恐らく、現代ってもう「自分にピッタリ合う適職を探す」「ライフワークとなる天職を見つける」とかいう時代じゃない気がします。年齢やライフステージによって、仕事に対する考え方も「やりたいこと」も大きく変わります。就活で優良企業に入ったらOKではなく、キャリアは探し続けるものだと思います。
ある人が言っていた「外資系は優秀な人材を育てるつもりはなく、優秀な人材を採用することだけに時間とお金を投資する」って本当にその通りだと思うし、管理職の私も、なぜ毎年新卒採用してるのか意味が分からなかった。最近やっと分かった。あれは上から「首切れ」指示が来た時の生贄として雇ってる。
毎日サービス残業したり、休日も働いたりすることで結果出す人も、そういう仕事の仕方をしちゃうと他のメンバーに引き継いだ時に業務水準の差が出てしまうから、チーム全体、会社全体にとっては長期的にマイナスなんですよね。前任が社畜だったからって、後任も同じように社畜になれるわけじゃないし。
「外資系は実力主義の厳しい世界だ」みたいなイメージ、ほんの一部の企業に限った話だと思う。給料が高いのは仕事がキツいからではなく、給料を高くしないとみんな他に行ってしまうからというだけだし、逆に言うと、日系企業の給料が低いのは、安月給でもみんな文句言わずに我慢して働いてくれるから。
会社の中で、次にやりたいことが無くなったとき、5年後に目指すべき目標が何も無いと気づいたときが、会社の「辞め時」だと思います。 特にやりたいことも目指す姿もないのに、いつまでも同じ会社で惰性で働いていても得るものがないし、ただ「仕事をこなしてるだけ」だとキャリアが死んでいくから。
「やりたいことを見つけないとダメ」みたいなの、呪いの言葉だと思いますね。ほとんどの人は、たまたま生まれて、まだ死んでないから生きてるだけだし、お金を稼がないといけないから働いてるだけでしょう。「やりたいこと」云々より、「毎日の生活が快適かどうか」「将来が明るいか」の方が大事です。
最近、「フルリモート希望なのでIT企業に転職を考えています」という人が一定数いますが、リモートのためにIT業界を目指すのは恐らく間違っています。リモートどころか客先常駐のエンジニアもたくさんいます。どちらかというと、業界問わず「フルリモート主体の会社」を企業単位で探した方が良いです。
日系大手メーカー等には、給料も安く、日々ハラスメントだらけの環境で働いているのに、「会社が好き」「仕事楽しい」「この会社はホワイト」と言う人が少なくない。なぜかというと「会社の外に出ることを一度も考えたことがないから」。外の世界を知らない人たちには、ホワイトもブラックも関係ない。
「本業で結果を出せない人は転職でも上手くいかない」「本業で評価されない人は副業に手を出しても無駄」は20年前の古い価値観です。企業Aと企業Bで求められる「優秀さ」は完全に別物だし、本業と異なる分野に副業で挑戦して成功している人は沢山います。「やっても無駄」は、やらない人の戯れ言です。
「20代の頃死ぬほど働いた経験が今のキャリアに生きている」とTwitterで美談のように語るオジサンと、「新卒1年目に仕事で追い詰められ病気休職してそのまま退職、転職先が見つからず絶望しています」と質問箱に投稿する若者って、表裏一体なんですよね。ほんの少しの差で両者逆転してたかもしれない。
日系企業だと、有給休暇や育児休暇などを取るとき、まず「仕事に支障をきたさないこと」が前提で、取れる範囲でしか休みは取れない。一方、外資系では、まず「休暇を取る」のが先で、業務の方を平気で犠牲にする。それでも日系より外資系の方が儲かってるから、これで何がいけないのか全く分からない。
ツイッター社員5分の1以下になっても、Twitterはあからさまに機能停止などはしてないし、それどころか新たな仕様変更とかする余力が見られるし、ツイ廃たちは今日も元気についったらんどで遊んでる。 たぶん、外資系も日系も含めて大企業ってこんなもので、社員の8割は日々あまり意味ない仕事してる。
