差別に抗議する女性を言葉遣いが悪いと批判する私達男性。性的虐待を恐れずに電車に乗れない。性的暴行を恐れずに歩けない。セクハラを恐れずに働けない。こんな状況で誰が冷静にいられるのか。女性達は命の話をしている。構造的差別を訴えている。それでも私達は礼儀の話に終始し傍観するのだろうか。
他の国々がヒロシマやナガサキの惨劇を二度と繰り返さないためにもと核兵器禁止条約を広げてくれているのに、そこへの参加協力を当の日本が頑なに拒み続けるとはどういうことだ。核兵器の残酷さを一番よく知っておられる被爆者の同条約への参加要望を堂々と無視し続けるとはどういうつもりなんだ…。
何度も繰り返しますが、搾取する側が学校で一番教えて欲しくないのは、搾取構造は市民の意思で変えられるという単純な事実です…
もちろん投票することは民主主義に不可欠だが、富裕層や大企業がお金に物を言わせ選挙時だけでなく巨額の献金やロビー活動などを通じて絶えず政治家らに直接圧力をかけ社会のルールそのものを都合よく変えてしまうその圧倒的な影響力に対抗するには地道で活発な市民運動や労働者運動など(続)
憲法97条は11条と重複しているから削除してもいいんだよ、と安心し切っている人を見かけたら、「最高法規」の章に記載されているのはどちらか知っているか、という質問からまず始めてほしい…。
問題は、優に過半数を超えるような民意を反映しない政治をいつまで許すかです。今年がそれを変える最後のチャンスだと思います。日本がこれから、さらに権威主義国家に寄っていくのか、先進国として他国をリードしていくような国を目指すのか。今日本は国として運命の分かれ道に立っていると思います。
繰り返しますが、人を黙らせるために「権力」を使うのではなく、どうか声を上げられない人達が生きやすくなるよう「権力」を使ってほしい…。
現在、1日の新規コロナ感染者数が世界第17位にランクされている日本(Worldometer)。百万人あたりの検査数を見たら、やはり140位あたり(パンデミック中はずっとこれくらいの順位)。検査をこれだけ抑えて世界17位ですから、検査数を他の先進国並みにやったら、どれくらい感染者数が増えるんでしょうか…
これから若者がみるみる激減して危機を迎える世界最高齢化社会が失われた30年の終わりに改憲して戦争ってどういう流れだろう…。
逆に言えば、社会は理不尽なものだと人々に受け入れさせることで、放置され、守られてしまう人権の軽視、侵害があるんです。そもそも「理不尽」というような曖昧な表現を使って問題の本質を隠す必要はないんです。理不尽さの正体はしばしば露骨な人権侵害です。(続)
史上最高額の五輪開催を通して多額の税金が特定の企業に流れる一方で、大勢の市民が困窮する。子供達や学生さん達が飢える。本当に、何度も言いますが、お金の使い方の優先順位を根本から誤ってはいないでしょうか。まず市民が飢えないようにする方が先ではないですか。
さらに、お金は上に流れる(トリクルアップ)ものなんですと述べているんです。そしてお金は結局上に行くんだから、まずは貧しい人々に渡して下さい。そうしたら(少なくとも一回は)貧しい人たちの手元を通るでしょう、と言われたんですね。(続)
イギリス政府は 「営業ができなくなった飲食店や小売店に対し、給与の肩代わりといった従来の措置に加えて、日本円で最大126万円を支給」 「支給は一度かぎりですが、月額で最大42万円の補助や、従業員を雇い続ければ給与の80%を肩代わりするといった従来の支援は継続」 google.com/amp/s/www3.nhk…
富を分けようとか、後世に残そうとかいう意志は殆ど感じないが、ぎりぎりまで、限界まで搾り取ってやろうという執念と、どうせそこまで怒らないんだから、最後には必ず受け入れてくれるんだから、何やったって政権交代なんかほぼ起きないんだから、というおごりだけはひしひしと感じる…。
米スターバックスや米アマゾンの労働者が現在アメリカ国内で巻き起こしている怒涛の労働組合運動の波。このまま行くと、海外にも影響が広がる可能性は当然あるでしょうね…。
国会通さずになんでもかんでも閣議決定で決めてしまうのが「民主主義国家」のあるべき姿だと本気で思うか。
日本のコロナ検査数(100万人あたり)は現在世界145位です。オリンピック開催国がここまで検査を抑えていることは本当に不可解です… 141. フィリピン 142. フレンチポリネシア 143. ルワンダ 144. ボリビア 145. 日本 Worldometer
繰り返すが、お金持ちに国のお金を渡し続けたらさらに格差が広がりました、と結論づけるのに何十年もかかる世界に私達は生きている…。
小さい頃から声を上げないよう教育される。質問はできるが決められた答えは変わらない。異論を唱えれば和を乱すなと黙らせる。同調することが美徳と教えられる。批判することは攻撃だと本気で信じ込ませる。従順さで評価が決められる社会。そしてどんな不条理も黙って受け入れる大人になっていく…
そしてロイターも日本で起きた人種差別をテーマにしたナイキの動画への強い反発のニュースを伝えています。ワシントンポスト紙、BBCと海外の主要メディアが次々とこのニュースを取り上げています… google.com/amp/s/mobile.r…
繰り返しますが、「怒り」というのは必ずしも悪いものではありません。目の前で人権が侵されるのを目撃したり不正が起きるのを見た時、冷静に平和的に、しかしはっきり肯定的に声を上げなければいけない瞬間というのが人生にはありますね。こちらではライチャス・アンガー(義憤)と呼ぶ人もいます。(続)
決して同理論を勧めていたわけではなかったんですね。いくらお金を富裕層に渡したところで、水ではないんですから、下には滴りませんよ、トリクルダウン(“滴り落ちる”)しませんよ、という文脈で使っていたんですね、実際は。(続)
日本人は何があっても黙って耐えるところが凄いというような意見をいまだに見かけますが、ちゃんと自分のことは守ってほしいと強く思いますね。子供たちにもちゃんと怒らないといけないときには平和的にしかし肯定的に怒れるようになってほしいと思いますね(続)。
何度も繰り返すようですが、搾取する側というのは、全力で現状を維持しようとします。誰かが搾取を指摘しようものなら、見下しているのかと逆上し、搾取される側を盾にすることさえためらいません…
何度も繰り返すようですが、日々流れてくるニュースを見ながら、これは絶対におかしいと思える子供達の感性を、大人になるまで消させないことが、この社会の未来にとって、とても大切になっていくと私は思う…