メルキュール骨董店(@Mercureantiques)さんの人気ツイート(新しい順)

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アラベスク模様のボンボニエールはいかがでしょう。目の覚めるようなブルーのガラスに、まるで砂漠の国から来たようなエキゾチックな模様が描かれています。手作業による細かい金彩とエナメルが美しく、鮮やかで繊細なボンボニエールです。砂糖菓子の他、お香など入れても似合いそうですね!
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涙壺という文化も興味深いですが、この造形もまた素晴らしいです。細長く自立しない形はひとりで立っていられない人のようで、透明なガラスに金彩がまた儚く美しいです。人が人を思う気持ちが結晶したような涙壺、どのような人の涙が入っていたのでしょうね。19世紀英国製。4/8(月)に通販します。
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ヴィクトリア朝の涙壺はいかがでしょうか。涙壺は死者や戦地に赴く人を思って流す悲しみの涙を集める為のもので、この習慣は古代ローマ時代から存在しました。用途は死者を悼む為の副葬品や、病気を治す霊薬など諸説あります。この中に入れた涙が蒸発すると喪に服す期間が終わるとも言われたようです。
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明日から開催の #博物蒐集家の応接間 の設営をしています。ミュージアム級の博物アンティーク、博物系アート作品が勢揃い。間近で見れて触れて、購入も出来ます。知的で不思議な美の蒐集をぜひ会場でご覧下さい。 2019.3.23(土) - 3.27(水) 三省堂書店神保町本店8階催事場
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#博物蒐集家の応接間 の準備をしています。こちらは天文系アンティークの定番、星座早見盤です。星座の描かれた盤をくるくる回して日付けを合わせ、実際の星空と見比べます。ロマンがありますね! 1900年前後、ドイツ及びイギリス製。 2019.3.23(土) - 3.27(水) 三省堂書店神保町本店8階催事場
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#博物蒐集家の応接間 の準備をしています。19世紀フランス製の悪魔のステレオグラムはいかがでしょう。こちらは立体視用の画像で、立体視するとしっかり立体に見えます。白黒写真に見えますが、光に透かすとカラーになり骸骨の目が光ります。 2019.3.23(土) - 3.27(水) 三省堂書店神保町本店8階催事場
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#博物蒐集家の応接間 の準備をしています。19世紀イギリスの幻灯機用の天文スライド。木枠にガラス製の手描きです。天文学の講義などに使われたものでしょう。また当店オリジナルの幻灯機スライド専用の箱も別売り致します。 2019.3.23(土) - 3.27(水) 三省堂書店神保町本店8階催事場
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本物のモルフォ蝶の羽を使って作られたアクセサリーも持って参ります。アール・デコ時代のイギリスで流行したもので、ひとつひとつ色も形も違います。この色は色素ではなく、光を反射して生まれる構造色なので、角度によって様々な色に見え、小さくてもよく目立ちます。ぜひ実物をご覧下さい。
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小さめのモルフォをフランス製の古い額に入れてみました。名前の分からない白い蝶は懐中時計ケースに。モルフォの羽で出来た壁掛けは大小2点。角度によって青緑から紫に変わり、とても鮮やかで印象的です。この繊細で美しい「光と色」は写真ではなかなか伝えきれません。どうぞ会場でご覧下さい。
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「博物蒐集家の応接間」の準備をしています。蝶の標本色々。古いものなので触覚が欠けていたり細かい分類が分からなかったりしますが、素晴らしく繊細で自然の美しさに感嘆します。 2019.3.23(土) - 3.27(水) 三省堂書店神保町本店8階催事場 #博物蒐集家の応接間
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「図解マンドラゴラ」はいかがでしょう。植物としてのマンドラゴラではなく、人型で引き抜くと悲鳴を上げ、それを聞いた人間は発狂してしまうという伝説がある方の、あのマンドラゴラです。質素な装丁ですが1冊丸ごとマンドラゴラという面白い本です。1936年パリ製。明日3/15オンライン通販します。
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黒蝶貝のオペラグラスはいかがでしょう。このタイプのオペラグラスには白蝶貝が使われているものが多いですが、これはダークな黒蝶貝で出来ています。暗い虹色がすみれ色のシルクサテンにもよく映えます。白蝶貝のオペラグラスは女性向きですが、こちらは男性が持っても素敵ですね。19世紀パリ製。