「大企業病」ステージ1 あえて社員証をぶら下げてランチタイム 「大企業病」ステージ2 初対面の人にいきなり会社名を言う 「大企業病」ステージ3 友達同士の飲み会なのに名刺交換 「大企業病」ステージ4 会社のニュースリリースをひたすらRT 「大企業病」末期 スマホ待受画面が会社のブランドロゴ
ストレスチェックは「実施しました!」って言うためにやってるし、職場環境アンケートは人事部の「仕事してる感」を出すためにやってるし、働き方改革はまるで何かが「改革された」かのように演出するためにやってる。 「職場を良くしよう」という試みは、大抵、社員のためではなく会社のためのもの。
社員が会社を去っていくとき、本人から語られる「退職理由」のほとんどは本音ではないという事実を、管理職全員、もう少し認識した方が良い。
「合わない会社」に短期間で見切りを付けてもいいのは、次の会社を選べる側の人間だけです。 仕事を選べない人が目の前の職場から逃げ出すと、単純にキャリアが死にます。
ここで、定年退職まで消化試合の窓際ぶら下がり社員の姿と、そのオッサンの分まで必死で働く若手社員が徐々に限界に近づいている様子を見てみましょう。
大企業には部下なしの名ばかり管理職が沢山いて、「担当課長」とか「主幹」みたいな謎の名称で働いてるんだけど、あれの実態は、 ・管理職ならいくら働かせても残業代/休日出勤手当無しでOK ・労働組合から外れるので文句も言えない という感じで、管理職って「働かせ放題」定額サブスクなんだよな。
「私には何もできない..」と嘆く人には、オードリー・ヘップバーンの名言「不可能なことなど、この世にはありません。Impossible(不可能)という言葉自体が、I’m possible.(私にはできる)と言っているのですから」を100回贈ります。「私にはできる」と信じる心が、あらゆることを可能にするんです。
結論: 自称ワーママとか自称イクメンを養える余裕のあるホワイト大企業勤めじゃないと、子育て中の人もそうじゃない人も病む。 “自分はワーママだとかワーパパだとかいう人間に搾取される側だと自覚したのが臨界点だった” 育児中社員の仕事巻き取るの限界すぎて会社を辞めた anond.hatelabo.jp/20230416015338
「原則出社」「在宅勤務禁止」などに戻ってきたこのタイミングで外資系転職エージェントからの「フルリモートで働ける求人」プッシュがやたらと増えてきてるの、したたかで面白い。 毎日2時間の通勤時間が無くなるなら多少給料下がってもいいし仕事の内容変わってもいいって人は結構いそうな気がする。
・営業課長を突然左遷し、地方店舗の警備員に任命する ・転勤辞令を断るなら退職しろと詰め寄る ・社内結婚した夫婦を何度もバラバラに転勤させ、別居生活を強いる ・育児休暇中に辞令を出して引越しさせる これ全部日系大企業の実話なので、私は外資系より日系の方が働きやすいなんて全然思わない。
弊社、とても良い環境で中途採用社員の満足度は高いですが、たぶん、「新卒入社で入ってはいけない会社」です。 新卒ファーストキャリアでは、あまり良い会社に入ってはいけない|安斎 響市 @転職デビル @AnzaiKyo1 #note note.com/kyo_anzai/n/n2…
外資系転職に興味がある方は、こちらの記事を読んでみてください。新卒で外資系に入るのがなぜヤバいのかも、記事前半で詳しく書いています。 外資系企業への転職に、オススメの転職エージェント③選 | 安斎響市 tenshoku-devil.com/gaishi_agent/
これ採用観点では良いことだけど、結局、「年功序列で昇格しちゃった現役管理職」に対して「あなたジョブ型の要件満たしてないから降格ね。あ、あなたはクビね」ってやらないと改革にならない気がする。 電機大手、「ジョブ型」加速 一般社員に拡大、人材獲得激化(時事通信) news.yahoo.co.jp/articles/25cff…