松原耕二(@matsubarakoji)さんの人気ツイート(新しい順)

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今朝のサンデーモーニングでは言える時間がなかったが、独はナチを犯罪と総括、コロナで行動制限の法律を作る時も国民は政府を信頼。一方日本は戦争を総括していないため議員から戦前回帰が見え隠れしたり、コロナでも防衛の議論でも危うさがつきまとう。戦争の教訓を根づかせないと信頼は生まれない。
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昨夜の『報道1930』、世界が警戒するラムダ株の日本初確認は7月23日、国際機関には報告していたが、世の中は8月6日の報道で明らかに。公表しなかった理由を国立感染研に問うと「日本でまだ警戒対象に指定されていなかったから」。23日は開会式、五輪への影響を考え隠していたと思われても仕方がない。
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36年前のきょう、社会部の新人記者だった私は、日航ジャンボ機の機影がレーダーから消えたという一報で社を飛び出し、そのまま1ヶ月間、東京に帰ることはなかった。その後も続けた取材、自分はこの仕事に向いてないと思い知らされた痛恨の失敗と貴重な出会い。今も私にとって記者としての原点だ。
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昨夜の『報道1930』は日本版ロックダウンの議論。自由を縛る危険性を熟知する東独出身のメルケル首相は、憲法改正ではなく一般法で、しかも時限立法、補償もセットで、さらに感染者数と行動規制のルールを定め国民に心から語りかけた。日本は是非も含め議論が必要だと言うだけで国会すら開かれない。
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昨夜の『報道1930』、ノーベル賞の山中教授が「人類が経験した呼吸器疾患ウィルスで最大の感染力」と語るデルタ株。感染者のウィルス量がすさまじい上に、ワクチンをすり抜け毒性も強いとの症例も報告。菅総理は「ワクチンで高齢者の感染率減少」を繰り返すが、ワクチン以外の早急な対策が必要だろう。
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昨夜の『報道1930』、スケボー女子で転倒した岡本選手を讃える場面が象徴する本来の五輪精神、暑さで命の危険を訴える選手。その姿は今の五輪の問題を浮き彫りにしている。しかも費用は史上最高3兆円に、300床の病院を300建てられるという指摘も。政府、都、組織委員会は検証に耐える文書を残すべき。
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昨夜の『報道1930』、報告では新型コロナ感染者のほぼ半分に後遺症が残り、中には20代で寝たきり状態になる女性もいる。医師の言葉を借りれば、若者も残された人生が「破壊される」可能性があるのだ。菅総理が繰り返す「ワクチンで高齢者の感染率減少」が醸し出す楽観論、感染拡大容認の空気は危険だ。
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昨夜の『報道1930』、コロナで原則「自宅」への転換は、結局は五輪開催と感染防止という対立する政策を同時に行なおうとし、破綻したということではないか。尾身会長も「五輪が人々の意識に与えた影響」を指摘。世界から選手が集まる祭典の一方で、国民には動くなと言っても伝わらないのは当然だろう。
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昨夜の『報道1930』、コロナは口鼻目からの感染がほぼ100%、鼻スプレー型ワクチンは鼻や喉に集中的に「門番」となる抗体を作ることで、感染をよりブロックする効果期待。注射より手軽、先進国・途上国ともにワクチン拡大に貢献か。だがその開発競争でも日本は資金難で大きく遅れをとっているという。
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昨夜の『報道1930』、感染急増地域では原則「自宅」への大転換。対策でもなんでもない。多くが「人生で一番つらい」と語る中等症でも自宅というケースも出るだろう。高齢者の感染率は減少と楽観的な見方を繰り返し、国会の議論もしないまま、五輪の裏で国民は命のトリアージュを迫られるということか。
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サンデーモーニングで組織委員会の文書を残すよう指摘したがそれだけでない。政治の側も1年延期の議論の中味、菅総理は米紙WSJに「周囲から五輪中止を何度も進言されたが挑戦した」との趣旨を語ったが、それならどんな議論がなされたのか、当然公文書で残すべき。多額の税金が投入された大会なのだ。
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昨夜の『報道1930』、政府関係者は「リスク大の高齢者の感染率が減少、もう感染者数には囚われない」と。分母が増えれば死者は増えるし、率は低くても絶対数が増えれば高齢者の感染者も増える。しかも感染した若者が長く深刻な後遺症に悩むことになる。感染拡大を容認するメッセージは悪影響になる。
