森川嘉一郎(@kai_morikawa)さんの人気ツイート(新しい順)

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東京都現代美術館の「特撮博物館」に行った。掛け値無しにものすごい展示。志が高く、力強く伝わってくる。というか、「CGなし」云々以前に、ありえないことをやってのけている。いったいどうやってこの展示を成立させたのか、今度関係者の方に聞いてみよう。
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「学校」やその「先生」がそのような姿勢を示し、それに触れることができたかどうかというのは、おそらく生徒や学生にとって決定的な意味を持つ。問題の性質は異なるかも知れないが、大津の事件に触れ、あらためてそのように思った。
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その事件に触れ、副学長は、「北京大学の学生なら、倒れた人を見たら必ず助けなさい。それが当たり屋でトラブルに巻き込まれたとしても、北京大学の法学部が総力を挙げてあなたを守る。万一賠償金を払うことになっても、大学が全額負担する」と言ったのだという。
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そういえば、5月に出張で北京大学に行ったとき、教室に北京大の副学長が見えると学生から歓声が上がった。どういうことか尋ねてみたら、もとから人気の先生だが、その副学長が最近行ったスピーチに関係があるのだという。中国では、車に轢かれた女児を通行人が放置し、死亡するという事件があった。
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現代マンガ図書館の内記稔夫さんが亡くなった。明治大学で内記コレクションの今後の保存に関わる一員として、重責を感じる。東京国際マンガ図書館という器を早く完成させ、蔵書の行く末について安心して頂きたかった。その前に逝ってしまわれたことが、とても悔しい。
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こちらはフランスの日本マンガ批評誌のやおい特集号。ボヤボヤしてると日本のマンガ・アニメ・ゲームの研究は海外の方が層が厚い、などということになりかねない。先日もアメリカの学生による日本のオタク文化に関する博士論文を審査したりした。
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出張中、北京大学の先生に頂いた現地のオタク雑誌。この表紙だけでどんな文化的伝搬が起こっているかが色々見える。「胖次(パンツ)」が付録、とあるが、北京大学の先生によるとこれは常用されている単語ではなく、日本語の「パンツ」の音訳であるという。
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いくら調教しても完璧に人間のようにはならない。そこが実は重要で、どんなにがんばっても人間にはなれないロボットの女の子が、マスターのために、一生懸命人間らしく歌おうとがんばっている。日本のマンガやアニメを見て育つと、そんな想像を脊髄反射的にしてしまうのだ、という怪しげな解説をした。
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コミックマーケットの会場の変遷を、1分の短いムービーにしてみました。 youtu.be/616JLtfDoT8
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今日、六本木のメルセデスのショールームに展示されていた「まどかマギカー」。もうここまで来ると「痛車」と呼ぶのがはばかられる。
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うちの大学の入試が始まった。受験生(現役)は93〜94年生まれ。授業でおたく文化を扱っていると、前提にできる知識が毎年ズレてゆく。今年入ってくるのは、およそニチアサか深夜にしかテレビアニメを放映しなくなってから物心ついた世代で、セラムンを知る上の世代とはアニメ観がかなり違うはず。
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米沢嘉博記念図書館では、本日からコミックマーケット81の見本誌を閲覧提供いたします。C81の新刊の内、冊子状のものならほぼすべて閲覧できます。詳細は→ bit.ly/qAVtyM 。また「武富健治の世界」展、最後となる第4期も本日からです(〜1/29)。
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「おたく」は「理系の不良」だという記述を、宮崎事件直後の1989年の雑誌を漁っていて見つけた。「理系」という言葉にはバブル期の文脈を含めて注釈や補足が必要だが、鋭い指摘だと思った。その後、中野でも渋谷でもなく、なぜ秋葉原がおたくの街になったのかということと、おそらく関係している。
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【公募】米沢嘉博記念図書館では、マンガや同人誌を扱える職員を公募します。〆切は9/14必着。マンガ、アニメ、ゲーム、およびそれらの同人文化について一定程度の知識を有する方。公募ページ→ bit.ly/mSYLKH 募集要項→ bit.ly/p02LcT
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ネコミミ装着でコミケを視察された外務省の方ですが、非常にラフな絵ですがこのような感じでした→ twitpic.com/67j2ix
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過去からの表現の積み重ねと作家の多大な創意によって作られる様々な「作品」と同じく、作品に投じられた創意とその価値を対外的に説明するための言葉や論理は、一朝一夕には作れない。そこは、もう少し大事にしてゆきたい、と思う。
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それは作品を「商品」として、商業的に回す分には大きな弊害はないのだが、過去からの積み重ねを含め、作品にどれだけ創意が投じられているかを対外的に語る言葉を持たない状況は、表現規制に抗してそれらを護るべき価値のある「表現」として説明しなければならなくなる時、いきなり大きな問題となる。
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ただ、とりわけ日本では、作り手がその作品について、言葉で語ることを潔しとしない風土がある。作品のみを通して伝えるのが正道であって、内容や手法や制作過程についてペラペラと語るのは邪道だと、作り手にも読み手にも版元にも思ってる人が多い。「評論家」に対する嫌悪も、背景を同じくしている。
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私は作家やクリエイターを神格化したり、読み手の上位に置いたり、創造のプロセスを神秘化したりするのは好きではないのだけれど、あらゆる作品は、パっと見ただけではわからないような作り手の様々な考えを宿していると見なすべきだと思う。たとえ世間でどんな下らない作品と見なされていたとしても。
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SPAの『まどか』特集について、「作り手がそんな小難しいこと考えてるわけないじゃん」という反応を散見する。それぞれの論の当否はさておき、私がこれまで話をしてきた経験では、作り手は読み手の想像よりはるかに色々なことを考えてる。物書きや監督だけでなく、絵師も、フィギュアの原型師も。
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某所で廃棄される寸前のところでアニメ撮影台+制御盤+カメラを確保。1964年より東映動画で使用され、白黒時代からセーラームーンの撮影にまで用いられた個体。これを救出するために建物の解体工事を待ってもらったりとか大変だった。 http://twitpic.com/5db6n2
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「耽美の誕生:ボーイズラブ前史」展、本日始まりました(@米沢嘉博記念図書館)。「やおい」の語の起源となった同人誌「らっぽり やおい特集号」の表紙および座談会の原稿です。このジャンルの歴史に焦点を合わせた、おそらく初の展示。 http://twitpic.com/56b7bk
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ハルマゲドンを描くような作品だけの話ではない。コンビニの描き方一つ取っても、意味合いやニュアンスがこれまでとは多かれ少なかれ変わらざるを得ないのではないか。虚構を成立させている基盤それ自体が傾いたのだから、制作に関わっている方々はこの問題に直面していると思う。紙不足と併せて。
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おたく文化は、永続する強固な日常(とその閉塞感)を基盤にして成り立ってきた。80年代のアニメはハルマゲドン願望が大きな柱だったし、オウム事件でそれに傷が付くと、重心を近未来から「近過去」のリセットに移して構築されてきた。ところが今や、永続する日常という基盤自体に亀裂が走っている。
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24時間、日常品と蛍光灯の光に満ちたコンビニの空間は、いわば「永続する日常」の象徴だった。そのコンビニがいまや、むしろ「日常の脆さ」を露わにする空間へと変貌している。数ヶ月にわたって東電域で計画停電が続けば、それが今の小中学生の世代的な原風景にだってなるだろう。