森川嘉一郎(@kai_morikawa)さんの人気ツイート(いいね順)

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写真を撮っている最中、道行く人々が頻繁にビルの屋上の方を指さし、「あそこだよあそこ! あの子が能力を授かったのは!」のようなことを言い合うのが聞こえてきて、作品世界の中に入り込んだかのような錯覚に陥った。
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TYPE-MOONのある風景その2
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いろいろ発掘。上段が原画。下段が金田伊功によるその修正原画。これを見ると金田作画の特徴は「誇張」ではなく動き自体の「抽象化」にあるように見える。動きのキュビズム。「誇張」は表象の一種だが、ここでは「表象」と「動き」の主従が逆転してる。
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「で、お宅は結局、何になりたいの?」「あたし? そうね……やっぱりお嫁さんかな?」あたりのシーンの原画を入手。「おたく」が今の意味を獲得する前の頃、このアニメがその二人称をアニメファンに(さらに)広める方向で影響したという説もある。
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「アニメとレンズ」展の可能性に向けて。レンズは演出の概念や意志であるとともに、作品世界の構造の一端にもなっている。
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今回の震災がマンガ・アニメ・ゲームなどの表現にどのような変化をもたらすか、については、短期的かつ表層的な自粛を除けば、わかりません。多分、5年か10年経た後でないと見えてこないと思います。敢えて何か予測するなら、現実によって超えられたフィクションは失効してしまう、ということです。
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コミックマーケットの会場の変遷を、1分の短いムービーにしてみました。 youtu.be/616JLtfDoT8
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日本建築学会が、著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」についての緊急会長声明 aij.or.jp/news/index.htm…
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吾妻ひでお先生には、明治大学における「吾妻ひでお美少女実験室」展および「吾妻ひでおマニアックス」展の開催や、「シベール」誌の成立についての取材などに際し、大変お世話になりました。取材でとりわけ印象深かったのは、おたくの人たちに対する先生の優しいまなざしでした。
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そういえば、5月に出張で北京大学に行ったとき、教室に北京大の副学長が見えると学生から歓声が上がった。どういうことか尋ねてみたら、もとから人気の先生だが、その副学長が最近行ったスピーチに関係があるのだという。中国では、車に轢かれた女児を通行人が放置し、死亡するという事件があった。
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【公募】米沢嘉博記念図書館では、マンガや同人誌を扱える職員を公募します。〆切は9/14必着。マンガ、アニメ、ゲーム、およびそれらの同人文化について一定程度の知識を有する方。公募ページ→ bit.ly/mSYLKH 募集要項→ bit.ly/p02LcT
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土曜から開催する「『リトルウィッチアカデミア』とアニメミライ」展( animemirai.jp/exhibition/ )、現場で「等身大原動画」が組み上がってきました。
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24時間、日常品と蛍光灯の光に満ちたコンビニの空間は、いわば「永続する日常」の象徴だった。そのコンビニがいまや、むしろ「日常の脆さ」を露わにする空間へと変貌している。数ヶ月にわたって東電域で計画停電が続けば、それが今の小中学生の世代的な原風景にだってなるだろう。
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アニメの原画展が数多く開催されるようになって、美しい原画を見る機会は増えたが、美しい動画を見る機会はまだ少ない。画像は手許にある動画の中でももっとも美しい部類のもの(ハイジOP)。
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今朝、連続テレビ小説の主人公がスタジオ内のゴミ箱から拾った原画の束をもとに習作していたカットのモデルになったとおぼしきシーンのセル画。日本初の長篇カラーアニメ映画「白蛇伝」(1958)より。宮崎駿氏が高三の時に観て、このヒロインに心打たれたことが、同氏の原点の一つになったとされる。
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TYPE-MOONのある風景その5
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マンガやアニメは新しい文化のように見えて、東京では、それらの作中に描き出される都市風景の方が、物理的な都市風景よりも長生きしたりする。そのことが、昨年パリで行った『MANGA<->TOKYO』展で下敷きにした観点だった。
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TYPE-MOONのある風景その3
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とある監督がその趣味を端的に表出させているレイアウトを入手。
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15周年記念。研究室で保存している比較的レアなB1判横使いの大判ポスター。
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監督によるデザイン指示書。 すごい造形力。
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いよいよ明日からとなりました、「『リトルウィッチアカデミア』とアニメミライ〜等身大原動画でみる作画の魔術〜」展( animemirai.jp/exhibition/ )。ようやく展示が完成形になってきました。
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アリオンの原画。原画はいろいろと見てきたけど、この方の描線は別格。
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ハルマゲドンを描くような作品だけの話ではない。コンビニの描き方一つ取っても、意味合いやニュアンスがこれまでとは多かれ少なかれ変わらざるを得ないのではないか。虚構を成立させている基盤それ自体が傾いたのだから、制作に関わっている方々はこの問題に直面していると思う。紙不足と併せて。
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ゼミの大学院生が「ウチの妹は、『君の名は。』は萌え系ではない、と言ってる」と言うのを聞いて、軽い衝撃を受けた。そういう区別の失効の上に、あの作品やそのヒットが成立しているのではないかと、おぼろげに思っていたので。