森川嘉一郎(@kai_morikawa)さんの人気ツイート(いいね順)

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ネコミミ装着でコミケを視察された外務省の方ですが、非常にラフな絵ですがこのような感じでした→ twitpic.com/67j2ix
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鶴巻町の明治大学現代マンガ図書館は、御茶ノ水の駿河台キャンパスへの移転のため、12月16日から来年秋頃まで休館いたします。かねてから、より堅牢で広い空間への移転を学内で検討してきましたが、この程実施することになりました。 sites.google.com/site/naikilib/
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「萌え」の現代的用法の語源とされ、その成立や普及に関わったとされた2つのキャラクター。語源説の真偽の程はともかく、少なくともこのような感じのキャラクター(の絵)に対して用いられる語として成立したことは確か。
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製菓会社→玩具メーカー→レコード会社や出版社、というスポンサーの変化は、日本のアニメの表現や内容面をも大きく変えてきたので、仮に国際的な配信会社が大きな割合を占めるようになったらどう変わるのかというのは非常に興味深い。願わくばそれが日本のアニメの強みを強化する方向に働けばと思う。
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映画もコミュニケーションなので、いかなる天才でも作り手と観る側との間に共通の基盤がないと成り立たない。災害の不条理な崇高。計画停電や暗いコンビニにより体験された、被災地と地続きな日常に走った、巨大な亀裂。それでも続く日常。その上に『シン・ゴジラ』や『君の名は。』の表現が成立した。
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そして2002年には秋葉原駅構内が萌え絵だらけになっている。
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つまりアニメ(っぽい)キャラクターの性的表現は、大きくいえば、女性ファンによる女性ファンに向けたものが先行し、これによって醸成された「場」によって男性向けのものが促される、という経緯を経た側面を持っている。いろいろな評価があり得るが、個人的には画期的な経緯だと思う。
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年表を作ってみた印象としては、定番のキッズアニメがあり、円盤を買える層に向けて作られたアニメが豊かに流れていた一方で、その中間に向けた作品がずっと手薄だった。そこを「君の名は。」が正確に射貫いている。
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2016年にこのような達成が立て続いたことには多分、構造的かつ複合的な理由があり、今後解明が試みられると思うが、筆頭に挙がるのは311だろうか。5年前に311が表現におよぼす影響を聞かれ、「5年くらい経たないと本当の影響は見えない」と書いたが、5年目にして本格的に来た。
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私は作家やクリエイターを神格化したり、読み手の上位に置いたり、創造のプロセスを神秘化したりするのは好きではないのだけれど、あらゆる作品は、パっと見ただけではわからないような作り手の様々な考えを宿していると見なすべきだと思う。たとえ世間でどんな下らない作品と見なされていたとしても。
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マンガ・アニメ・ゲーム・特撮等のアーカイブ構築の取り組みについての特報記事。コミックマーケット準備会の見本誌倉庫の写真が新聞に載るのは初めてだろうか。庵野秀明監督や赤松健先生の写真も。東京新聞11月27日。
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「学校」やその「先生」がそのような姿勢を示し、それに触れることができたかどうかというのは、おそらく生徒や学生にとって決定的な意味を持つ。問題の性質は異なるかも知れないが、大津の事件に触れ、あらためてそのように思った。
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局所的に話題に上がっている『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の、初期の家内生産されていた頃のバージョン。メディアミックスに関する展示を組むために結構探し回って入手した思い出。
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日本沈没といえば数年前、とあるマンガ・アニメ・ゲームに関する講座のために、「日本沈没」から着想を得た課題を作ったことがあった。 私がこれまで作題した中でももっとも難しい部類かも。
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米沢嘉博記念図書館ではじまった「別マまんがスクール」展 bit.ly/1rV6HDG 。複数の名だたるマンガ家の投稿/デビュー作を、当時の辛口な選評とともに並べるという、さまざまな意味で実現し難かった展示が現実に。
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デザインの変遷や派生をたどるような展示が、いずれ実現できれば。スタジオぬえで制作された、バルキリーのデザインにいたる準備稿。
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仮に9月入学(7月卒業)になった場合、これまでのあらゆるマンガ・アニメ・ゲーム(にとどまらないが)の卒業や入学を描いたシーンの、服装などの季節感が以降の世代の感覚とズレて、「過去の時代の出来事」になってしまう。〈春〉や〈桜〉の描写に〈門出〉の意味合いがあることにも註釈が必要になる。
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ただ、とりわけ日本では、作り手がその作品について、言葉で語ることを潔しとしない風土がある。作品のみを通して伝えるのが正道であって、内容や手法や制作過程についてペラペラと語るのは邪道だと、作り手にも読み手にも版元にも思ってる人が多い。「評論家」に対する嫌悪も、背景を同じくしている。
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「江口寿史展 KING OF POP Side B」が御茶ノ水の米沢嘉博記念図書館にて始まりました→ bit.ly/1OJhUSB 。発掘展示された江口先生の小〜高校時代の習作ノートがとにかくおそろしい。
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そして『この世界の片隅に』は、この基盤の上に立ってはじめて達成されるような方法で、戦時下の呉や広島に生きた一人の女性の生活を体験せしめたのではないか。それは戦時下を描きながら、2016年にはじめて達成し得た映画体験のように思う。
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秋葉原駅は1970年代まで貨物駅としても機能していたが、当時の図面を見ると現在よりはるかに大きな駅で、高架下に広大な荷役所が広がっていた。現在の電気街口と中央改札口にまたがるコンコースは、かつてその荷役所だった空間の一部を転用してできている(図面は鉄道省運輸局の貨物情報誌より)。
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明日9月6日から開催される「紙資料から見るコミックマーケット」展( bit.ly/2lzo7Kx )に向けて、昔作った「コミックマーケットの会場の変遷」動画を2020まで延長したバージョンを作ってみました。 youtu.be/I7ETPKvMshg
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『この世界の片隅に』を観た。2016年の文化的達成に思いを馳せる。
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代々木駅のホームからもよく見える。広大な東京の中で、このホームで三葉が奇跡的に車中の瀧を見つけたとき、このビル(の屋上の祠)が視界に入っていたと考えられる。
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約12年前のポスターを入手。 その後現在まで、400を超えることになるシリーズの起点。 シリーズ第一弾としてこのキャラクターが選ばれたことに、当時が現れている。