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「江口寿史展 KING OF POP Side B」が御茶ノ水の米沢嘉博記念図書館にて始まりました→ bit.ly/1OJhUSB 。発掘展示された江口先生の小〜高校時代の習作ノートがとにかくおそろしい。
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なんだか昨日までとは違う世界を生きているような感覚さえ覚える…:首相「著作権に関して2次創作が萎縮しないよう留意する」: www3.nhk.or.jp/news/html/2015…
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ジョブズが言うと説得力がある:「優れた製品を出した会社が、安定したシェアを築く→社内で開発部の原理よりも営業部の原理の方が強くなる→かつて優れた製品を生んでいた会社の開発部が腐る」 youtube.com/watch?v=_1rXqD…
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傷物語を再度見た。建築のデザインに関わる人は、この映画を見ると面白いのではないかと思ったので、私なりに見所を書いてみたい。ちなみに、磯崎新氏は当時65歳だったにも関わらずエヴァを見ていた。今の建築デザイン界にそのような雑食的貪欲さがあるのかは、離れて久しいのでわからないけれど。
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傷物語では、丹下健三が設計した山梨文化会館が、主人公の隠れ家となる霊的結界が張られた元学習塾の廃墟として、物語の舞台装置に転用されている。増築前の初期の状態が再現された上で、建物の中心に中庭のような空隙が設けられ、そこに建物を貫く形で巨木が配置されている。
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ゼミの大学院生が「ウチの妹は、『君の名は。』は萌え系ではない、と言ってる」と言うのを聞いて、軽い衝撃を受けた。そういう区別の失効の上に、あの作品やそのヒットが成立しているのではないかと、おぼろげに思っていたので。
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仮に院生の妹氏の見方がある種の世代感覚を表しているとしたら、むしろその世代の感覚に沿った新しい切断線を正確に引いて見せた作品だと、『君の名は。』をとらえるべきなのかもしれない。そしてその切断線がどう走っているのかが興味深い。
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『この世界の片隅に』を観た。2016年の文化的達成に思いを馳せる。
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2016年にこのような達成が立て続いたことには多分、構造的かつ複合的な理由があり、今後解明が試みられると思うが、筆頭に挙がるのは311だろうか。5年前に311が表現におよぼす影響を聞かれ、「5年くらい経たないと本当の影響は見えない」と書いたが、5年目にして本格的に来た。
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映画もコミュニケーションなので、いかなる天才でも作り手と観る側との間に共通の基盤がないと成り立たない。災害の不条理な崇高。計画停電や暗いコンビニにより体験された、被災地と地続きな日常に走った、巨大な亀裂。それでも続く日常。その上に『シン・ゴジラ』や『君の名は。』の表現が成立した。
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そして『この世界の片隅に』は、この基盤の上に立ってはじめて達成されるような方法で、戦時下の呉や広島に生きた一人の女性の生活を体験せしめたのではないか。それは戦時下を描きながら、2016年にはじめて達成し得た映画体験のように思う。
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この回では幾度も二人称の「お宅」が使われていて、その理由について、脚本を書かれた石黒昇氏に取材したところ、まさにこの原画を担当された方を含む、当時の若いスタッフたちが使っていた「お宅」という二人称が自分にも感染し、無意識に脚本で使ってしまっていたのだという。「お宅」の感染ルート。