない、見失わない、視点がブレない。サッとできて、グッと効果がでるお手軽読書術、お試しあれ。
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「若い子は話がヘタよね。説明も一言二言で…」と、近所のママさんが話していました。考えてみれば、YouTubeやSNSで情報を得る人は、”端的な言葉”をあびて育つ。昔は、本やTVで”説明言葉”を浴びることが多かった。校長先生の話が長いのも、読書好きな私の話が長いのも浴びた言葉の違い…気をつけます。
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はじめて起業した時、仲間の1人が事務所に貼った「一生懸命だと知恵がでる。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る」この言葉が印象的で、今でも大切にしてます。当時、経営方針に愚痴ばかりこぼしていた私が、1人経営を外れた理由がわかる言葉。心持ちは言葉に出ると、胸に刻んだ教訓です
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大好きな数字のマジックに、”1日の1%は約15分”があります。習慣形成にぴったりの数字で、「1%だけがんばろ…」と、自分を励ますのに12年使い続けています。1%だけ読書、1%だけ筋トレ、1%だけ早起き。めんどくさがりだった私が、良い習慣を身につけるきっかけになりました。ぜひ試してみてください。
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10代のころ、仕事でお世話になった先輩が、年商10億の経営者になってました。印象に残ってるのは「選択と覚悟を意識すれば、大概のことは上手くいく」という口癖。変えられるものを自ら変える”選択”と、変えられないものを受け入れる”覚悟”。10年前は全く理解してなかった本質。今なら少し、わかります
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1ヶ月、毎朝”書く瞑想”を続けてきた。①1分間瞑想する②昨日あった嫌なこと5つ書く③今1番嫌なことを書く④昨日あった気分がよかったことを5つ書く⑤今1番嬉しいことを書く。心が整理され、自分に素直になれた。生活の問題が明確になり、悩みが減った。まずは1週間。騙されたと思ってはじめてほしい。
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TVやYouTubeなど、言葉を浴びる機会は多いのに「語彙力に自信がない人が多いのはなぜだろう…」と、考えてました。そんな時本で『一言で表現する受動的なメディアを見ていることが原因』と見て腹落ち。確かにTVやYouTubeでは「ヤバい」「スゴイ」「うわぁぁあ」が多い。触れる言葉も、選びたい時代です
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4歳で両親が他界してから、血の繋がりのない爺さんと10年一緒に暮らしてました。60代とは思えない、力強さを持つ男として尊敬できる人だったと、心の残ってます。14歳の時、生活保護を受けるために離れ離れになると、一気に爺さんは老け込みました。孤独は諦めにつながる苦しいものだと知った瞬間です
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”アウトプット”の括りは広すぎる。「書き写す」と「考えて書く」には大きな差があり、「書く」と「試す」には、100倍の違いがある。10年読書を続けて、学習効率が高いと感じたのは「教える」と「試す」です。一生忘れない知識は、惰性の100回より、たった1度の価値あるアウトプットから生まれます。
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誰もが知ってる「ウサギとカメ」の昔話。国によって解釈が違います。日本は「努力は才能を凌駕する」フランスは「スタートを早くしよう」イランは「競争よりも仲良くしよう」1番目を引いたのはインド。「ウサギが病気で倒れていたらどうするの。勝つことより大事なものがある」これが価値観の違いです
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『休日が差をつける』と言われても、休日くらい休みたいよ…と思う。私もそうでした。実は考え方を変えると、楽しく動けるようになります。やり方は簡単。「休みの日に仕事する私…カッコ良すぎる」と、自分に酔う。大雨の日にランニングする感覚です。冗談抜きで動けるようになるので、おすすめです。
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「15分読書しよう」と時間をきめ、「明日使う知識を見つけよう」と目的をきめる。時間と目的が揃うと”締切効果”が働き、脅威の集中力がうまれます。でも1点、よくある間違いが…。目的に”量”を設定しないでください。「15分で30P読もう」では、理解が置き去りになる。目的の設定ミスに注意してください
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中卒の私には珍しい、一流大卒の友人に「大学行くメリットって何」と聞くと、「同じレベルの志を持った仲間と繋がれることかな(略)」と回答が。強烈な納得感。人は”同じレベルの人同士”集まると言いますが、環境の力は選択肢を変えるほどの力を持つと実感しました。学校は可能性を広げる場所ですね。
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人が気になって仕方ない人は、「好きと嫌いで評価が二極化している」と本で読みました。昔友人が、「好きも嫌いも反応しちゃうから、中間の人を作ると”無関心”でいられるよ」と言ってたのを思い出し、強烈に腹落ち。嫌いな人が多くて人間関係疲れる人は、中間を意識すると楽になれるかもしれませんね。
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”考える”が苦手な人の90%は、「めんどくさがり」か「問いを立てるのが苦手」のどちらかです。もし後者なら、問いを”ポジティブにする”を意識してください。「どうしてうまくいかないのかな」を、「どうすればうまくいくかな」に変える。問いの方向性1つで、考える=”改善策を出す”につなげられます。
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選択の重要性を伝える言葉は多いですが、私は「人生はBとDの間のCである」サルトルの言葉が1番好きです。人の一生は「Birth(誕生)」から「Death(死)」までの「Choice(選択)」で決まることを伝えてます。運命も偶然も選べませんが、選択だけは自分で選べます。抽象的ですが、大切にしている言葉です。
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17歳、はじめて起業したとき「難しい、面倒くさい」と感じるものは「簡単だけどわからないこと」が”2つ以上”重なっているだけだと、本で読みました。わからない要素を分解し1つ1つ解決すると「簡単で出来るもの」に変わります。当時、恐ろしいほど実感しました。人生の難易度が下がる、大切な考えです
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6ヶ月前から、毎日2時間図書館に通い、ジャンルを決めず1棚1冊読書をはじめました。メモなし、熟考なしで読みます。気軽に読むだけで”知らない”が、”見たことある”に変換され、日常に「この話、知ってる」が増えました。知識のカケラが検索力に変わり、無知が減る。役に立つ読書法、おすすめです。
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10年読書を続けて思う。「孤独は、他者がいてはじめて自覚する。贅沢な気持ちなんだ」「学びは、予測できないを減らし、予測力を高めることにある」「失敗は、憎むものではなく、最短で結果を出すために求めるもの」素敵な言葉を見る度、書籍の面白さに震える。本は、世の中で1番有意義な無駄ですね。
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1冊の本を読破したのに「何も覚えてない…」と思うのは、”100%写し取ろう”とするから。たった1%を繰り返せば、永久に忘れない読書になる。100%写し取れば”模倣”ですが、カケラを100個集めて、100%にすれば、あなたがオリジナル。1日の1%(約15分)で、1%に出会うために読む、1%読書術。毎日の習慣に。