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昨夜の「報道1930」で広島の中国新聞デスクと中継。総理秘書が河井候補応援で業界を回っていたこと、総理サイドは確執のあった溝手氏を落選させたかったと地元では見られていること、要するに1億5千万円の本質は官邸丸抱えの選挙だったのではと。自民党内からも出ているが、国会で説明すべきだろう。
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習近平氏が総書記になってすぐに口にしたのは、崩壊したソ連共産党の教訓、つまり自分はゴルバチョフのように緩めないという誓いだ。体制を守るためにも、香港への強権的な姿勢は変わらないだろう。とはいえ国際的な孤立は避けたい、とすれば民主派への弾圧を国際社会が監視し声を上げ続けるしかない。
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筑紫哲也キャスター時代の「NEWS23」ほど、沖縄にこだわり続けた番組はなかった。筑紫さんは亡くなる1年ほど前に、病をおして沖縄を訪ねている。筑紫さんの沖縄最後の旅、そして晩年、沖縄にどんな思いを抱いていたのか。亡くなってはや11年となる。オキロンのコラムです。
okiron.net/archives/1628
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昨夜の『報道1930』、タリバン掃討のための介入から20年、結末はタリバン支配。とっくに世界の警察官から降りている米国のアメリカファーストがより鮮明に。オバマがそうだったように今後バイデンも「ドローン漬け」になるとの指摘。ISを抑えるためにはタリバンと手打ちせざるを得ない複雑な世界へ。
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森友学園の議事録(私学審と国有財産近畿審)を読むと、委員から反対意見や疑問が続出しても、事務局の官僚が認可ありきで必死で誘導しているのがわかる。加計学園でも同じことが起きたのだろう。これでは第三者機関のはずの審議会は、追認機関になってしまう。少なくとも議事録をすべて公開すべきだ。
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そして修学旅行で長崎の原爆資料館を訪れ、衝撃を受けた。誰もが黙るしかなかった。バスに戻り、ガイドさんに教えてもらった「原爆を許すまじ」を沈痛な思いで歌ったのを覚えている。
父の言葉と資料館での体験は、ぼくの原点だ。
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昨夜の『報道1930』はポスト安倍の行方。安倍・麻生両氏の派閥で自民議員の4割、そこに二階派が同調すれば国会議員の流れは出来る。仮に体調が戻らずの場合だが、緊急を理由にほぼ国会議員だけで決めれば国民は置いてきぼり。せめて総裁選で議論をすれば、それぞれの候補者のコロナ対策は見えてくる。
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核兵器禁止条約でいえば、ベルギーはNATOの核の傘に依存しながら、条約を評価する姿勢を表明し、オランダも条約には結局反対したが会議には出席し続けた。理想と現実の狭間で、もがいている国もいるのだ。この条約はいわば広島・長崎条約。最初の締約国会議を広島か長崎で開くことはできないものか。
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昨夜の『報道1930』、コロナで各国も金融緩和、分配重視の一方で、同時に出口戦略シナリオも描き始めたが、日本では出口の議論が本格化しない。日本の借金は毎年10兆円返しても元本だけで120年かかる額。80年代には10%を超えていた国債金利、今は低いが今後上がる危険性になぜ目をつぶれるのだろう。
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いつもながら、あまりに遅い。 twitter.com/Ryudai_Jinsha/…
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安倍総理の「関係していたら国会議員辞める」発言を引き出した福島伸享前議員に先日、インタビューした。「総理は冷静に話していたのに、昭恵さんの話を出した途端にスイッチが入って切れ始め、あの発言が出た」。質問していた福島氏も驚き、そんなこと言っちゃっていいのかと「血の気が引いた」と。
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与党議員は沈黙、数々の疑惑も解明されず、大物たちは会食で解散を探り合う。野党議員は見せ場を求めて声高に追及するも、頼りなさが拭えない。政治家はどうあるべきなのか。もがき苦しみながら小川淳也議員が繰り返す自問自答は、ぼくたちの問いでもある。素晴らしい映画だ。
nazekimi.com
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『報道1930』の終戦特集、半藤一利さん、なかにし礼さん、立花隆さんという盟友をこの1年の間に失った保阪正康さん。その保阪さんはこの夏、「戦争をどう語り継ぐか」をめぐって新たな思いを抱いています。何が保阪さんを変えたのでしょうか。「オキロン」コラムです。okiron.net/archives/2259
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ワシントンポストが、トランプ大統領になっても、いやトランプ大統領だからこそ、ジャーナリストとしての仕事を今以上にきちんとやろうと記者たちに呼びかけている。メディアを攻撃し続けてきたトランプに決して怯むなというメッセージ。
washingtonpost.com/lifestyle/styl…
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亡くなった沖縄の大田元知事と、翁長知事は語り草になるほど激しく対立した間柄だった。その大田知事が亡くなった通夜の席で、翁長知事は亡骸の額に手をあててあることを語ったという。それは日本政府と向き合う沖縄の置かれた状況を雄弁に物語る。そんな話を書きました。
okiron.net/politics/127/
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この8年のよい面を言えば、1年おきに総理が替わっていた状況から脱却できたことだろう。他国からすれば交渉する相手の顔がようやく見えたはず。その面ではよかったのに外交も結果はほとんど出ていない。政権維持のため「やってる感」は出したが、日本がどう生き抜くのか本質的な議論をして欲しかった。
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政権維持のためのもうひとつの道具が、民主党政権の失敗。安倍総理は「悪夢のような民主党政権」のフレーズを好んで使った。民主党政権のときのオペレーションの失敗と外交の混乱、その後に第二次安倍政権が始まったタイミングに明らかに助けられた。与党が緊張感を取り戻すには強い野党が欠かせない。
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「テレビから逃げていく若者を追いかけて、テレビを必要としている年配層を切り捨てる。どこか矛盾しているように思えてなりなりません」。テレビで起きている現実と今後の可能性について、関口宏さんが思いを込めて記しています。
テレビは今・・・・ | 独立メディア塾 (mediajuku.com)
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台湾にほど近い南西諸島の島々で、自衛隊のミサイル部隊などの配備が進んでいる。武装化が進む対中最前線に住む人々は今、どんな思いで暮らしているのか。そして住民を守る体制は出来ているのか。「報道1930」の石川瑞紀ディレクターが「オキロン」に寄せた石垣取材ルポ。okiron.net/archives/2359