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箱付きの祈祷書はいかがでしょう。艶やかなすみれ色のベルベットの表紙には金属製のイニシャルでZ.M.とあります。中に美しい薔薇のホーリーカードが挟まっていて、裏にフランス語のメッセージが書かれています。日付は1899年。祈祷書自体は1850年パリ製。中身はフランス語です。3/15通販いたします。
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19世紀フランスの銀の裁縫セットはいかがでしょう。薔薇や忘れな草、ヤドリギが施された道具類はシルバー800。どれも良い状態です。テレビもネットも無い時代、針仕事はご婦人方の大切な楽しみだっのでしょう。ですからこんなに凝った道具が作られ、代々愛用されて来たのでしょうね。3/15通販します。
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1876年ロンドンの天文系古書はいかがでしょう。「複数の世界-賢者の信義とキリスト教徒の希望-」というタイトルのキリスト教徒向けに書かれた初歩的な天文学の本です。当時は科学と宗教が対立していた時代ですが、それに折り合いを付けようとしたものでしょうか。素朴ですが良い図版が入っています。
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アール・ヌーヴォーのボンボニエールはいかがでしょう。クリアガラスとフロストガラスの地に手描きで木蓮のような蘭のような花が描かれています。春らしく明るく可憐で、心が浮き立つような意匠ですね。19世紀末チェコ、モーゼル社製。良い状態です。3/15オンラインショップで販売いたします。
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うすーく蜘蛛の巣が描かれているのが分かるでしょうか? まるで本物の蜘蛛の巣のように細く幽く描かれています。驚くべき匠の技ですね。ボヘミアンガラスの最高峰、モーゼル社製。きっと上流階級の晩餐を飾ったのでしょう。ご婦人が手を洗おうとしたらキャッ! なんて事もあったのかもしれませんね。
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「博物蒐集家の応接間」の準備をしています。こちらの蜘蛛のフィンガーボウルは19世紀チェコ製。ボウルとお皿の両方に金彩で蜘蛛が描かれ、絶妙な奥行き感で重なります。実に繊細で美しいので、ぜひ実物をご覧下さい。 2019.3.23(土) - 3.27(水) 三省堂書店神保本店8階催事場
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深いすみれ色のベルベットのパスケースはいかがでしょう。銀色の留金を外すと中は蛇腹になっていて、こちらも鮮やかなバイオレット。隠しポケットもあります。イニシャルはRTDでしょうか。 時代の割には傷みが少なく状態は良好です。19世紀イギリス製。本日3/8夜9時頃オンラインショップで販売します。
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きらきら輝くボンボニエールも綺麗ですが、このように淡く煙るように光るボンボニエールも美しいですね。真鍮の金具で足がついていて、蓋を開けてもころんと転がらずに自立します。ボンボニエールはお祝い事の際にお菓子を入れて贈られるものですから、入学や結婚の贈り物にも素敵だと思います。
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青いフロストガラスのボンボニエールはいかがでしょうか。ボヘミアンガラスの最高峰、モーゼル社のもので、春の海のような優しい磨りガラスに金色の星が手彩色で描かれていて、とてもファンタスティック。19世紀チェコ製。本日3/8夜9時頃、オンラインショップで販売いたします。
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また『博物理科趣味を生活に』という観点から、「ガラスの宝石箱×蝶の標本」というスタイルを提案致します。昆虫標本と言うと少し無骨な感じになりがちですが、19世紀フランス製宝石箱や懐中時計ケースに入れるとまるで宝物のようです。小さな博物館を身近に置いてみてはいかがでしょう。
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第7回 博物蒐集家の応接間、今回のテーマは「博物様式・美の蒐集」。当店は、天文系のカラフルなガラススライドや透過式星図など、鮮やかで艶やかな博物系を中心に「光と色」という博物様式を展開して行きます。また今回は蝶の標本を数多く揃え、光と色を感じさせる展示にしたいと思っています。
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ドイツの福音書はいかがでしょう。深い栗色のベルベット、金の箔押し、金付けと豪華な作りです。見返し部分に、人の名前と年が記されています。これは亡くなった人の記録でしょうか。またページの間に四つ葉のクローバーが挟まれていました。誰がどんな気持ちで挟んだのでしょうね。1852年ベルリン製。
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クリスタルガラスの印章はいかがでしょう。宝石のようなカットのガラスには薔薇の花に囲まれたLとTのモノグラムが。光に当てるとキラキラ輝き、とても華やか。エッジも鋭く美しい封印が取れます。パリのお店のオリジナルの箱付き。20世紀前半フランス製。3/8オンラインショップで販売します。