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昨夜の『報道1930』、五輪ファミリーや海外メディアなど、選手以外はきちんと検査を受けているのか。組織委の内部マニュアルでは、受けない人の「全員」ではなく「抽出」して受けるよう警告すると。内閣官房は実際の運用には使わないと釈明、それならなぜ野党ヒアリングで隠す必要があったのだろう。
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何より新型コロナウィルスは、無症状者が広げることに象徴されるように、すぐに大勢を殺すことなく、重症者・死者を出しながら感染力は高く、あっという間に世界中に広がる。人類からしたら最も手強く、ウィルスの生存戦略としては恐ろしくよく出来ている。自然発生か人工的か、未だわかっていない。
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昨夜の『報道1930』はコロナの武漢研究所流出説。米のファウチ博士の研究所が武漢研究所に資金を提供し、ウィルスの共同研究をしていたことが問題を複雑に。米の党派争い、米中対立で政治的思惑が入り乱れる中、科学的な決着には中国のデータ開示が欠かせない。パンデミックを再び起こさないために。
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今年1月に起きたトランプ支持者による議会襲撃事件、アメリカの議会公聴会が行われている。こうして議会できちんと検証がなされのは健全だと思う。
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昨夜の『報道1930』、ようやく答えが出た。試合6時間前のPCR検査で陰性などの条件で試合に出場可能と定め、そこへの同意が五輪参加条件となっている、逆に言えば濃厚接触者との対戦はやはり拒否できないということのようだ。競技によっては感染の危険は残る。五輪のフェア精神に反しないのだろうか。
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金曜の『報道1930』でも取り上げたが、都は人工呼吸器、エクモ患者のみを重症者と定義、それだと東京の重症者は今月14日で54人、一方国はICUに入る患者も重症、その定義だと538人と一桁多くなる。松本医師は「ICUに入れば重症が現場の感覚」、国の基準に統一しないと実態が掴めなくなるのではないか。
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開会式の中継があるにもかかわらず、いつも通り「報道1930」を観ていただいた方、本当にありがとうございました!
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昨夜の『報道1930』、アルマゲドン発言で物議を醸したIOCのパウンド委員に直撃、天皇陛下とIOCの面会は「IOCに選ばれたことを日本が感謝する機会」と。さらにもうひとつの“五輪貴族”競技団体の体質を特集。長野五輪では招致活動の資料が焼却、今回こそ検証は必要だが、資料はちゃんと残されているか。
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昨夜の『報道1930』、招致の裏金疑惑で仏当局が聴取、女性蔑視発言と容姿侮辱、いじめ告白でトップや作曲家が次々辞任、何のための大会かが欠落したまま進めてきた空虚さ。しかしまさかユダヤ系人権団体が開会式ディレクターへの批判声明を出す事態まで招くとは。世界はこれが日本だと見なすだろう。
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昨夜の『報道1930』、英国イングランドのコロナ規制解除、すでに1日4万人の感染者が解除でどこまで増えるか。世界の専門家たちは「危険な実験」と警告。ただ英の有力紙は五輪開催を「一か八か」というタイトルで伝えているのを見ると、彼らからしたらコロナ禍での五輪こそ無謀な実験なのだろう。
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とあるきっかけでマキアヴェリの「君主論」を読み直す。昔読んだときは国を統治するノウハウ本じゃんと好きではなかったが、今も読み継がれる古典に盛り込まれている人間洞察はすごいと改めて感嘆。この一文にしびれた。「人間は恐れている者より、愛情を示してくれる者を容赦なく傷つけるのである」。
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昨夜の『報道1930』は五輪。中継で最高利益を見込むアメリカNBCトップは「始まれば誰もが忘れて楽しむ」と発言、そして五輪が終われば関係者は成功したとラッパを吹くだろう。しかしその喧噪から距離を置き、IOCの本質、日本政府の対応など目撃した出来事を静かに記憶し、後世に伝える人でありたい。
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昨夜の『報道1930』、イギリスは来週からマスク義務など全ての規制を解除する。ワクチン2回接種66%、死者は減ったが感染者は1日3万人。政府専門家は解除で夏に1日100人の死者が出ると試算。社会が受ける「リスク」と得られる「自由」。英国は自由を取る、さて日本は近未来で何を選択するべきか。